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チャビ、周囲のネガティブさを嘆く

 

最近はちょっと後ろ向きではないか、とカピタン。

FCバルセロナの第2カピタンであるチャビ・エルナンデスが、12月4日夜、カタルーニャラジオの番組“el club de la mitjanit”に出演。持ち前の感性によって、チームを取り巻くあれこれについて語っています。

 

■ふくらはぎの怪我について

「平目筋と腓腹筋(どちらもふくらはぎの筋肉)に違和感があるんだ。用心のために休養を取っているけど、深刻な状態じゃないよ。グループ練習にすぐ戻れるだろう」

 

■連敗について

チームよりも周りのほうが心配してるよね。僕らはすごく落ち着いてるよ。アヤックス戦は出来が悪くて自己批判もしたけれど、ビルバオでは良いプレーをしたんだ。また試合をコントロールして行きたいと思う。ここがどこだか分かっているから批判は受け入れるし、良いプレーをしてファンがまたこのバルサを誇りに感じるように頑張っていくさ。アヤックス戦は、してはいけない試合だった。それが僕らの犯した一番のエラーだったと思う。一方でビルバオでの試合は、僕らにも十分勝つチャンスはあった」

 

■フィーリング

「最近は多くのチームが前線から圧力を掛けてくるし、難しくなってる。自己批判をして、向上していかないとね。相手が完全に引きこもれば、スペースが見つけられなくて苦労する。相手が前線からプレスをして攻撃に出てくれば、僕のようなパサーにスペースができる。カウンターではなくスペースを見つけるために、僕らはそれを活かす必要があるんだ。僕らのスタイル以上に、今はみんながバルサのようなフットボルをプレーしたがっているのが変わった点だよ。バルサのスタイルは変わってないし、可能な議論はない」

 

■改善点

もっと動きを良くして、相手陣内でのオートマチック性を取り戻さなければいけない。姿勢?激しさが欠けていたとか、正確さがないとかは、姿勢の問題じゃないよ。開始1分でゴールを決めていた黄金時代があったから、周囲にネガティブな傾向があるんだ。でも実際は、チームがコントロールしてない感覚を与えたのはアヤックス戦の前半と、ビルバオでの少しの時間だけ。僕が楽しくなかったのはアムステルダムでの前半だけだったよ」

「僕らは競争力を取り戻さなきゃいけないけど、チームには良いジェネレーションがあって、勝ち続けたいとの思いを持ってる。11月や12月には、バカな試合もあるさ。ポジティブになって、前進することだよ」

 

■タタさんのリーダーシップ

彼は生まれついてのリーダーだよ。話は率直だし、厳しくて要求するものも多く、初日からハッキリとしたアイディアを持っている。僕らは前線でのプレッシャーと激しさを取り戻さなければならない。今のチームがいつもよりボールを失っていることを監督は知っている。彼はチームを変えにきたんじゃない。感覚を取り戻させるためにきたんだ」

ヒエラルキーによってメンバーが選ばれているとは思わない。タタはローテーションをしているし、とても上手く管理をしてるよ。イニエスタや僕やメッシも交代しているわけだからね」

 

■チーム内での役割の変化

「役割の変化は受け入れるよ。僕は33歳だし、1月には34になるからね。でもフィジカル状態は2年前よりも良いくらいだから、フットボルを楽しみ続けていきたい。僕は今世界最高のクラブにいて、去年は2016年まで契約を延長した。MAXを要求されることを知りつつ、その契約を全うしていけるよう頑張るよ」

「全試合に出場するのはもう難しいね。でも僕は25歳の若者じゃない。そのために25人の選手がいるわけだし、監督は上手くローテーションをしてる」

 

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