スポンサーリンク

アサード(焼肉)で団結!

 

今こそグループの力を増すべき時、とみた監督。

アルゼンチンにアサードという名物料理があるそうです。主に牧畜に従事していたガウチョたちの文化が都市部へと伝わった焼肉料理らしく、お肉(ブロック)を炭火で焼き塩味でいただくのですが、ポイントは友人や親戚を自宅に招いて行う親睦会としての役割を担っていること。アルゼンチン人であるヘラルド・マルティーノにとっては当然、超ポピュラーなイベントでして、セルティック戦とビジャレアル戦の控えた今週をばっちり乗り切るべく、ミスターの主導によって“アサードを楽しむ会”が催されることになったそうであります。

 

“アサドール”・タタ・マルティーノ

FCバルセロナには今週、カンプノウでの2つの試合が控えています。チャンピオンズ・グループHでの首位確保の懸かったセルティック戦と、アトレチコ・マドリーにポイントで並ばれたリーガで首位の座をキープするためには必勝の難敵ビジャレアル戦です。気分良くクリスマスを迎えるためには、この2つは確実にモノにしておかなければいけないバルサ。そこでエル・タタさんの直感が働いたのでしょう。“今こそアサードをして団結を深める時だ!”。これまでは団結の昼食会といえば近所のレストランでしたが、シウター・エスポルティーバでのアサードってのも個性的で好いです。

アルゼンチンでは、どうやらそれなりの家にはアサード用のグリルコーナー(石組で焼き網が設置されている本格的なもの)があるらしく、マルティーノ監督の自宅にもそれがあります。彼がニューウェルズでリーグタイトルを獲得した翌日、自宅でアサードをしている写真を娘さんがツイッターでアップした、なんてこともあったみたいです。アサードは男性が焼きを担当するそうで、タタさんも奉行としてせっせとお肉を焼いていたのでしょう。

ちなみにSPORT紙によりますと、タタさんはアサードの愛好家で、現役時代から盛んに会を主催していたのだとか。とはいえ肉の焼き方はあまり上手ではないらしく、せっせとお肉に立ち向かいながらも、その結果は芳しいものではなかったみたいです。

残念ながら(?)今回は、そのマルティーノの腕前が披露されることはありません。ミスターは食べ盛りの若者たち20数名+スタッフとともに、食べ役+喋り役に徹することになります。アサードによる団結パワーで、チームがこの年末をばっちり乗り切れますよう!バモス!

 

コメント