ガンペル杯のキックオフ前、レオが今季の第一目標を発表
2018年夏の新加入選手4名(アルトゥール、レングレ、マルコム、ビダル)と、バルサBの2選手(ミランダ、リキ・プッチ)がカンプノウのファンに初紹介されたジョアン・ガンペル夏祭り。ここでもう一人の主役となったのが、今季から第一カピタンに就任したレオ・メッシでした。
メッシはもう数年前からカピタンズに名を連ね、副主将もすでに3年間務めていますが、第一カピタンとなってこそ真のカピタン。選手紹介時にマイクを持ってファンへとスピーチをする姿からは、風格も漂います。
バルサのカピタンは誇り
ガンペル杯のキックオフ前、スカッドを代表してレオ・メッシは次のようなメッセージをファンへと送りました。
「僕にとって、このクラブのカピタンになる、それはものすごく誇らしいことです。このクラブを代表することの大変さは知っているけど、プジョルやチャビといった偉大な手本がいた僕は幸運でしたし、偉大なるアンドレスがいないことを、僕らは寂しく思うことでしょう」
「今シーズンの僕たちは期待を抱かせるスカッドとなっています。新しくやって来た選手たちは、僕らを大いに助けてくれるでしょう」
「去年はリーガとコパで優勝した良い一年だったけれど、僕らの中ではチャンピオンズ敗退がトゲとなって残っている。だからこのステキなトロフィーがカンプノウへと戻ってくるように、僕らは全力を尽くしていきます。ビスカ・バルサ、ビスカ・カタルーニャ!」
カピタン・レオによる、チャンピオンズが欲しいんや宣言。
彼の言うとおり、去年はその大きなチャンスを自ら捨ててしまっただけに勿体なく、その痛みはまだ心のトゲとなって残っています。
今季は偉大なるイニエスタが欠けはしましたが、野心的な補強で希望のもてる陣容となっている。
5月に今度は祝勝会で、メッシの喜びのスピーチが聞けることを楽しみにしています。
新チームのプレゼンテーション
今年のガンペル杯は18時15分キックオフだったため、太陽の光の中で選手たちがピッチに登場する、いつもとは異なる光景が見られました。
若い背番号から順番に、アナウンスを受けて一人ずつピッチへと出て行くスタイル(新加入選手と4人のカピタンが最後)。ここで明らかになったことが幾つかあります。
- ・登場したのは24選手
- ・ベルマーレンの番号が「24」に変更されていた
- ・ムニールは「19」
- ・カルラス・アレニャーは背番号「26」(=バルサBで出場可能)
- ・アレニャーはアレニャーと紹介されていた
- ・アルトゥロ・ビダルへの声援が大きかった
- ・セルジ・サンペールは背番号なし(表情が暗い)
セルジ・ロベルトがカピタンズとして紹介されるところは感慨深い・・・
このプレゼンテーションで起こる歓声のボリュームは、選手の人気を計るざっくりした物差しでもあるのですが、カンテラ出身のカピタンたちが別格なのは当然として、アルトゥロ・ビダルの時の歓声がでっかいのは少々意外で。野次混じりかもしれませんけどね(苦笑)。
このニュースのまとめ
- ・ガンペル杯のオープニングイベント
- ・メッシがカピタンとしてスピーチ「チャンピオンズ獲得に全力を尽くすよ」
- ・「イニエスタがいないことを、僕らは寂しく思うだろう」
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