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プジョル「退団がバルトラにとってベストだった」

代理人として移籍を薦めたと元カピタン。

6月7日、カルラス・プジョルの名の冠せられたクライフコートの創立式典が、彼の生まれ故郷である La Pobla de Segur (ラ・ポブラ・ダ・サグー)にて執り行われました。カタルーニャの山間部にある人口約3,000人の小さな町です。ヨハン・クライフ財団とバルサ財団、ラ・カイシャ社会事業部が協力して進める、子供たちに安全にスポーツを楽しめる場を提供しようというこのプロジェクト。セレモニーに出席したプジは、「自分の名前がジョハンの名と結び付くなんて名誉なことです」と喜びを表しています。

クライフコート・カルラス・プジョル

ヨハン・クライフ財団、ラ・カイシャ社会事業部、FCバルセロナ財団はカタルーニャ周辺に15のクライフコートを設置することを目指しているそうで、このクライフコート・カルラス・プジョルは5月27日にBedia del Velles にオープンしたクライフコート・セルヒオ・ブスケツに続く第2弾です。

オープニング式典には“パトロン”となったカルラス・プジョルを始め、ヨハンの息子ジョルディ・クライフ、バルサ副会長ジョルディ・カルドネル、ラ・カイシャの人々やラ・ポブラ・ダ・サグーの市長さんらが出席。お偉いさん方も大半がTシャツにジーンズってのが好感を持てます。

挨拶のスピーチで、プジはこうも述べています。「選手として監督として、ジョハンの遺産は計り知れないものがあります。僕たちはいつまでも彼に感謝し続けるでしょう。財団のプロジェクトの話をする時、彼の顔は輝いていました。だから彼のプロジェクトが続いていくように、財団の人たちを励ましていきたい。僕は彼らをサポートしていきます」

クラブは全てを知っていた

そのカルラス・プジョルが式典終了後、報道陣の質問に応対。代理人を務めるマルク・バルトラのバルサ退団に関して、次のようにコメントしました。

マルクの(バルサでの)数字はああいうものだし、彼の状況から見てクラブを出ることを薦めたんだ。彼は勇敢な決断をしたね。今季の出場数から判断し、僕らは退団がベストだと考えた。マルクはすごく良いセントラル。僕は彼をとても信頼している」

「契約解除金?クラブは全ての情報を知っていたよ。僕らとクラブの関係は良好だし、僕らはとても感謝してる。これがビジネスとして良いか悪いかを、僕が言う必要はないさ。でも彼はあまり試合に出ていなかったからね。クラブが残留を望んでいることは知っていたけど、彼らは別の要因も与えていた。それが解除金だよ」

その他、バルサの今シーズンについては「2つ、もしくは4つのタイトルを獲得したわけだし、とても良いシーズンだったよ。どのチームも自分たちの姿を見るべきなんだ。レアル・マドリーは満足していることだろうし、バルセロナで僕らは自分たちのチームをとても誇りに思っている」と、隣の芝生を見る必要はないと述べたプジョル。親友のジェラール・ピケに関しては、こう言ってます。

「彼とはすごく仲良くやってるよ。彼はフェノメノ(すごい人)だし、悪事は行わない。僕が彼にブレーキをかけさせてる?ピケを抑えるのは不可能だよ」

 

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