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パコ・アルカセル(親善試合ですが)初ゴール!

ケチャップの蓋、開いたか。

カタール航空さんとのスポンサー契約を結ぶ際、約束されていた親善試合が先日(13日)ドーハにて実施されました。契約条項によって先発したトリデンテがわずか15分であっさり揃いぶみをし、おそらく契約条件が満たされたであろう32分にベンチへと退いたAl-Ahliとのこの試合。一番の朗報はやはり、パコ・アルカセルにバルサ選手としての初ゴールが生まれたことでしょう。単なる親善試合とはいえ、ついに、ようやく、アスルグラナのシャツを着てネットを揺らしたデランテロ。ゴール枠やポルテーロの好守によって得点を阻まれ続けたこと706分、これを機に流れが変わることに期待です。

ラキティッチのクロスに頭で合わせ

パコ・アルカセルにバルサ初ゴールが生まれたのは、Al-Ahali戦の54分のことでした。イバン・ラキティッチがエリア右から上げたニアポスト前へのクロスに、頭で合わせてポルテーロを攻略。上の動画ではおよそ2分10秒あたりからのプレーです。たしかに相手選手のマークは甘いですが、角度のないところから頭を上手く回転させて決めています(その少し前にも巧みなバセリーナを決めていたそうなのですが、こちらはオフサイド判定で認められず)。

アルカセルのゴールはバレンシア時代の4月24日、リーガ第35節のヘタフェ戦まで遡るそうです。バルサではここまで11試合に出場し、無得点。今度こそは、次こそは、と言われ続けながらもゴールなく終わった日々は、デランテロとして針のむしろだったことでしょう。

「自由になった感覚」

親善試合であれ、イヤな流れを一旦終わらせたアルカセル。デランテロ・バレンシアーノはドーハでの試合終了後、ラジオ番組 El Larguero のなかで次のように心境を語っています。

「ゴールがいっこうに入らないというネガティブな流れの後だから、親善試合ではあったけれど、ゴールしたのは重要だったよ。これからは後ろは見ず、前を向いていきたい」「これからはより落ち着いて、より伸び伸びとプレーできるだろうね。悪い流れはどんな選手にとっても楽しいものではないし、ゴールをしたという事実は解放感をもたらす。自由になったという感覚があるし、自信を掴む上では特にそうだよ」

「僕にはゴールへの意欲があったけれど、チームメイトたちも僕にゴールを決めさせよう、この(ゴール日照り)エピソードを忘れさせようとしていたんだ。試合の途中で、いつ不安になってもおかしくない。でも僕の毎日のハードワークにチームメイトと監督が納得していたことで、僕は落ち着いていたし、諦めることもなかった。そしてようやく、そのハードワークが報われたんだ」

「今回のネガティブな流れが過去のエピソードとなって、ここからはもっとゴールを決めることでチームを手助けしていけるようになると期待してるよ」

チームメイトたちの喜び

パコはこのインタビューの中で何度も「これからは~」と繰り返していまして、これまでのゴール不作が心理的にしんどかったことが伝わってきます。そして彼も言っているように、チームメイトたちにとってもこのデランテロの初ゴールは嬉しかったようで。サムエル・ウンティティなどは、やったなぁ、おい!というふうにパコの頭を撫で回し、ベンチにいた選手たちもピッチに出てきて拍手で彼を祝っています。

たかだか親善試合にもかかわらず、公式戦で重要なゴールを決めたかのようなこのチームメイトたちの喜びようの背景には、パコ・アルカセルがスカッド内での役割を不満を言うことなく自然体に引き受けていたことがある、とSPORT紙はいいます。怪物ルイス・スアレスの控えなる任務は決して簡単なものではなく、ゴール日照りによってプレッシャーも増大するなかで、アルカセルは日々黙々とトレーニングに励んでいた。つまるところ、彼はチームメイトたちに認められ愛されているわけです。

重要なのはこのドーハでのゴールが、アルカセルが考えているようにターニングポイントとなることです。詰まっていたケチャップが、中東の地でちょびっと出た。これまでも惜しいシュートは数多くあり、わずかな力みでチャンスを逃していたきらいはありますから、これで重しから解放されたデランテロにゴールという平常が戻ることを大いに期待します。トリデンテが揃って冬休みに入っているであろう国王杯エルクレス戦(@カンプノウ)での公式戦初ゴールよ、こい!

 

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