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デンベレへの助言:メッシの場合、ボアテングの場合

フットボールへの向き合い方が疑問視されるデンベレ
バルサでの成功のためには変わらなければならないとカピタンメッシは語る

今季こそはとのバルセロニスタの期待を、医療サービス部の求めを聞かずに旅行へ行ってしまうという愚挙(そして怪我発覚)によって落胆へと早変わりさせたウスマン・デンベレ。以降、取材を受けるバルサ選手にとってはデン坊主のプロ精神に関する質問が定番のひとつになってまして、各所で先輩たちによるアドバイスを見ることができます。

そのひとつが、9月12日にSPORT紙が掲載したレオ・メッシのインタビュー。
これは結構な評判を呼んだようで、バルサ公式サイトの記事としても取り上げられていますし、バルサ公式Youtubeで動画がアップされてもいます。ライバル紙のMDも主だった発言を紹介している。さすがはレオ様であります。

そしてMD紙のチャビエル・ボシュ記者による、メッシプリンス・ボアテングではデンベレに関するコメントが全然違っていて、デンベレはレオの言葉を聞くだろうとの指摘が興味深い。たしかにカピタンの方が後輩のモチベーションを刺激しそうです。

ボアテング「デンベレは小さな子ども」

まずは9月11日の独SPORT BILD紙に掲載された、ケビン・プリンス・ボアテングさんのデンベレ評です。

デンベレは小さな子どもみたいだよ。たくさんの収入を勝ち取り、することは全部みんなに知られる。正しい方向へと導かれる必要があるけれど、もし学ばないなら、その時は彼の落ち度だ。オレからすればね、彼は大きなプールに放り込まれた小さな子どものままだ。1億5,000万ユーロのコストがかかったのに、彼はすべてがどのように機能するか分かってない。彼はただフットボールをプレーするのが好きなだけだよ」

これはデンベレだけの話ではなく、(若者が)あまりにも大金を手にすることが問題なんだ。18歳の若者が、手取りで400万ユーロを稼いではダメ。そしてもし稼ぐのであれば、出来るだけ少ないお金を目にするように、大金はすぐに投資されるべきだ」

辛口な元チームメイトの後輩批判。プリンス・ボアテングのキャラクターが表れています。

デンベレとは関係ないですが、ボアテングは昨季バルサに入ったことを失敗だったと考えています。
自分のキャリアにとって、バルセロナ行きは良い決断ではなかった。ほとんどプレーしなかったし、スアレスの後ろにいたんじゃなく、後ろの後ろの後ろにいたからね。再び試合に出ると期待できず、精神が崩れないよう努力しなければならなかった」

メッシ「プロとなるために、変わらなければ」

続きまして、SPORTのインタビューでデンベレのプロ精神を訊ねられたレオ・メッシの回答です。

「彼には驚くべき才能があるよ。彼がしたいと思うことは全部できる才能さ。彼はとても若いし、バルセロニズモが期待するような飛躍をする上で、今季は彼にとって非常に重要になると思う

プロフェッショナルになるために、彼は変わらないといけない。彼が望むようなバルセロナでの成功をするためにね。彼に過去2年間のような不運が訪れないといいね。去年は僕らが一番必要としていた時に怪我をしてしまった。そういったことが起こらず、彼が持てる力を全て見せられることを期待してる。選手として、彼は驚異的だよ」

ものすごい才能があると称えつつ、今年はデンベレにとって重要になる、プロフェッショナルになるためには変わらなければならないと諭すカピタンのお言葉。
つまりはまだデンベレは変わってないってことで、脱力感を覚えなくもないですが・・・(涙)デンボウズがこのメッシからのメッセージを目にしていて、ついには変化することを切に願いたいです。

 

コメント

  1. […] す。ここで挙げた3選手の中でメッシ、は言わずと知れた人格者です、デンベレが不調に陥った時も助言をしていますし、デンベレが審判に暴言を吐いた時にも審判に対しデンベレの弁護 […]

  2. […] す。ここで挙げた3選手の中でメッシ、は言わずと知れた人格者です、デンベレが不調に陥った時も助言をしていますし、デンベレが審判に暴言を吐いた時にも審判に対しデンベレの弁護 […]

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