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パウリーニョ ただいま充電中(たぶん)

シーズンの佳境にベストコンディションになってほしい

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そういえば最近、パウリーニョ・ベセーラの出番が減っています。印象だけではなく、調べてみたら実際に減っている。これはパウパウを休ませたいというエルネスト・バルベルデの思惑が働いていそうです。

シーズン前半戦のバルサにおける、最大級のサプライズだったパウリーニョの活躍。
ここまでの8得点はメッシルイス・スアレスに次ぐチーム3番目の多さで、ダイナミックな飛び出しはバルサの大きな武器となっていました。

しかし最近はそのパウリーニョ弾も見られなくなり、そもそも相手エリアに突っ込んでいく回数も少なくなっている。

相手チームの対策が練られてきたのもあるでしょうが、パウリーニョがややガス欠気味になっているのだろうとも考えられます。なんといっても彼、バルサ入団前からずっと休みなくフル稼働中なのです。

夏休みもなかった

パウリーニョがFCバルセロナの選手となったのは、2017年8月14日のことでした。
ちょうどレアル・マドリーとのスーペルコパ第1戦@カンプノウに惨敗(1-3)した直後で、クラシコに負けた傷を希望で癒やすどころか、傷心のバルセロニズモの怒りを助長していたのを記憶しています。

それはさておき、重要なのはこの時、パウパウの所属していた広州恒大がシーズン途中だったこと。
中国スーパーリーグは3月開幕の春秋シーズン制をとっていますし、あちらがオフになる12月からもパウリーニョは休みなく初挑戦のラ・リーガで走りまくってきたわけです。

いくら夫人が栄養士で、ばっちりバランスの取れた食事を用意してくれるといっても、休養は必要。
タイトルの行方が決まる3月以降に万全の状態になっているためには、ここらで調整しておくのが大事です。

最近はベンチスタート中心

2018年のパウリーニョの出場試合数を見てみると、12試合のうち出場しなかったのは国王杯1/8ファイナルのセルタ戦(1月11日)だけなのですが、フル出場は3回しかない
MD紙によると残り8試合の平均プレー時間は37分だけだそうで、明らかに出場時間を調整しています。

起用法が先発中心から控え中心へと変化したのは、1月21日のリーガ・ベティス戦。
これを境にしてフル出場しているのはリーガのアラベス戦とエスパニョール戦だけになり、だいたい60分を回ってからの登場になってます。
先週末のヘタフェ戦はわずか10分。

パウリーニョのフィジカルを最大限に活用したい舞台として、すぐに頭に浮かぶのは、2月20日に控えたチェルシーとのチャンピオンズ1/8ファイナル第1戦@スタンフォード・ブリッジです。
おそらくはここに充電済みパウリーニョを連れて行くのが、バルベルデの計画だろう、と。

パウリーニョは後半から登場して暴れてもらった方が効果がありそうなので、「先発1:控え2」くらいがちょうど良いんじゃないでしょうかね。

 

このニュースのまとめ

  • ・2018年に入り、パウリーニョのフル出場は3試合
  • ・ここ7試合では、5つがベンチスタート
  • ・休みなくフル稼働してきた彼を休ませている様子

 

コメント

  1. レト より:

    セメドの出られないチェルシー戦ではアザールの相手を対人守備に不安のあるロベルトが担当しなくてはなりませんから、個人的にはパウリーニョにアザール番を担当して欲しいです。