自分なんてとてもとても、とブラジルの若きクラック。
ロンドンオリンピック開幕へと向けて、着々と準備を進めているブラジル代表と、そのエースであるネイマール。土曜日には英国五輪代表との練習試合で違いを見せつけ、ぷちセレソンの勝利(0-2)に大貢献。そして日曜日にはいよいよ五輪村へと入った彼が、MUNDO DEPORTIVO(MD)紙の取材に応じ、謙虚で好感の持てる一面を改めて披露しています。
メッシ&バルサ贔屓コメント
ネイマールはグレートブリテンとの試合で、一部英国ファンから口笛を鳴らされたそうです。理由は彼がファールを受けて倒れた際、立ち上がるのが遅れたから。これについて「ピッチに立っている時、僕は”パゴーヂ(サンバの一スタイル)”の歌手みたいなもんなんだ。拍手を受けるのか、それともブーイングなのか、プレーするまで判らない」と語ったモヒカーノは、”もしブラジルが悲願の五輪金メダルを獲ったなら、あなたもバロンデオロのトップ3に入るかもしれませんね”という言葉に対し、こんな感じで否定しています。とてもかわいいヤツです。
「僕が?ノーーーーーーーーーーーーー、バロンデオロはメッシのためのものだよ。彼は世界のベストだし、彼みたいな選手は誰一人として存在していないんだ。僕?ないない。メッシのほうがずっとグランデ。彼は毎試合、なにか新しいことをやってのけるんだ。次のバロンデオロもメッシ。それは誰もが知っていることさ」
ウワサのネイマールが出るのなら、五輪のブラジルに注目してみよう、というバルセロニスタは多いです。なんたって来年の夏にはいよいよ到来と実しやかに囁かれるクラックなのですから。これについては、ネイマールはこう答えています。「バルサファンが僕をチェックして、応援してくれるのは誇りだよ。そういうファンを幸せにするために僕はプレーをする」
チアゴへのエール
またネイマールは、スペイン代表として五輪に臨むはずだったけれども負傷によってその道を断たれたチアゴ・アルカンタラに対して、こうエールを送っています。「スペイン?ベストはチアゴだよ・・・彼が怪我をしてるのは知っている。だからこの場を借りて彼の最善を願いたいし、早く良くなってほしいと思う。彼はすごくインテリジェントな選手で、僕は彼のプレーを見るのが大好きなんだ」
どうやらネイマールとチアゴはクラブ・ムンディアルの際に顔見知りとなり、年齢が近く、チアゴがブラジル系であることから仲良くなったようです。ということで、バルサ入団後の遊び友達はすでに心配ありません^^
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