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マルティーノ「90分を通してのコントロールが必要」

 

メッシの負傷具合は日曜日の検査待ち。

見事リーガ開幕7連勝を達成し、クラブ記録を更新したタタバルサ。ベルナベウではアトレチコが勝利するというめでたき週末に一点の影を落としているのは、右太ももを痛めて28分にチャビと途中交代したレオ・メッシの怪我であります。試合後の会見においても真っ先に質問されたのがこのエースの負傷。セルティック戦とバジャドリー戦を欠場すると報じられるレオですが、それに対してマルティーノ監督の口からは特に新事実が明かされることもなく、「見たところ彼の筋肉には問題が起きている。ゴールの瞬間に発生したものだよ。検査を行うまでは、それ以上のことは分からない」とのみコメントしています。

 

前半はコントロールが効いていなかった

アヤックス戦(4-0)、ラージョ戦(0-4)と、ダメな前半を後半で改善し大勝してきたバルセロナ。今回のアルメリア戦もまた、それと似たパターンの展開となりました。「前半はあるべきコントロールが効いていなかったね。私たちのプレーは不正確でボールを何度も失い、それによってアルメリアのカウンターを許していた。一方で後半は私たちが絶対的にコントロールし、アドリアーノのゴールで決着をつけた。私たちが求めているのはある期間だけではなく、90分間試合をコントロールすることだ。ボールを保持し、ボールを持った選手に選択肢を与えるための動きも私たちには欠けていたよ」

とはいえ、ミスターは4人のセントロカンピスタたち(チャビ、イニエスタ、セスク、ブスケツ)の仕事ぶりを評価しています。「彼らはボールをキープすると共に、いつアクセルを踏み込むのか、いつ試合のリズムを落とすのかを知っていなければならない。今日の彼らはそれを上手くやっていたよ。後半は私たちが自陣で苦しむことはなかった」

一方でアルメリアのプレーに関しては、「彼らの前半のプレーを私はとても好きだよ。前半のラスト20分ほどはとても厳しい展開だったし、私たちは後ろに下がらされていた。スソとソリアーノには苦労したよ。けれども前半に飛ばしたことの影響が、後半の彼らに表れていたね」と称えています。

 

チャビを選択した理由

メッシが退場を余儀なくされた時、マルティーノはチャビを投入しセスクを偽9番に配置しました。その理由は?「世界最高の選手が欠けるとなると難しいよ。彼の代役を務めるのは簡単なことじゃないからね。けれどもセスクはごく自然にそれをやっている。私たちが目指すのはチームのフォームを維持していくことだ。前回(ラ・レアル戦)はセルジ・ロベルトを入れている。私たちにはデランテロを起用する手もあったし、アレクシスも9番としてプレーできた。けれども今日は試合を上手くコントロールできていなかったことで、チャビを入れるのが一番だと考えたんだ。それに先発させないことを決めたネイマールに頼らない方がいいとも思った

ネイマールに関しては、監督はこうも述べています。「彼は数日前にプレーをしていて、代表戦も含めれば8試合連続出場し、プレー時間が積み重なっている。だから私は彼を休ませたかったんだ。今日プレーしなかったとなれば、火曜日には出場するだろう。彼がチームにおける自分の重要性を疑っているとも、フォームを落とすとも思わない。ウォームアップを命じたのはなにが起こるか分からないから。それで出番がなかったことに彼が腹を立てているか?それは分からないけれど、なにが起こるかが決して分からないからには、交代枠がなくなるまではアップもさせるさ」

 

ムニス・フェルナンデス主審の処分について

マルティーノ監督にはこの日も、ムニス・フェルナンデス主審に関する質問が為されています。その件に関しては、「審判問題について言うことはなにもない」と繰り返したアルゼンチン人監督。しかしながらタタさんは、フェルナンデス主審がエルチェ対マドリーの後、バルサ対セビージャのジャッジによって処分を受けたことに関しては、こんなふうにコメントしています。「セビージャ戦のことでムニスが今頃処分されるのが、私には奇妙に思えるよ。もしその件で罰するのであれば、あまりにも時機を逸している」

そしてその後のマドリーダービーの結末を予想していたか、リーガは2強の争いにはならないだろうとミスターは言います。「リーガにはアトレチコ・マドリーという新たな競争者が加わっているし、アスレチックやエスパニョールのように良いシーズンを送りそうなチームもほかにあるからね」

アルメリア 0-2 FCバルセロナのマッチレポートはこちら

 

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