リハビリが上手くいき、痛みなくプレーできてるとクラック。
FCバルセロナがカンプノウで試合を行った日は、その後に放送されるバルサTVの番組EL MARCADORに選手が1人呼ばれ、ゲスト出演をします。水曜日のヘタフェ戦の後にそのゲストとなったのが、怪我から復帰するやいきなり2ゴールを決め、主役っぷりを改めて示したレオ・メッシでした。「ものすごく試合に復帰したかったよ。長い間ピッチから遠ざかっていたから、大満足だ。良い感触はトレーニングでも得ていたし、試合でもそうだった。(練習では)あらゆることを試してきたけど、試合は全然違うんだ。身体の具合は良かったし、太ももの痛みもなかった」
アルゼンチンで心身をリフレッシュ
「希望は決してなくならないけれど、ピッチの外にいたこの2ヶ月間がとても辛かったのは確かだよ」というメッシは、母国アルゼンチンでの“プレシーズン”はとても良いものだったと言います。「良い準備ができたんだ。ハムストリングスを強化して、傷が十分に癒えてからは痛みなくプレーできるようにフィジカルトレーニングを行った。そして今は楽しんでプレーすることだけを考えられる」
そしてレオは、「苦しくはあったけど、故郷でのリハビリのおかげで僕は心身を休められた。怪我から去るには、それが必要だったんだ。僕は故郷で幸せだった。今日はやる気満々で復帰できたし、僕らにとって最高の日だよ」と精神面での充電を強調。「やってやるぞという気持ちに溢れている。僕らが僕敵を達成できるように貢献し、力になっていくよ。すごくハードな数ヶ月がやってくるけど、いつもこのクラブでやっているように戦っていく」と新年の抱負を述べています。
ちなみにギガクラックはこの番組内で、「PSGとの対戦以前から痛みを抱えてプレーしていた。痛みと共にプレーすることに慣れていたけど、今日はゴール以上にフィジカルの状態が良いと感じたし、痛みもなかったんだ」と説明。いずれにせよ、2014年はバルサの大エースが鬱憤を晴らす年になりそうで期待が持てそうです。
バロンデオロより、チームタイトル
レオ・メッシが11月10日に太ももを痛め、ビクトル・バルデスが同月19日の代表戦でふくらはぎを負傷して年内アウトとなった時には、正直、ちょっとしんどいことになりそうだと思ったものです。しかしタタチームはアヤックスとアスレチックに連敗したものの、そこからは力強く復調。最近ではゴールマシンと化し、視界は良好です。「チームはその偉大さと、ここには絶対不可欠な選手は誰もいないことを証明しているね。僕は試合を観ていて感銘を受けたよ。誰がプレーしようとも、バッチリやれるチームだ」
そういえばそろそろバロンデオロ授賞式なんてのがありますが、最終候補であるレオは個人賞にはさして関心はなく、重要なのはチームの勝利だとの見解を再び示しています。「チューリッヒにはもちろん行くよ。結果がどうあれ、ベスト3に入れるのは嬉しいことだからね。この賞の意味するところにおいて、とてもステキな賞だ。でもダメだったとしても何も問題はない。僕にとって大事なのはチームによるものなんだ」
メッシがアルゼンチンにいる間、ハビエル・ファウス副会長との間でちょっとした悶着がありました。その件に関しては、「自分のしたい事をした。自分の考えを言いたかっただけ」とコメント。将来についてはこう繰り返しています。
「いつも言っているけれど、僕の願いはバルサで引退することだよ。人々が僕を愛してくれるかぎり、キャリアの全てをFCバルセロナでプレーしたい」
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