- ■レバンテをマニータ(5-0)で下し、この公式戦11連勝中の1試合平均得点が3.82となっているバルサ攻撃陣に地元メディアはご満悦。様々なデータを出し、幸福感を楽しんでいる。不調のCR7を引き合いに出すことも当然忘れない。
- ■メッシ、ネイマール、スアレスのトリデンテが揃って得点を決めたのは、PSG戦(3-1)、エルチェ戦(5-0)、アトレティコ戦(3-1)、アスレティック戦(2-5)に続いてすでに5度目。 [FCB]
- ■メッシとネイマールはここまで計43ゴールをあげており、それに並ぶコンビは欧州に存在しない。近い数字を残しているのはクリスティアノ(28)とベンゼマ(12)の白組コンビ(計40)くらい。プレミアではジエゴ・コスタ(17)とアザール(9)のチェルシー(計26)が最高。バイエルンはロッベンとゲッツェで計23ゴール。そもそもチームで43得点以上取っているところが少ない。 [SPORT]
- ■ネイマールはチームに勢いをつけるスペシャリストで、今季すでに11回もチームの初得点を決めている。うち8回は相手に先制を許したあとの同点弾。異次元メッシも同じく11回、チームの最初のゴールを決めている。
- ■ルイス・スアレスは途中出場からの初得点。
- ■バルサが2015年に決めた26ゴールのうち、17はレオ・メッシ(11)とネイマール(6)によるもので、チーム得点の65%にあたる。メッシはさらに7つのアシストも決めていて、キレッキレ状態。 [SPORT]
- テレフォニカと合意
- ■FCバルセロナの理事会が月曜、2015/16シーズンの放映権売却でテレフォニカ社と合意したことを発表。2008/09シーズンからはメディアプロがバルサ戦の放映権を手にしていた。
- ■2016/17シーズンからリーガ(プリメーラ&セグンダ)放映権は一括管理されるので、2015/16は個別契約の最終年。テレフォニカはバルサとの合意を基にし、リーガ放映権バトルに食い込みたい様子。
- ■バルサはこの合意を「戦略的なもの」であり、「長期にわたる交渉の成果」だと説明。バルサTV制作もまたテレフォニカ社が請け負うことになる模様。同社が3シーズン、中南米の地域パートナーにもなることも承認された。カタルーニャの企業メディアプロを切ってのこの合意は、南米でのビジネス強化を狙ったものか。
- ■この月曜の理事会では、東京とコペンハーゲンに新たなバルサスクールを開校することも承認されている。またフットボル部以外のプロセクションでは今季末までFCバルセロナ財団のロゴがユニフォームの胸に付き、バスケットボール部は国王杯でScholas Occurrentes(ローマ教皇庁が進める教育事業)のロゴを付ける。
- ■カタール方面はメディアプロとの契約を続行することを望んでいて、相当なプレッシャーを最後までかけていたとMD紙。メディアプロ社長ジャウマ・ロウレス氏はビジネス上カタールと密接な関わりがあるためと。
- ■メディアプロ社長ジャウマ・ロウレス氏 「バルサの行いはメディアプロに対し不誠実なものだった。失望したか、それとも裏切られたか?その二つが混ざったようなものだ」「私たちはバルサに忠実だった。金銭面でも国際展開でも私たちのオファーのほうが上回っていたんだ」「もし会長選挙がなければ、おそらく結果は違っていただろう」 [8TV]
- ペドロ300試合
- ■FCバルセロナでの公式戦300試合出場を達成したペドロ・ロドリゲスが、レバンテ戦(5-0)終了後にバルサTVの番組に出演。「最高の試合だったし、良い勝利をものにできた」「僕も得点できただろうけど、全体としてはチームの仕事に満足してる。スタンドも楽しんでいたしね」「誰だってもっと試合に出たいものだよ。僕は屈しない。グラウンドで命を賭けるよ」
- ■ペドロ・ロドリゲスは2007/08シーズンのムルシア戦でトップデビュー(87分にエトーと交代で出場)。本格的にトップチームに定着したのは2009/10シーズンで、2009年には同じ年に6つのコンペティションで得点した史上初の選手となっている。
- その他バルサ関連
- ■チームトレーニングは休日。
- ■スーパーボウル2015のハーフタイムショーで全米を湧かせたケイティ・ペリーが世界ツアーを開始し、16日はバルセロナのパラウ・サンジョルディで熱唱。ネイマールもまた友人たちや父、ダニ・アルベスと参戦し、コンサート中の様子をSNSに投稿した。さすがに良席で観ている。あちらはライブ中に動画や写真を撮影し放題なのがすごい。
- ■ネイマールとダニ・アルベスはまた、レバンテ戦を終えた日曜夜にシッチェスのカーニバルに参戦していた模様。父親やTOISSの仲間たち、アルバロ・コスタ(ペペ・コスタの息子)も一緒に、仮面をかぶって仮装を満喫。
- ■バルサのスカウトが先週末、FCポルト対ビトリア・ギマラエスを観戦。右ラテラルのダニーロをチェックした。バルサのスカウトがポルトのスタジアムを訪れるのは珍しいので、軽い驚きを呼んでいたとSPORT紙。
- ■トーマス・ベルマーレンはすでにトレーナーとともにバルセロナ郊外のランニングコースで走り始めている。監督が望むのであれば、シーズン終盤には起用可能となる見込み。 [MD]