約140分ごとにネットを揺らしている
セビージャ戦で2ゴールをあげ、思いがけない英雄となったパコ・アルカセルが、引き続き、バルセロナ系メディアの主役となっています。各紙で取り上げられているのが、パコの効率性の高さ。出場回数は少ないけれど、起用されれば高い確率で信用に応えているバレンシアーノです。
効率性では、スアレスと同等
パコ・アルカセルの効率性の良さがどれほどのものか。MD(ムンドデポルティボ)によると、彼の出場時間数におけるゴール率はルイス・スアレスとほぼ同じです。
アルカセルはバルサ選手としてのこの2シーズンで合計1,558分間ピッチに立っていて、得点は11となっています。つまり、141分ごとに1ゴールの計算。対するルイス・スアレスは同時期に5,555分間プレーしていて、39ゴールなので、平均142分ごとに1ゴールをあげている計算です。
偶然にしてはすごくよく出来ている、わずか1分の差。
このところのスアレスは不調を極めていますので(451分間ゴールなし)、それがなければ彼の得点率はもっと違ったことになっているですが、パコの残す数字もなかなかのものです。コンスタントに試合に出ていれば、リーガの得点ランキング10傑にも入れるくらいの割合(4得点のアセンシオやイスコで1得点/190分くらい)。
そしてこういう数字は試合に出るほどに下がるものですが、5,982分で70得点、平均85分に1ゴールのレオ・メッシは異次元。今季だけでも990分で12得点=83分ごとに1ゴールの割合になってます。
バルベルデのシステムに適応?
セビージャ戦でエルネスト・バルベルデが採用したシステム、これもアルカセルに上手く合っていました。いや、上手くいくとトレーニングで確信を得たことで、チングリによって先発起用されたのが正解でしょうか。
バルベルデのここまでの傾向を見ると、レギュラーではない選手たちの招集外が続いたかと思えば、ふと続けて出番をもらったりしている。トレーニングでみっちり仕込み、目処が立てば出場、そしてまた別の選手を試す、の繰り返しに思えます。
セビージャ戦でのバルサは、ボールを保持している時はルイス・スアレスとアルカセルが近い位置で2トップを組み(その後ろにメッシ)、守備になるとアルカセルは4-4-2の右サイドを埋めるために走って戻ってました。これをそつなくこなせるようになったとミスターは判断し、セビージャ戦で使った。で、結果が出た。推測ですが、そういうことじゃないでしょうか。
なんにせよ、今回の2ゴールは、チームに勝点3をもたらした点でパコにとってもバルサにとっても重要な意味がありました。国王杯ムルシア戦でも先制点を決め、自信を得ていたであろうアルカセルは、これでさらに力をみなぎらせるはず。良いオプションになりそうで楽しみです。
このニュースのまとめ
- ・パコ・アルカセルは起用されればリーガの得点ランキング上位に入れる得点率でゴールしている
- ・バルベルデのシステムに適応しつつあるかもしれない
- ・チームにとっても、アルカセル自身にとっても意味ある決勝弾
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