ベイビー誕生目前で、落ち着かないレオ。
フリーキックに改善の余地があると思い練習中。
現在バルセロナを離れ、アルゼンチン代表でムンディアル南米予選の準備をしているレオ・メッシ。ベイビーも誕生間近ということで公私共に充実の彼が、FOXスポーツラジオのインタビューであれやこれやについて語っているので、簡単に紹介してみましょう。
まずは近々誕生予定の、ティアゴくんについてです。
「ここへ来ると(距離があるので)なんだかちょっとそわそわしてくるよ。今はもう、いつ生まれてもおかしくはないんだ。家族も彼女もみんなそわそわしているけど、同時に落ち着き、そして感謝の気持ちも感じている。おかげさまで全ては順調だからね」
「子どもが出来るというのは、ステキな責任。その瞬間が楽しみだよ・・・息子はバルサのインチャになるだろうね。それは間違いない。プレゼント?家族からはもういろいろもらってるよ。ボールはまだ買ってない。大きくなってから贈るつもりなんだ」
フリーキックは練習の結果
クラシコでカシージャスを相手に見事なフリーキックを叩き込んだメッシ。マドリー方面では"あのシュートは防げた"として聖イケルが非難されているのですが(お気の毒)、最近上達したと評判のフリーキックについて、レオはこう説明しました。
「あれは練習の結果だよ。トレーニングが終わった後もいつも、居残って練習をしてるんだ。フリーキックだけじゃないけどね。トライしていることと、運が伴っていることで以前よりもフリーキックでのゴールが増えてる。僕はここにはもっと改善の余地があると思ってた。それで練習したんだ」
ちなみにマドリー系メディアが見出しフレーズに用いているのが、こちらの言葉です。
「グアルディオラの不在はみんなが感じてるよ。彼とは4年間一緒にいて、全てを勝ち取ってきたからね。でも今はティトがいるし、同じようにタイトルを取り続けて行くことを期待している」
一つずつ技を習得し、無欠のフットボリスタへ
SPORT紙にはメッシのフリーキックに関する記事がありまして、去年までポルテーロコーチだったファン・カルロス・ウンスエのこんな言葉が紹介されています。
「レオがロニーやデコのフリーキック練習を、座って見ていたのを覚えてるよ。彼はただじっと観察をしていた」
当時は駆け出しだったレオは、偉大なるロナウジーニョやデコを差し置いてフリーキック練習しようとは考えませんでした。しかし業師であるロニーの打ち方を、よく見て覚えていた。
どちらにせよブラジリアンクラックがいるのに、試合でフリーキックを担当する機会はありません。それよりも一番の売りだった、ドリブルに磨きをかけていったわけです。
状況が大きく変化したのは、トップチームにペップ&ティトがやってきてからでした。カデッテ時代にレオを指導していたティトは、そういえば彼がフリーキックが上手だったなと思い出し、ペップにそれを伝えると、メッシにも「頑張って打ってみろ」と励ましたのです。
そしてメッシはフリーキックの練習に精を出すようになり、自信を深めていきました。今はまだ名手というまでには至っていない彼ですが、そう呼ばれる日もさほど遠くはなさそうな気もします。
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