FCバルセロナが契約更新で合意と正式発表。
前日に各メディアが先行報道していたとおり、FCバルセロナとレオ・メッシの契約更新が公式発表されました。バルサ公式によるとギガクラックとの契約は2021年6月末まで延長され(MD紙が正解!)契約解除金は驚愕の3億ユーロになるとのこと。新契約書への署名儀式は、バケーションを終えたレオがチームに合流した後に実施される予定となっています。
バルサ生活17年 mes que un jugador(選手以上の存在)
レオ・メッシのバルサ入団は2000年、彼が13歳の頃でした。入団当初は全く異なる環境への適応に苦労したレオ少年でしたが、後にフットボル史上最高選手と呼ばれるようになるその才能は隠れようもなく。フベニールに昇格する頃には「すさまじい少年がカンテラにいる」との評判がバルセロニズモに知れ渡り、2004年のオポルトとの親善試合にて、16歳でトップデビューを果たしています。公式戦デビューは翌シーズンのムンジュイックでのエスパニョール戦でした。
イニエスタやメッシが不世出な選手であるのは理解していますが、ここ数年は彼らのような超新星の出現に胸をときめかせる経験がないのが寂しく・・・ 。あと5年ほどは気長に待つべきなのか。
閑話休題。そして早いものでレオもすでに30歳、トップチーム生活も17年となりました。バルサで獲得したチームタイトル数は30、個人賞は数知れず。ひとりの選手の域を超えた、フットボルの象徴のごとき存在となった我らの10番です。
彼のすごさは頂点を極めても決して成長を止めず、常に自分と闘い、前進してきたことでしょう。この厳しい世界でトップを維持し続ける偉大さ。2017/18のメッシはバルベルデの下でどんな進化を見せてくれるでしょうか。
バルサと8度目の契約更新
選手としてのランクが上がるにつれ、バルセロナとの契約更新を繰り返してきたメッシ。今回の契約は8回目の更新となります。これが最後の更新となるのか、それとも2020年あたりにもう一度あるのか・・・。
それにしても年俸の伸びもすさまじいものがあります。庶民にはもう想像もつかないレベルなり。以下、MDとSPORTを参考にしたメッシとバルサの契約更新履歴です。
- ・2005年6月、18歳。トップチーム選手となって2010年まで延長。
- ・2005年9月、18歳。U-20ワールドカップを制したことで、引き抜きを避けるためジョアン・ラポルタが年俸アップの更新。プリメーラ選手クラスに。
- ・2007年1月、19歳。2014年まで期間延長。契約解除金は1億5000万ユーロに。
- ・2008年?月、21歳。ロナウジーニョが去り、バルサの10番を背負い更新。年俸は推定850万ユーロに。
- ・2009年?月、22歳。三冠を達成したペップチームのエースとして更新。期間は2016年まで、契約解除金は2億5000万ユーロに。年俸も1,050万ユーロとなった。
- ・2012年12月、25歳。大エースとなり更新。期間は2018年まで延長された。年俸は1,200万ユーロに上昇。
- ・2014年5月、26歳。世界NO.1選手に相応しい給料に、と更新。年俸2,280万ユーロに達する。
- ・2017年7月、30歳。バルサでの現役引退も視野に入った更新。期間は2021年まで延長された。契約解除金は3億ユーロに。年俸は4,000万ユーロに達した模様。
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