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マルティーノ「結果は満足、プレーは不満足」

 

バルサではどの試合も、特に負の影響を持っているとミスター。

セルティック・グラスゴー戦を翌日に控えた記者会見にてヘラルド・マルティーノ監督は、自らの率いるチームがプレー内容に関しては期待していたレベルに達してはいない、と認めています。「順位に関しては考えていたレベルだけれど、フットボルのレベルはそうではない。求めるレベルに近付いたと感じた試合もあったけれどね。欠けているもの?プレーがより規則的になれば、ベストのバージョンへと近付くことになるだろう」

そして。「効率性の向上が、私たちの最初の義務だよ。それによって自分たちがどんな相手とも戦えると知ることになる。他チームへのメッセージのために勝つことが重要か?私たちは外部へのイメージのためではなく、自分たちのために仕事をしている」

チームのレベルが低かったと思った瞬間については、「アヤックス戦の前半は、チームが後退したと考えた」と述べるタタさん。彼はこうも述べました。「どのようなチームでも、2連敗すれば警告ランプが灯るさ。私たちは状況を分析し、悪かった部分の修正を試みた。そしてカルタヘナでは、チームがどのような状況だったかを理解しながらプレーをしたよ」

「クリスマス休暇を首位で迎えるのは非常に重要だけれど、1月や2月の試合も重要となるだろう。全ての試合が影響力を持っているし、それは負けた時の方が勝った時よりもずっと大きいんだ

 

結果の影響力と、チームの姿勢

その意味でも、セルティック戦は重要です。ちょっと不満げな口調で、ミスターはこう言いました。「バルセロナでは、あらゆる試合に重要な意味と影響がある。私たちは勝ち、首位となり、良いパフォーマンスをする必要があるんだ。ここには心地の良い試合は存在しない。全ての試合が重要であり、ネガティブな影響はポジティブなものよりもずっと大きいんだ。気楽な試合なんて、考えることは出来ない」、「このセルティック戦は先日の勝ち(カルタヘナ戦)を裏づけし、そしてプレーを向上させるのに役立つ。ポジティブな影響となるよう、注意をしなければならないね」

カルタヘナ戦でのチームのプレー姿勢を、監督はとても前向きに評価しています。「どのように試合に臨む必要があるのかを知って、謙虚にプレーをしたよ。私が言っているのは戦術的な件についてではない。チーム力に大きな差がある場合、それについては話せないからね。私が言うのは、別の要素だ。選手たちはカテゴリーの差以上に、自分たちの状況(連敗後)を理解し、自尊心と謙虚さを持ってプレーをしていた。それは適切な反応だったよ。こういった場合では不愉快そうにプレーしてしまうこともあるけれど、彼らはそうではなった

 

より速く、より正確に

セルティックに勝利するために、バルサに必要なものはなんでしょうか。「ゲームを組み立て、ボールを回す際に、よりいっそうの正確さとスピードが求められるね。私たちは30mのラインでプレーすることになるだろう。さらにカウンターを避けるために、ボールを失った時のプレッシングも正確にしなければならない

レオ・メッシが負傷中で、セスク・ファブレガスが出場停止につき、偽9番はネイマールが担当することになるでしょう。それについては「一番論理的だろうね」としつつも、肯定も否定もしなかったエル・タタさん。彼はネイくんのゴール不足に関しては、プレッシャーを与える必要はないとしています。

「ひとりの選手を分析する時、私たちは総合的に行う。ゴールだけ、アシストだけの選手はいないんだ。実際のところ、ネイマールはプレーのあらゆる要素を満たした選手だよ。彼のゴールはいずれ訪れるだろう。彼はレオのような特徴を持った選手ではないけれど、これからチームにたくさんのゴールをもたらしていくさ。アレクシスやペドロ、セスクのようにね」

カルタヘナ戦を欠場し、このセルティック戦で招集リストに復帰したチャビ・エルナンデスとアンドレス・イニエスタの状態についての、監督の説明はこうです。「怪我をしていたわけではないし、温存したわけでもない。彼らはその中間の状況にあったんだ。カルタヘナ戦では休ませることを優先し、今は準備OKとなっている」

 

デウロフェウ、そしてアサード

また、エバートンでの活躍がバルサメディアの注目を集めているジェラール・デウロフェウに関しては、監督はこう語っています。「私がここに来た時には、彼もラフィーニャもすでにここにいなかった。バルサは彼を貸し出したのであって、売ったわけじゃない。それがクラブの彼に対する評価を示してるよ。彼の将来?彼はとても良い選手だと思う。けれども今はまだシーズンの中間地点だし、レンタル選手に関してはなんの決断も下していない」

そしてこの数日大きなニュースとなっていたアサード(BBQ、もしくは焼肉)については、少々ビックリしたと明かすマルティーノでした。「紙面の多くが割かれていたから、新奇なことのように思えるね。現実には、別に大したことではないよ。チーム全体の主導による開催だったんだ。みんなで時間を共有するのはステキだった。楽しい時間だったよ。団結力が現れるのは負けている時。良くない状況で、グループの力が示されるものだ。支払い?知らない。私は払ってないね・・・」

 

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