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クラウディオ・ブラボと合意か

選手とは合意、クラブ間の交渉も近々完了と見られる。

マルクアンドレ・テル・ステーゲン、ジョルディ・マシップと共に競い合いながらバルサのゴールを守っていくもう一人のポルテーロが、どうやらほぼ決まったようです。選ばれたのはレアル・ソシエダの守護神クラウディオ・ブラボ。メディア情報によればバルサと選手間ではすでに合意が成立しており、残されたクラブ同士の交渉も近日中に終了する見込みとされます。ブラボとラ・レアルには2017年までの契約があり、その解除のためには3,000万ユーロが必要と設定されていますが、彼にとってのビッグチャンスが到来した際にはクラブが協力するとの約束もあるらしく。“お手頃価格”での移籍となるみたいです。

ラ・レアルはブラボに協力的

クラウディオ・ブラボは2006年夏にレアル・ソシエダに入団。その後、チームがセグンダに降格となった3年間(2007-10)もラ・レアルのために全力を尽くし、プロフェッショナルの手本としてチームに貢献してきました。そのポルテーロに31歳にしてキャリアをステップアップする又とないチャンスが訪れた今、クラブはそれを阻止することはしない。レアル・ソシエダ会長ホキン・アペリバイさんとクラウディオ・ブラボの間には、ある紳士協定のようなものがあり、会長はそれを今果たす考えなのだそうです(SPORT紙)。

ブラボとしても、例えばビクトル・バルデスの控えとしてのオファーであれば、ラ・レアルでの正守護神を優先したかもしれません。しかしルイス・エンリケはポルテーロたちがまずは競争することを望んでいて、テル・ステーゲンのレギュラーの座を約束してはいない。それがブラボをやる気にさせた大きな要因だ、とDIARIO VASCO紙は報じています。

クラウディオ・ブラボは自らのフェイスブックページにて、「夢に向かって前進し、努力をしていれば、思いもよらぬ成功に出会うものだ」とのコメントをアップ。この時点でそういう書き込みがあれば、それはバルサ入団を示唆するものだとみなされるのが自然な流れです。

1,200万ユーロ以下での獲得を目指す

肝心なバルサとレアル・ソシエダとの交渉ですが、ここまでは大きな問題なく進んでいるようです。一番の交渉ポイントである移籍金は、テル・ステーゲンのそれである1,200万ユーロが一つの基準となってきます。ラ・レアルとしては、“うちのクラウディオのリーガでの実績を考えれば、それと同額が適当”、というところでしょうが、同時に彼らには値切りに応じるべきであろうとの判断もあるらしく。SPORT紙によると700万ユーロ+出来高での決着もありえるそうです。ちなみにコロコロ(チリ)からブラボを獲得した際、レアル・ソシエダが払った移籍金は120万ユーロでした。

 

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