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ネイマール、アッガー、ソング

 

マーケット期間は残り1ヶ月を切り、盛り上がってきました。

おおよそ半分弱の日程を終了し、世界的に様々な盛り上がりを見せているオリンピック。バルセロニスタ的視点におきましては、セレソンのエース、ネイマールの話題が相変わらず大きな扱いを受けています。なんかもう、本当にこの夏に獲ってしまえというようなムードがさらに加速中。クラック獲得を目指すというウワサは心が弾み、ああこれが夏だねえと実感できます。正直なところ好物な部類です。

 

売らなければならない

ネイマールを巡って、この世界で一番頭を悩ませているのはサントスの会長さんかもしれません。若きクラックをいずれ手放すことになるとして、それは2013年夏なのか、次の冬なのか、それとも今なのか。契約延長をしなければ、ネイマールは2014年の夏にフリーで移籍してしまいます(会長はしかし、”ネイマールは2014年まで残留する。フリーで去ってもそれはそれでOK”と改めて放出を否定)。

サントスは現在、雲行きの怪しい状況にあります。クラブ創設100周年を祝うべく幸せな雰囲気だったのが、コパ・リベルタドーレス準決勝でコリンチャンス(大会優勝)に敗れたところから天気は一転。ブラジルリーグでは14位と低迷し(13試合消化。首位との勝点差19)、経営的にもかなり苦しい状況に追い込まれているのだそうです。以下、SPORT紙からの聞きかじりとなります。

ブラジル一の人気を誇るネイマールの市場価値は強力ですが、お気の毒なことに(?)サントスは10%しか彼の肖像権を有していないのだそうで、あまりその売り上げの恩恵に授かれません。ブラジルのどこかにネイマール効果でウハウハしている人たちがいるその影で、サントスの経営状態は衰弱し、青息吐息となりました。

では何故サントスが急激に競争力を失ったのかといいますと、直接の理由は戦力の流出だとか。エラーノとボルジェスがグレミオへ、イブソンがフラメンゴへ移籍。ネイマールが絶大な信頼をおくガンソもまた理事会と上手くいっておらず、五輪後にポルトアレグレへ去るとのウワサは絶えません。タイトルを獲得し続けるために積極投資をしたけれど、思うように伸びなかった収入。クラブは人件費削減のために選手を売らねばならず、強引にまとめるならば、”なにかと上手くいっていない”ということです。

 

ということで、この苦境を打開するためにはネイマールを放出し、ネガティブスパイラルからひとまず脱出するのが肝心だというのがSPORT紙の考え。そしてビクトル・アンドラーデやアンデルソンといった若手を中心にチームを再建するしかない。サントスは過去に何度もそういう手法をとってきた、というわけです。サントス会長さんの主張とは真っ向から食い違いますが、はてさてどちらが正しいのやら。

長々と書いてきましたが、特に目新しい情報がないのはご容赦を。ちなみにMUNDO DEPORTIVO(MD)紙の見出しによりますと、ネイマールの移籍金は5500万ユーロ。手付金として1500万ユーロをすでにサントスへと支払っているので、残りは4000万ユーロとなるとのことです。

 

欠場したアッガー

一方、ティト・ビラノバがこの夏の優先補強ポイントとしてきたセントラルに関してですが、その有力候補とされているのがリバポーのダニエル・アッガーです。

バルサ系メディアは数日前から、アッガーが木曜日のヨーロッパリーグ予選に出場するのかどうかに注目をしていました。もしブレンダン・ロジャース監督がここでデンマーク人セントラルを起用したなら、UEFAのルールに従い、彼はバルサに移籍した場合はチャンピオンズのグループステージには登録することが出来ません。交渉においてはそれは、リバポーに不利な条件となります。

アッガーは今回のリバポーのベラルーシ遠征に帯同してはいましたが、最終的に彼は招集を受けず。表向きにはコンディション不良とされていますが、メディアの見方はバルサのことを考えての温存です。昨年夏のセスクのケースに似ています。

しかしながらバルセロニスタはこのオペレーションにはほとんど心をときめかせてはいません。SPORT紙のウェブアンケートでは6割以上がアッガー獲得に否定的ですし、”あなたならバルトラに賭け、セントラル獲得を忘れますか?”との設問には、83%が「Si」と回答。MUNDO DEPORTIVO紙のアンケートも同様の結果で、このポジションにおカネをつぎ込む必要なし、というのが現時点での標準的なクレ世論となっています。

もしバルトラがこの土曜日のPSG戦、来週のマンチェスター戦で良い仕事をすれば、セントラル獲得不要論は決定的になることでしょう。

 

アーセナルのソング

この数日で、一気に注目度をアップさせているのがアーセナルのカメルーン人セントロカンピスタ、アレックス・ソング(25)です。その高額な移籍金から、ハビ・マルチネスの獲得は事実上頓挫。セントラルはバルトラに目処がつけば獲得が不要となり、あとはケイタの後釜として手頃な中盤の選手がいればOKということで、白羽の矢が立ったのがソングという感じです。

このオペレーションの特徴は、超高速で片が付くだろうと見られている点です。交渉の成立目標は、なんでも48時間。つまりは日曜日には決着が付いているというのですが、ワタクシ恥ずかしながらその理由はちょっとよく理解していません^^; ソングの代理人がセスク移籍の際にお世話になったダレン・デインだというのも、スピード決着の切り札か。

この件に関する両クラブの考えとしましては、アーセナルはソング放出は不可能ではないけれども、欲しければ2000万ユーロを支払うべしという立場。一方でバルサは例によって言い値でのお買い物なんてするわけがないと、まずは1500万ユーロを提示しようという構えのようです。

SPORT紙によりますと、ティト・ビラノバとアンドニ・スビサレッタは現在ソングに賭けるかどうかを最終検討中だそうでして、もしマーガレットの花占いが吉と出たなら(ウソ)、クラブは一気に話をつけてしまうつもりなのだとか。アーセナルは怪我人が多いようですが中盤の人員は多く、ウワサのサンティ・カソルラやマドリーのサヒンも近々加わる予定。それなりのオファーがくれば、ソングは手放しても大丈夫という状況とのことです。

ということで、PSG戦でのバルトラのパフォーマンスとともに、この週末のソングとの交渉にも注目。メディアの販売部数アップ作戦のような気がしなくもないですが・・・・(この日がリミット、とかいって煽るのはよくある話)、ひとまずソング交渉を気にしたいと思います。

 

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