決定力がカギになる、とセントロカンピスタ。
「ゴールを決めることがきわめて重要」。26日(火)に行われるレアル・マドリーとのコパ準決勝ブエルタを制するための一番のポイントは、ゴール前での精度を高めることである、とセスク・ファブレガスが語っています。バルサTVの取材における発言です。
ファンへの借り
今回のブエルタの舞台はカンプノウ。なんでもこの火曜、クレの要塞は9万枚のバルサフラッグにてロス・ブランコスを迎え撃つのだとか。地元ファンの熱気もまた、試合の行方を左右するファクターの一つです。「チームはファンに借りがあるんだ。僕らがチェルシーとマドリーに敗れた週の、彼らの姿勢はすばらしいものだった。クレとして、そんなのはこれまで見たことがなかったよ。このチームがソシオのメンタリティを変えたんだ。そしてそれは、お金では買えないものだよ。僕らのチームには世界最高の選手と、二番、三番の選手がいるし、それだけでなくグループが団結していることを彼らは高く評価しているんだ」
ベルナベウでのコパ準決勝イダについて。「あそこでは、僕らにはスコアを0-2にするチャンスもあった。チームはものすごい努力をしたんだ。コンビネーションはよかったし、感触も良かった。最初の15分はだいぶ難しかったけれどね。ブエルタでは僕らは、可能かなかぎり効率的でなければならない。だってマドリーがそういうチームだから。勝ち抜けたいのであれば、ゴール前で上手くやらなければいけないんだ」
ブエルタではチームがどうあるべきか、セスクはこう見解を語りました。「得点することがきわめて重要だよ。なにが起こるのかを見に行ってはいけない。ここ数回のカンプノウクラシコでは、僕らは様子を見に行っていたところがある。昨年はイダで良い結果(1-2)を手にして、(地元で)危うく敗退しそうになったものね。マドリーはとてつもなく危険なチームだし、決勝へ進むためには、僕らは持てる最高のフットボルを見せなければならないだろう」
敵メディアの悪口にはピッチで応える。それがこのチームのモットーであります。「僕らはマスコミに不満を言いに現れるチームじゃない。発言すべき事柄はあるけれど、僕らはいつも黙って、ピッチで話をすることにを基本においているんだ。その意味においては、レオ(メッシ)が一番上手くやってるね。彼は会見場やミックスゾーンでは多くを語らない一方で、ピッチではとても雄弁だ。彼は心身ともにとても強いよ。彼はプレーを楽しみ、そしてなによりも勝つことが大好きなんだ」
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