チームに疑問を持つ必要はなく、メッシはタイトルを熱望しているとセントラル。
それがたとえ難しいテーマであろうと、質問を受けたなら、何かしら答えてくれるのがジェラール・ピケです。それ故にジェリは取材の人気者(多分)。紹介しきれないほどに様々なところで彼のインタビューは目にしますし、そのたびに興味深い発言をしています。数日前のラジオ局オンダセロの番組Primer Toque 出演でもまた、見出しになりそうな言葉をいくつか発しているワカ旦那です。
土曜日のバレンシア戦については、きつい敗北だったとセントラルは言います。「ああはしたくはない後半だったよ。そうなると想像していなかったことが、実際に起こったんだ。相手チームもまたプレーをしているからね、バレンシアを過小評価してはいけない。彼らはとても良い試合をしたし、相応しい3ポイントを勝ち取ったよ。バルサのような大きなクラブでは、いくつか悪い試合をすると疑問が生じる。でもロッカールームに疑念はないんだ。迷いを持ち始める理由はない」
エースゆえに色々言われるレオ・メッシについては、「タイトルへのとんでもない欲求がある」と表現するジェリです。「バレンシア戦が終わって、僕らはドーピング検査に行ったんだ。僕らは不機嫌で、きつい負けだった、首位を続ける良い時だったのにって話していたよ。彼と話をすれば、負けることで彼が心を痛めていることや、彼がタイトルへの強い欲求を持っていることに気付くよ」
ネイマール問題とマドリディティス
クラブを揺さぶったネイマール問題については。「かなりデリケートなテーマだね。結局僕らはとても特別なクラブにいるんだ。もしある選手の契約を説明しなければならないなら、最後は全ての移籍や契約について説明しなければならなくなるだろう。それは良いことじゃないよ。フットボルはビジネスであり、いろんな関係者がいる。僕らはオフィスの会長や理事を信頼しなければいけないんだ。移籍があった後、彼らが表に出てきて、交渉の経緯を1つ1つ説明すべきではないと思う。それを義務と感じる必要はないよ」
ネイマール問題絡みでは、“マドリディティス(マドリー執着病)”なる言葉も紙面を賑わせました。首都方面のメディアが、バルサはマドリーを病的に意識している、というあれこれです。「マドリディティス?過去10年を見ることだよ。マドリーはすごく成功を収めたクラブ。数多くのタイトルを獲得して、ヨーロッパカップも9つ持ってる。20世紀のベストクラブだとされてるよね。でもこの10-15年はバルサの方がたくさんタイトルを勝ち取っているんだ。僕らは過去も、現在も覚えているべきだよ。ライバル関係はずっと続いていくだろう」
またアスレチック戦でのクリスティアノの退場に関しては、「テレビで見るかぎりは疑わしい。あれは攻撃ではないよ」としたピケ。9月にツイッター上でアルベロアと衝突していた件(ぺぺの疑惑のペナルティでマドリーがエルチェに勝ち、ジェラールは“ギャグ映画だ”とツイート。アルベロアが反論)については、「エルチェのスタジアムで起こったような事を見たら、僕はリアクションしなければいけない。それにあちらは試合で熱くなってるんだから、まあ普通のことだよ。僕らは冗談だと捉えてる」とのことです。
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