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セスク「微笑んでピッチに出て、全てを出してる」

 

調子はうなぎ上りだとセントロカンピスタ。

9月20日のチーム会見当番はセスク・ファブレガスでありました。FIFAウィークによるパロン(リーガ中断)の頃から、各方面の取材やらにやたらと引っ張りだこのセスキーなので、もうそろそろネタもないだろうと思えばそうでもないわけで。随時新たなる話題は現れるものですし、好調そのものだという彼の元気を分けてもらうつもりで、ちょいとコメントなど紹介してみましょう。

 

ゴールはそのうち決まる

今のセスクさんの場合、どこの取材へ行ってもまず訊ねられるのは”調子はいかが?”です。「僕は自分のことをチームの一選手やと思っているし、このチームで重要な存在やと感じてきたよ。個人的な出来にも、チームとしての状況にも満足してる。状態は日毎に良くなっていってるね。僕はシーズン最初からハイレベルにやってきた。これからもずっとそうあることを期待してるんや。2試合連続でフル出場したのはもうずいぶん久しぶりのこと。これからが楽しみであり、フィジカルはもっと良くなっていくやろう。そしてチームがしっかりと機能していること、それが大事なんや」

わたくし気付きませんでしたが、セスクは先週、バルセロナのスポーツ紙(SPORT?)に小さな議論を呼ぶ発言が載っていたそうです。「僕に対するキャンペーンがあった、やなんて言ってないよ。それは誤解や。僕はバルサが大きな影響力のあるクラブで、多くの人たちが意見を言うところだというのも知ってるけど、それに絡んで行ったりはしない。人生においては、味方であったりそうでなかったり、いろんな人たちがいるよ。バルサはビッグクラブで、誰もがそれぞれに意見を持っている。僕はいつも微笑みながらピッチへと出て、持てる力をすべて出してるよ」

囁かれるゴール日照りについては、セスクは特に気にした様子はありません。「それは僕にとって初めてでも、二度目でも、三度目でもないよ。去年は欲してもないのに全部のシュートが決まって、今年は狙っているのに入らへんのや。でもまあそういうものやと思う。チャンスが作れてなければ心配してたとおもうけど、そうやないからね。フットボルにおいてゴールはとても重要なこととはいえ、グラウンドの中での僕には、監督に求められたもっと大事な仕事があるからね。今は決まらなくても、またそのうちすぐに決まっていくやろう」

では自身のポジションについては、4番さんはどう考えているのでしょうか。「自分のポジションは前線というよりは中盤やと思う。でもこれは監督が決めることやからね。バルサの攻撃陣は、世界最高の選手によって占められている」

 

クラシコでリーガは決まらない

現在のバルセロニズモにおける、最もホットなテーマがセントラルクライシス問題です。ヘタフェ戦で左ヒザの靭帯を伸ばしてしまったカピタンに続いて、スパルタク戦ではジェラール・”近々パパ”・ピケが足首をぐにゃり。クラシコも迫っているのに、本職のベテランセントラルがいなくなってしまいました。セスクは言います。「ふたりはこのチームの中心的な選手やから、彼らの不在はでっかいけれど、チームはこのピンチにちゃんと対処していくよ。燃えてる若い衆だっているんやからね。愚痴ったりはしない。僕らは競争力のある分厚いチームなんや」

そしてまた、マドリーへの8ポイント差も欠かせぬ話題です。「8ポイント差は僕らができるだけ長くキープしていくべき程よいリードやけれど、それは簡単ではないやろうね。トリプレッテを決めた年(2008/09)、バルサはマドリーに一時は12ポイント差をつけたけれど、ベルナベウへと勝ちに行く必要があったわけやし。次のパロンまで、このアドバンテージを保つように頑張っていくよ。僕らは今、とても良いレベルにある。近々マドリーがやってくるけど、僕らは自分たちのプレーを信じているんや。(10月7日に)マドリーに勝ったら?それでリーガが決まることはないさ」

最後に、カンプノウで聞こえていたという、”In, Inde, Independencia”(だったか)という独立を求めるチャントについてです。「僕はフットボル選手やし、フットボルと政治をごちゃ混ぜにしたくない。この件について言うことはないよ」

 

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