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ルーチョ「全てが誇らしく、満足」

フィジカルは非常に良いと監督。

ほくほくの週末となりました。ルーチョバルサがバイエルン戦に中2日で挟まれた難しいレアル・ソシエダ戦にしっかりと勝利(2-0)した一方で、レアル・マドリーがユベントス戦に中3日で挟まれたバレンシア戦に引き分け(2-2)。これによって両チームの勝点差は「4」へと広がり、バルサは残る2試合のうちの1つに勝利することで2014/15シーズンのリーガ王者に輝くこととなります。バルセロナは4月11日の“トゥールマレ”セビージャ峠で勝点を落とし(2-2)、マドリーの接近を許しましたが、白組さんも“トゥールマレ”のバレンシア峠で失速。バルサはこれで極度のプレッシャーなく、優勝決定の意欲とともに次節アトレティコ戦(カルデロン)へと臨めるようになりました。これは大きいです。

一つのプランを見事に実行中

リーガ優勝へとチームを大きく近づける、このレアル・ソシエダ戦への勝利。さらにその約2時間後、ベルナベウにてバレンシアが勝点1を手にしたことでバルサの置かれた状況はさらに好ましいものとなるわけですが、試合終了後の記者会見時点ではまだそれは分からない。この会見でルイス・エンリケがまず強調したのは、バルサへの誇りでした。

「この試合の難しさは最初から知っていたけれど、選手たちは片時も結果に思いを巡らせることなく、またファンもまた私たちが必要とする時にチームを助けてくれた。選手やファンのその全てを私は誇りに思うし、全てに満足しているよ

このレアル・ソシエダ戦は相手ポルテーロの活躍によってヤキモキする展開となりました。しかしガッツエンリケは常に、十分な勝機を感じていたようです。「私たちの前半のプレー内容はとても良く、決定機を何度も作り出していた。けれども前半戦のアノエタでの試合と同じように、ルジがその全てを止めることになったね。後半のレアル・ソシエダはボールを追う際に疲労が感じられるようになり、私たちが勝つチャンスが増えたと思った。相手は守備がよく、カウンターのあるチーム。私たちの状態は良かったけれど、苦労したよ」

「2点目が決まるまでは落ち着かないとはいえ、危ない展開だと思うことはなかった」、「目指したのは攻撃的に危険を生み出し、結果をあれこれ考えないことだ。チームに疲れはないよ。私たちのフィジカルコンディションは非常に良好な状態にある

バルセロナはこれでここ7試合連続で無失点となり、一方で相手からは計25ゴールを奪っています。25-0!すさまじい数字です。「それは攻守のあらゆるプレーが上手くいっている成果だ。得点のためにチャンスを作ることが守備を構成する一要素であり、失点をしないことで安心感を得られる。ふたつでひとつなんだ」「この数字は私たちが一つのアイディア(プラン)を持ち、それをすばらしく見事に実行していることを表している。そのためには全員の助けが必要だ」

ペドロには賛辞しかない

85分にペドロ・ロドリゲスの完璧なチレーナが決まった時、ルイス・エンリケは盛大なガッツポーズでゴラッソを祝っていました。監督は言います。「ペドロに関して私から言えるのは賛辞だけだよ。今年は相応しいだけの出場時間を手にしてはいないけれど、彼はトップクラスの選手。完全なプロフェッショナルで、必要とされる時は常にそこにいてくれる。監督として彼がチームにいることは大きな喜びだよ」

選手が十分な出場時間を得ていない時に、キミには重要な役割があるとその選手に言うのは難しい。彼のゴールはスペクタクルだったよ。トレーニングでしているのは見たことがある。とても難しい高さでのチレーナだったね」

ペドロが交代したのがトリデンテの一角ではなくラフィーニャだった件については、「デフェンサを引き付けるために入れた。彼がいたことでメッシやルイス・スアレスがより広々とプレーすることが可能になった」と説明しています。

そしてチームは休む間もなく、火曜日にはミュンヘンでのチャンピオンズ決勝進出を賭けた大一番が待っています。「ミュンヘンでは苦しむことになると確信してるし、選手たちも同じ考えだよ。勝負がついたと考えるようなエラーを私たちは犯さない。自陣からより遠い位置で守り、試合に勝ちたい」

全てが順調に運べば、来週はいよいよチャンピオンズ決勝進出が決まり、目標とするトリプレーテの第一弾であるリーガ優勝が確定するかもしれません。なにを食べて祝ってやろうか、嗚呼でも食べ過ぎると太ってしまうな、と嬉しい悩みの一週間となりますよう!バモス・バルサ!

 

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