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【マッチレポート】ラ・リーガ第16節 バルサ 0-1 ベティス

しけった火薬、ゴールが遠い。

バイエルン戦を考慮した戦力温存は結果的に失敗。
後半はデンベレ登場後に改善するも、ベティスの速攻に沈む。

チャビ時代の初黒星。チャンピオンズでの大一番@ミュンヘンを前に勝って勢いを付けたいところではあったが、今回もまた攻撃に迫力と決定力を欠きゴールネットを揺らせなかった。前半はチームが機能しない時間帯も多く、課題の多さが改めて示された試合。後半はデンベレ登場後に好機を作るも、ファンミの一撃に沈み0-1で敗北している。

試合 覚え書き (雑)



 

トピックス




LaLiga | Jornada 16
4 de Diciembre 2021 – sabado 16:15 h
Camp Nou
:66,529
FC Barcelona Real Betis
0 1
Goles
  Juanmi (79)
Titular
Ter Stegen【5】 Rui Silva
Dest【4】 Bellerín
Araujo【7】 Bartra
Lenglet【5】 Víctor Ruiz
Jordi Alba【5】 Alex Moreno
Busquets (c)【6】 Guardado
Nico【5】 Guido Rodríguez
Gavi【5】 Ruibal
Abde【6】 Canales
Coutinho【4】 Juanmi
Memphis【4】 Willian José
Cambios
Riqui Puig【5】
Gavi (36)
Tello
Ruibal (63)
Dembélé【7】
Coutinho (59)
William
Willian José (71)
Frenkie【4】
Nico (59)
Borja Iglesias
Juanmi (81)
Piqué【5】
Abde (82)
 
Luuk【5】
Lenglet (82)
 
Entrenadores
Xavi Hernández【】 Manuel Pellegrini
Arbitro
González Fuertes (asturiano)
Tarjetas
  Willian José (12)
Nico (42)  
  Rodriguez (73)
名前の次の数字はSPORT評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total   Total 2a 1a
0 0 0

Goles

1 1 0
2 10 12 (3)

Tiros a puerta

8 (2) 3 5
1 3 4

Ocasiones de Gol

1 1 0
1 5 6

Corners

1 0 1
2 1 3

Fueras de juegos

3 1 2
    614

pases

362    
59.0% 66.9% 62.9% Posesion del Balon 37.1% 33.1% 41.0%
    138 perdidas de balon 128    
    63 recuperaciones de balon 56    
12 5 17

Faltas

12 6 6
1 0 1

Tarjetas Amarillas

2 1 1
0 0 0

Tarjetas Rojas

0 0 0
Formación

アンス、ブライスウェイト、ぺドリ、セルジ・ロベルトが負傷中。アグエロは療養中。
ネト、ピケ、リキ・プッチ、デンベレ、デミル、ルーク、フレンキー、ミンゲサ、ウンティティ、エリク、イニャキ・ペーニャ、バルデ、アルナウ・テナスがベンチスタート。

4日後に控えるバイエルン戦を意識し、複数箇所でローテーション。ピケ、エリク、フレンキーが温存された。デンベレも先発が予想されたが控え発進。
右ラテラルにデストが復帰した。その前の右エストレーモはアブデ。左サイドはジョルディ・アルバの上りが主な突破手段となった。インテリオールたちの侵入などによる縦への崩しは少なかった。
36分にアクシデントによってガビがピッチを去り、リキ・プッチに出番。

戦術的交代の1人目(&2人目)は59分、コウチーニョとニコに代えてのデンベレとフレンキー(アブデが左へ)。右サイドからベティスを揺さぶれるようになる。
4人目と5人目は0-1とされて追い込まれた82分、ピケとルークを入れることでパワープレーを狙った。アブデとラングレが交代。

Titular Final
 

2021年12月05日(日)、ベティス戦翌日のバルセロナスポーツ紙です。

MD「急ブレーキ」

  • 「急ブレーキ」
  • → チャビ時代の初黒星がラ・リーガにおけるバルサの昇段を遮る
  • → 青えんじチームはゴールを見つけられず、バイエルンとの決定的一戦を前に改善が求められる
  • カンプノウがアレクシアとぺドリに脱帽
  • ボールを頭部に受けて脳震とうを起こしたガビは用心のために病院へ

SPORT「決勝前の打撃」

  • 決勝前の打撃
  • ノーゴールの敗北
    → チームの決定力不足がまざまざと出た敗北後、ラ・リーガで失速のバルサ
  • 奇跡のために
    → チャビはバイエルン戦を考えてローテーションを行い、ブロックはデンベレがピッチに出た時のみ機能した
  • ぺドリとアレクシア、カンプノウの大きな喜び

コメント

  1. イザナギの目 より:

    今日は勝って欲しかった。デンベレは存在感、打開力ありますね。ガビは異常無しの退院で良かったです。まあ、アトレティコが大こけしたからバルセロナは救われましたアトレティコありがとう。今季はCL圏内で終わりたいなんせアデイェミの件もありますし。カンテラから怪物ラミンヤマルにさらに若い天才クリストバルムニョス。バルサは宝の宝庫なんだからがんばろう。

  2. トム より:

    カンプノウでの痛い敗戦でした。
    決定力不足という現実がどこまでもバルサを苦しめますが、何とか乗り越えるしかありませんね。

    主力組温存とはいっても、右デストが復活し、アラウホの相方にCB4番手のラングレを選んで、フレンキーを休ませ、コウチーニョを使った以外は、ほぼ普通の並びです。
    ケガ頻発デンベレは慎重に休ませるのはしばらく続くのか、バイエルン戦で解禁するかですが、この調子だとバイエルン戦はスタメンになりそうですね。

    ガビニコは相変わらずの頑張りを見せてくれましたが、デストとコウチーニョが良くなかったと思いました。
    デストは久々の右SBだからでしょうか、守備面の判断が悪く、失点シーンでも一番危険な男をフリーにしてしまいました。
    コウチーニョはいくつか仕掛けも見せていましたが、球離れも悪く、連携での崩しも遠く、なんと言っても今の攻撃の中心であるメンフィスとまるで息が合いません。
    アブデは頑張ってはいますが、やはりプレーの成功率が低く、サイドから効果的な攻撃を見せるには至っていません。
    メンフィスが左に入っても、中央がルークでは連携は厳しく、やはり今のバルサは崩しの駒が足りておらず、決定力に結びつかないです。

    しかしプレスを掻い潜る為のテアからの展開で、デパイへのポストプレーにウィングが絡もうと動くなど、今後に繋がるプレーもいくつか見せていました。
    とにかく今はチャビズムをチームに浸透させ、現メンバーでも攻撃の道を作れるよう、チームをアップデートしていく事です。
    結果は後から付いてくると信じて、めげずにチャレンジ、切り替え、プレス、そして再攻撃を繰り返しましょう。
    クーマン時代のまるで先が見えなかった攻撃とは、全く違っているのですから。

  3. ロベルト より:

    いつも楽しく拝見しています。

    ベティス戦に限ったことではないですが、
    ここ1~2年の中で「逆サイドの選手が裏を取る」動きが失われたなぁと感じてます。

    特にペップ時代で無双し、その後も
    メッシとアルバのホットラインがそうであったように、

    サイドから中央にボールが横移動したとき(パスでもドリでも)や、
    ボックス付近からMFに「戻りパス」が入ったときに、

    連動して逆サイドの選手(特にサイドバック)が裏を取る約束ごとがありましたよね。全盛時はアルバとアウベスが裏取りまくってましたし。ペドロとか。

    今はボール保持していない選手がみーんなボールウォッチャーで足が止まってますね。
    ボール保持者が次になにをするか?を見てから考えて動き出してます。
    これはチーム内に約束ごとや方針がないことが見えます。

    これでは相手DFは楽チンなんですよねぇ。

    昨日はデンベレ投入後に1~2回アルバへの裏パスが見られましたが、
    コウチ、デストあたりがここを意識してくれると、ブスケツからの素敵な
    裏へのパスがもっと出てくるかと思いますねー。

    シャビ監督にはそのあたり期待したいです。
    長々とすいません。

  4. 雑感 より:

    やっぱりコウチーニョは限界。適正ポジションもなく(ウィングに適正ないのにとったこと自体が疑問)、答えは一つでしょう
    メンフィスは技術はあるんだろうけど、プレーセレクトが合わないのか、とられてほしくないときに仕掛け、仕掛けて欲しいときにながれをとめる選択をする印象。今のメンバーならとりあえずポストでキープしてもらって、動き直すようにするとフィットしてくると思うけど
    リキのムダっぽい動きも、なんかバルサっぽくてだんだんとリズム出てきそうで、もう少し試して欲しい

  5. ナンバー19 より:

    カンテラが宝の宝庫なのは間違いないと思うんですが、ビッグクラブであるためにはやはり金が大事だなと思う今日この頃。
    チャビ、イニエスタ、メッシにしても、常に模範となるスターが近くにいました。原石が輝きを放つには憧れの存在や勝者のメンタリティなどが必要なのかなと思いました。

    逆サイドの動きの話ですが、個人的にはジュリが印象的です。彼はロナウジーニョやマルケスがボールを持った時に、常にスペースを狙ってました。今は足元で受けたがる選手が多くて、ロングボールが効果的じゃないですよね。

    とくに締めがなくて申し訳ないですが以上です