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メッシはバルセロナで治療

 

アルゼンチン代表には合流しない。

日曜日に行われた精密検査によって、右の大腿二頭筋に小さな傷が確認されたレオ・メッシ。回復には2-3週間が必要と見られ、診断どおりであればチャンピオンズのセルティック・グラスゴー戦とリーガのバジャドリー戦、そしてアルゼンチン代表のムンディアル予選2つを欠場することになります。復帰予定は10月19日(土)に行われるエル・サダルでのオサスナ戦ですが、より大事なのはその3日後に待っているサンシーロでのミラン戦と、その次のカンプノウでのレアル・マドリー戦。この2試合に100%近い状態で臨むことが、彼と医療チームの第一目標です。

 

じっくり治す3週間

この数年間怪我には無縁だったメッシが、本人やドクターたちが十分に気を配っているにも関わらず太ももを痛めている事実はとても気になるところですが、今回はひとまず重傷でなかったことは幸いでした。FIFAウィークによるパロン(休止)があり、クラブコンペティションが今後3週間で2試合しかないのもメッシの回復の面ではツイている。昨季はチャンピオンズに合わせるために無理をし、ツケが回ってきましたが、今回はその必要もありません。焦らずにじっくりと治すことが可能です。

そして怪我を完全に治すことを優先するために、メッシがアルゼンチン代表へと合流せずに、バルセロナにて治療を進める考えであるのもバルサのドクターたちにとってはありがたい。10月11日・15日に行われるムンディアル南米予選(アルゼンチンはすでに本大会出場を確定)に招集を受けているレオですが、スペイン各紙が報じるところでは彼はすでにアレハンドロ・サベージャ代表監督と話をし、今回はバルセロナでリハビリに取り組むと伝えたのだそうです(治療中なのに呼ばれているマスチェの招集も解除してくれればいいのに)。

 

グラスゴー遠征に21選手を招集

というわけで、メッシにマスチェラーノ、プジョル、アルバらを欠いてセルティック・パークでの試合に臨むことになったバルサ。ヘラルド・マルティーノ監督はグラスゴー遠征に19人のトップチームと、2人のB選手を招集しています。右ラテラルのパトリックと、セントラルのセルジ・ゴメスです。デランテロのドンゴウもまたお呼びを受けた可能性がありましたが、運悪く週末のマジョルカ戦で負傷(バグナックは怪我明けで出場許可が下りたところなので外れた?)。“プランB”として出番があったかもしれないデランテロだけに残念です。

昨年、上背の高さ・ガタイの良さに思い切りモノを言わせバルサを破ったセルティックを、今回エル・タタはどう攻略していくのか。偽9番はなんだかんだいってもレオのためのシステムですから、レオ不在時にもこだわる必要があるのか。やはりカギはネイマールとセスク・ファブレガスでしょう。タタの解決策を呑気に期待です。

 

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