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【バルサ選手紹介】アンス・ファティ

数々の最年少記録を塗り替えるカンテラーノ期待の星
アンス・ファティの経歴や特徴などです。

10 ANSU FATI
フルネーム Anssumane Fati Vieira
(アンスマネ・ファティ・ビエイラ)
ポジション デランテロ
国籍 スペイン
生年月日 2002年10月31日
出生地 ビサウ(ギニアビサウ)
身長 178cm
体重 66kg
バルサ入団 2012年(トップ昇格は2020年9月)
トップデビュー 2019年8月25日 バルサ対ベティス(ラ・リーガ第2節、5-2)
前所属クラブ エレーラ 2009-10
セビージャ 2010-12
バルサB 2012-20
契約終了日 2027年6月30日
移籍金
推定年俸 手取 600万ユーロ
契約解除金 10億ユーロ

経歴

ギニアビサウの首都ビサウで生まれたアンスマネ・ファティ(2002年10月31日生)が家族とともにスペイン(アンダルシア州エレーラ)へと移住したのは2008年のことだった。
地元のクラブ、エレーラでフットボールを始めた後、長兄ブライマがセビージャFCに入団したことがきっかけとなり、7歳で同クラブへと移籍。そして10歳となる2012年に(マドリーの誘いを断って)バルセロナ・アレビンAに加入している。以後は順調にカテゴリーをステップアップ。久保建英は同世代となる。

フベニールBに上がる頃から、アンスの名前はクレ界隈で広がり始まる。
2019年7月、最初のプロ契約でサインをすると、ほとんどフベニールAを経ることなく(さらにバルサBをも飛び級して)8月25日のベティス戦でトップデビュー。16歳と298日でのデビューは、1941年のビセンス・マルティネス(18歳)に次ぐクラブ史上2番目の若さだった。

アンス・ファティはそこから、破竹の勢いで数々の最年少記録を塗り替えていく。
2019年8月31日(対オサスナ)、クラブ最年少リーガ得点(リーガ歴代3位)。
2019年9月14日(対バレンシア)、ラ・リーガ最年少 同一ゲームでの得点&アシスト。クラブ最年少リーガ先発出場。史上最年少カンプノウ得点。
2019年9月14日(対ドルトムント)、クラブ最年少チャンピオンズ出場(大会歴代3位)。
2019年12月10日(対インテル)、チャンピオンズ最年少得点。
2020年2月2日(対レバンテ)、ラ・リーガ最年少 一試合二得点。

17歳の若さゆえ、その後は一時的にトップフォームの維持に苦労し、パフォーマンスを落とすものの、コロナウイルスによる競技中断が明けて以降はリキ・プッチとともにチームを活気づけ、バルセロニスタの希望となった。

正式にトップチーム選手(背番号22)となった2020/21シーズンは、実績あるスター選手との競争の中で重要な選手となるべく戦っていく・・・ はずだったのだが11月に負ったヒザの負傷が長引きその後は出場ならず。

2021/22シーズンは退団したレオ・メッシの背番号10を継承。復活が待ち望まれたのだが、再び負傷。後半となってようやく復帰を果たした。
2022/23シーズンは、まずは万全のフォームとなること!レバンドフスキと織りなす攻撃が楽しみだ。

スペイン代表

出生地であるギニアビサウでの代表歴はない。
スペイン代表としてはバルサでの衝撃的なデビュー後、政府が異例の速さで国籍を与える狂想曲もあった(2019年9月20日、スペイン国籍取得)。2019年10月、U-21代表デビュー。
フル代表デビューは2020年8月20日、UEFAネイションズリーグのドイツ戦。続く9月6日のウクライナ戦ではゴールを決め、スペイン代表の歴代最年少得点者となっている(大会最年少先発記録も樹立)。

プレーの特徴

左エストレーモを得意とする。若手のサイドアタッカーらしく瞬発力あるプレーが持ち味だが、フットボール理解力が高く、ポジショニングや戦術的な動きも質が高い。ペナルティエリア内に正確に切れ込んでいけるボールコントロール精度。シュートも上手く、良い判断で良いコースへと沈められる。引き出しが豊富。
先制点が多いのも特徴。

雑情報

・父ボリさんは元フットボール選手。2人の兄もまたフットボーラー。

  • ※2019年12月、契約条件の引き上げ。
  • ※2020年9月、トップチーム契約を結び契約解除金は4億ユーロに。
  • ※2021年10月20日、バルサとの契約を2027年6月まで更新。解除金は10億ユーロに。

【獲得タイトル】

  • バルサ
  • 国王杯(2020/21)
  • スペイン代表
  •  
  • 個人賞
  •