適応期間を4ヶ月も失うのが痛い
ウスマン・デンベレの不運な重傷はチームにとって痛手ですが、それは現状がどうこうよりも、数ヶ月後のチーム競争力の面での痛手ということができます。デンベレはまだバルサデビューを飾ったばかりで、チームの計算できる戦力となるにはまだ時間のかかる状況。カンテラ育ちのジェラール・デウロフェウの方に、一日の長を感じられます。しかし貴重な適応期間を4ヶ月間も失うのが大きい・・・ 春になった時、バルサに十分フィットしたデンベレがいないのが痛いです。
スカッドの中に解決策はある
ウスマンの自然な代役となるのは、エストレーモが本職のジェラール・デウロフェウでしょう。というか、ここまでの起用法から見てもデンベレとデウロフェウにそんな差はありません。
エルネスト・バルベルデ監督は金髪のカタルーニャ人を信頼しているのが伝わりますし、果敢に相手守備選手に挑戦し続けるプレーからは意気込みと熱意、気合いを感じられる。これからもっと大胆に攻めていきそうな予感もします。
若干の仕様変更は必要でしょうが、デニス・スアレスもまたエストレーモとしてプレーすることができます。バルサB時代は左のエストレーモを担当していたので、問題なく適応していくことでしょう。縦への突破力では純粋なエストレーモのように行かないにせよ、メッシらとの連携やきびきび感ではデニスに軍配。憧れのイニエスタも若き日は左サイドでよく起用されていたなと思い出したり。
1対1には向いていないけれども、戦術理解力が高くチームのために動けるパコ・アルカセルや、右ラテラルになる前はエストレーモが本職だったアレイシ・ビダルも可能性としてはありますが、デウロフェウとデニスが有力でしょう。トルコの魔術師アルダ・トゥランは・・・ここで復活すれば熱い。
新規補強は可能か?
ちなみにMD紙によると、今回のデンベレの負傷期間は5ヶ月半未満につき、特例としての新規選手の補強はできないですが、所属チームがなくて浪人をしている選手であればリーガとコパへの登録が可能だそうです。
また、リーガであれば、バルサBの選手を追加登録が可能。チャンピオンズではすでにリストBに登録されている選手のみを招集可能となっています(攻撃陣ならアラニャ、カルラス・ペレス、アベル・ルイス)。
コメント
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