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なくなる選択肢:グリーズマン⇔サウールの交換が破談となり

アトレティコの要求との差異を埋めることが出来ずに交渉終了
グリジはワンダ復帰以外の移籍先を望んでおらず、さあどうするか

FCバルセロナがレオ・メッシならびに新加入選手たちの新規登録をするために、壁となっているのがラ・リーガのファイナンシャル・フェアプレーです。これをクリアするべく、上限突破した給与総額を減らそうと懸命に努力しているのですが・・・ そのカギとなっているグリーズマンのドナドナがどうも頓挫の気配。サウールとのトレード交渉は破談となり、グリジが唯一望む移籍先への道が閉ざされたのです。さあこれからどうする。

給与支払いを巡ってアトレティコと合意せず

バルサが選手(特にメッシ)を新規登録するために、絶対必要なのが給与総額の大幅削減です。
これを進めるうえで、その重要な一歩になると期待されたアントワン・グリースマンサウール・ニゲス(もしくは他の選手。ジョアン・フェリックスとか)の交換トレード話。これが昨日19日をもって却下されました。アトレティコ・デ・マドリーともサウール側とも条件で一致せず、これ以上話しても進展はないと交渉が中止されたのです。

まず、アトレティコと一致しなかったのはグリーズマンの給与支払いに関してです。
アトレティコとしては“エル・プリンシピト”(小さな王子様)を引き取ることにはやぶさかではないけれど、その条件は(ルイス・スアレスの時にそうだったように)選手給与の一部をバルサが支払うことでした。給与削減が必須のバルサとしては、これは呑めない。
またバルセロナとしては、グリジサウールでは市場価格が釣り合わないので2,000万ユーロの追加支払い、もしくは他の選手も付けることを希望したようですが、これでも意見が一致しなかったようです。

アトレティコとしてはグリジの出戻りは別にそう一生懸命になるオペレーションでもなく、バルサが相当に譲らなければ乗る必要もない。バルセロナにとってトレード話は魅力的でしたが、次の方策を探すべきであると交渉終了を決めました。

元々アトレティコもグリーズマンの高給に苦労していましたから、今さら敢えて再び背負おうとはしませんよね。ルイス・スアレスの移籍条件が美味しすぎたのです。でもね、、、

サウールは減給を望まない

サウール・ニゲス側とは、給料条件で折り合いが付きませんでした。
そもそも論としてサウールはアトレティコ退団が確実というだけで、バルサが探しているタイプの中盤選手ではないってのもあり、ムリして獲得する考えはバルサにはない(フェリックスとの交換をバルサは求めていた)。提示したお給料はアトレティコで受け取る額よりも少なく、納得は得られなかったわけです。

クーマンチームではフレンキーペドリの控えになるであろう点も、サウールを乗り気にさせない要素だったでしょう。羽振りの良いプレミアリーグで、もっと主役となって輝けそうなチームのオファーがあるなら、そちらを優先しますよね。
仮に実現したとしても、不幸になりそうな匂いが強いオペレーションなので、流れたのは正解だったと思います。

なんであれ結果として、アントワン・グリースマンの給与を一切負担せず、サウール(あるいは他の選手)も減給の上で獲得するというバルサの目論見は、合意を得られることなく頓挫となった。マテウ・アレマニーたちは急ぎでまた別の方式を探して出していくことになります。

グリジのワンダ・メトロポリターノ復帰交渉が復活するとすれば、バルサがいよいよ本当に切羽詰まった状況に追い込まれた場合と想像できる。かなりアトレティコに有利な条件になるだろう。彼らはその時を待っていれば良いし、そうならなくても問題ない)

これからどうなるか

グリーズマンはバケーションを終え、今日20日からクーマンチームでプレシーズンのトレーニングを開始します。クマさんに実力や姿勢を高く評価されているグリーズマン。不確定な将来ながら、モチベーションも高いでしょう。
けれども、バルサにとって何よりも重要なのはレオ・メッシと再び契約を結ぶこと。そのためにフランス人クラックの放出が不可避なら、是が非でもどうにかしようとします。ここがポイントです。

アトレティコの事情には詳しくないですが、スカッド計画にしばし時間的な猶予があるなら、待っていれば良いのです。するとグリーズマンの移籍先探しで行き詰まったバルサが、再び声をかけてくるかもしれない。求める条件もだいぶ下がっているでしょう。シメオネが求める選手をゲットです。

エンリケ・セレーソ(アトレティコ会長)「フットボール界では、全てが可能だ。この交渉の結果がどうなるか、誰にも分からない」[Deportes Cuatro]

グリーズマンも同様です。もしバルサから出るのであればその行き先はアトレティコ・デ・マドリーに限ると覚悟を決めているなら(退団の仕方でファンの批判を浴びた)、プレミアリーグ移籍を受け入れる必要はない。バルセロナの事情を汲んでの減給を受け入れる義務もありません。
クーマングリジが残るのであれば起用すると明言していますし、コルチョネロ方面ではシメオネが彼の帰還を熱望している。様子を見ていれば、良いように転びそうじゃないですか。

今さら嘆いても仕方ないですが、最初から結ぶべきではなかった契約をしてしまった、その結果がこれですからね、、交渉過程において、不吉な匂いのしたオペレーションは実行すべきではないとの戒めにしたい。グリーズマンケース2021、バルサには相当に厳しいです。

グリースマンのバルサ移籍 “解禁日”
さて今日から7月となり、欧州フットボールでは新年度の始まりです。バルサ関連での一番のニュースは、なんといっても、アントワン・グリースマンの契約解除金が今日から1億2,000万ユーロへと減額されること。順当に事が運べば、バルサは近々彼の入団を発表すると見られています。

 

コメント

  1. silver より:

     アトレティコとその選手、そしてバルサ側も魅力が無くなれば必然的に消滅する交渉でした。

     バルサはMessiだけではなく他の獲得選手の登録もしなければいけないのですが、果たしてこのグズグスの対応で間に合うのでしょうかね?
     ラポルタは大丈夫だと言いますが、私にはそうは思えませんね。

     Griezmannの獲得が間違いだったかどうかは判断できませんし、積もり積もった負債を現運営のせいにすることはできません。
    それでも選手を獲得しておいて登録できませんでした。なんてことがあれば、それは現運営の責任ですし、世界中から批判と失望の声を向けられることは避けられないでしょう。

  2. トム より:

    まあ年俸削減が主任務なので、グリーズマンを売ってもそれほど削減できないという事なら、オペレーションは進まないですね。
    仕方ない話です。
    それでも給料が高すぎるグリは、無理にでも手放さなきゃならないと思いますがね。

    グリーズマンの移籍は、本当に制約が多いです。
    余裕のある金持ちクラブで高給を問題なく支払えて、ツートップかトップ下含むフォメを基本戦術にできて、CLも含めた優勝候補であり、さらに競合する選手がそれなりに少ないチーム、でないと厳しいでしょう。
    ざっと見回しても、そういうチームは見当たりません。
    回り回って、結局アトレティコにお願いする事になりそうなので、贅沢言わずに早めに決めてしまった方が良いと思います。

    例えアトレティコが強くなりすぎて、今季の優勝が厳しくなっても、今はそれどころじゃないかと。

  3. Fy より:

    グリーズマンは先日の騒動でイメージダウンしてるから尚更難しいでしょうな。

    高給なだけでもきついのに、若いわけでもなく、最近騒動を起こしたとなればバルサ側が大幅に譲歩しないと放出はまず無理。

    新会長さんはどうするのやら。