出番は少ないがエラーを直し、試合に出るために戦っていくと背番号6
約2ヶ月半による干物生活を経て、このところ出場機会をもらえるようになっているデニス・スアレス。主力がごっそり温存されたセルタ・デ・ビーゴ戦では、先発フル出場を果たしました。そのデニスが試合終了後、ミックスゾーンで改めてバルサ愛を強調。「バルサで成功したい」と語っています。
「バルサとの契約があと2年残っていると繰り返すことに、僕は飽き飽きしたりしないよ。僕はここで成功したいし、そうなることだろう」
言い切りますね。ここまでバルサでの成功に執着してくれる選手は滅多にいないんじゃないか、と思えるほどにデニスはバルサで栄冠を掴むことにこだわっている。干物生活にも彼の心は挫けませんでした。
「もっとやれることを証明したい」
課題が多いと考える選手は起用しないバルベルデですから、コウチーニョの加入以降、出番が消滅していたデニスが最近少しずつでもプレーできるようになったのは、トレーニングでの改善が見られたからでしょう。
もしくはリーガ優勝が目前となり、多少不安定でも賭ける気持ちがバルベルデに出てきたか。
あとは相手の寄せに対してボールを簡単に失わないようになり、持ち味の攻撃面で大胆さが出せるようになれば、チームにおける重要度も増していきます。デニスは言います。
「常に向上しなければいけない。ボールロストでチャンスを失っているのは確かだから、エラーを直していかなきゃね。もっと試合に出るために、戦っていくよ。簡単じゃないけどね」
「自分がもっとやれるってことを証明しようと努力してるよ。僕はリスクを冒し、前へ向かってプレーするのが好きなんだ。全力を出して、リスクを冒す、それが僕のプレーさ」
デニスのボールの持ち方、運び方は小気味よく、是非バルサで大事な選手となってほしい。このセルタ戦は後半になって消えていったのは残念でしたが、モチベーション高くプレーし、好印象を残しました。
干物になっていた時は残留は厳しいかと思っていましたが、なんとなく光明が見えてきた感もある。
(イニエスタがいなくなるらしい)来季はキープ力を上げてコウチーニョと競争していってほしいです。
バモス、デニス!
(アンドレ・ゴメスはもう無理だと示された感)
このニュースのまとめ
- ・主力温存のセルタ戦でフル出場
- ・改めて「バルサで成功したい」と強調
- ・課題の1つがボールロスト。「エラーを直さないとね」と意気込む
コメント
デニスは基本的技術はバルサレベルだが、現状控えとしての地位も確立されてない。
バルサに戻ってくるのが少し早かった。
プレミアあたりでフィジカルを磨いてくれば違った。
フィジカルに寄せられた時の体の芯の強さがない。だから簡単にボールロストしてしまう。
ここの強さが出てくれば今までより前に向けるはず。
デニスが前向けるという事は全体が前を向けるから大きい部分。
ただ今年は前への推進力が出てきた。
意識的に自分の特徴で勝負しようという姿勢は良い兆候。
しかし後1~2年はかかるだろう。
結局その間にクラブはドンドン補強するだろうから生き残れるかは疑問。
アンドレゴメスの良さもプレッシャー受けている中での前への推進力。
アンドレゴメスのところで前に向けないとボールが前に進まない。
ただ体の強さが体格ほど無く中央でのプレーはパスミスを含め怖いタイプ。
バルサのセントラルMFを勤めるインテリジェンスもない。
となるとサイドハーフしか活躍の場がないが、ここはコウチがレギュラーだし、来年はセルジが入ってくるだろうし、3番手がゴメスだろう。補強あれば4番手の可能性もある。
だいたいピボーテとかインテリオールはラ・マシア出身で有るべき。
ここだけは絶対譲れない。
ここを譲ったらバルサでなくなる。
相当なインテリジェンスがなければマシアで何年もかけて覚える事を1~2年で体得するのは無理。
イニエスタ・チャビのレベルは2~30年に1人だろうから、現実的にはセルジロベルトを3~5年に1人輩出すべき。
次はアレニャが控えてるから順調と言えば順調ではないか?