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マッチデータ|リーガ第9節 バルサ 2-0 マラガ

Liga Española
Jornada 9

内容は優れずとも、きっちり勝点3確保。
デウロフェウの先制点は取り消されるべきだった。

FC Barcelona Malaga CF
2 0
21 de Octubre – Sab 20:45 h
Camp Nou
: 74,397
Goles
Deulofeu (2)  
Iniesta (55)  
Titular
Ter Stegen【6】 Andrés Prieto
Sergi Roberto【6】 Rosales
Mascherano【7】 Luis Hernández
Umtiti【6】 Baysse
Digne【6】 Juankar
Busquets【6】 Rolón
Rakitic【5】 Adrián
Iniesta (c)【6】 Keko Gontán
Messi【6】 Peñaranda
Deulofeu【5】 Chory
Suárez【6】 Diego Rolán
Cambios
Deulofeu→ Semedo【5】(71) Diego Rolán→ Juanpi (46)
Busquets→ Paulinho【6】(75) Rolón→ Cecchini (67)
Suárez→ Paco Alcácer【sc】(81) Peñaranda→ Borja (71)
Entrenadores
Ernesto Valverde【6】 Míchel González
Arbitro
Pablo González Fuertes (asturiano)
Tarjetas
Umtiti (74) Luis Hernández (21)
  Adrián (39)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1 Tarjetas Amarillas 2 0 2
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
2 8 10 (4) Tiros a puerta 12 (5) 9 3
1 4 5 Ocasiones de Gol 3 2 1
1 3 4 Corners 3 1 2
0 2 2 Fueras de juegos 4 1 3
3 6 9 Faltas 11 5 6
    711 pases 363    
65%   64% Posesion del Balon 36%   35%
Formación

デンベレ、ラフィーニャ、アルバが負傷中。アルダ、アレイシ、ベルマーレンが監督判断で招集外。セメド、ピケ、デニス、シレセン、パウリーニョ、アルカセル、アンドレ・ゴメスがベンチスタート。

最終ラインでローテーション。ピケが休みとなり、マスチェラーノがウンティティとペアを組んだ。両ラテラルはセルジ・ロベルトとディニェ。中盤から前はベストメンバー。

交代はいずれもゲーム終盤。デウロフェウがベンチに下がって、セメドが右ラテラルに。セルジ・ロベルトが偽エストレーモとなった。二人目はブスケツに替えてパウリーニョで、ラキティッチがメディオセントロに。最後はスアレスからパコ・アルカセル。

Titular Final
Goles
Deulofeu (2)  
Iniesta (55)  
Reporte
 

リーガで首位を快走するバルセロナが、本拠地カンプノウで最下位マラガに手堅く2-0で勝利。いつものように簡単ではない相手だったが、デウロフェウイニエスタのゴールで勝ちきった。スペクタクルな出来ではなくとも、危なげなく勝てるのが優勝を狙うチームの条件。27ポイント中の25を手にし、日曜に“苦手ベルナベウ”で試合のあるマドリーの結果を待つ。

早々に誤審で先制

マラガは今季ここまで1分7敗の最下位と絶不調だが、バルサは彼らに毎回苦戦しており(昨季は1分1敗)、油断すれば痛い目に遭う。バルベルデ監督は大きなローテーションは行わず、唯一休みを与えたのはピケだった。その穴を埋めたマスチェラーノは、控えが勿体ない、すばらしいパフォーマンスを披露。マラガから次々にボールを奪い取っていた。

試合は誤審によるゴールから始まる。2分、イニエスタとの連携で抜け出したディニェの折り返しを中央のデウロフェウがアクロバティックに仕留めるのだが、問題はセンタリングされる前のボールが完全にゴールラインを超えていたこと。際どく超えた、というレベルではないため、改めてVAR(ビデオ判定)の導入が求められていくだろう。バルセロニスタとしても、こういう得点はスッキリしない。

誤審で早々に先制したバルサは、その後、マラガの守備網攻略に手を焼いた。ボールの回りは悪くなく、忍耐強くパスをつないで好機をうかがったのだが、イニエスタが時折繰り出す急所へのパス以外にはこれといった見せ場はなく。ディニェは試合を通じて良い動きで、もう少しアピールの機会をあげてほしいと思わせる出来だった。

メッシ→イニエスタの美しい追加点

1-0のまま後半に入った試合を決めたのは、55分のイニエスタ弾だ。マスチェラーノの鋭い縦パスをメッシが事もなげにトラップすると、左のスペースへ走り込むイニエスタへと展開。カピタンの放った左足シュートは、相手DFに当たりながらもゴール右端へと吸い込まれていった。ドン・アンドレスは以前のマラガ戦でもネットを揺らしており、彼らとご縁があるようだ。

2点ビハインドとなったマラガは攻勢に出、バルサに負けない数のシュートを放っている。しかし過去8試合で4得点という火力の無さはこの試合でも顕著で、テル・ステーゲンが脅かされた場面は1度か2度。もう少し前線の破壊力があれば、バルセロナは苦しかったことだろう。

カタルーニャチームの得点機で惜しかったのは、ルイス・スアレスが外した2度のシュートだ。ターンでDFを料理した59分の場面と、セルジ・ロベルトのお膳立てパスを外した73分の場面。特に後者は押し込めば良かっただけに、勿体なかった。セルジはこの場面以外にも果敢なドリブルから見せ場を作り、クレの頬を緩ませている。

 

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