2020年6月までの契約を延長するべく交渉中のラテラル
進んでいるのか、さほどでもないのか、よく分からないけれども絶対に失敗させてはならないのがジョルディ・アルバとの契約交渉。バルサと左ラテラルは昨年末から話合いを続けているらしく、朗報の早い到着が待ち望まれています。
2018年度最優秀カタルーニャ人選手
昨日、バルセロナ市内のカイシャ・フォーラムにおいて、カタルーニャ・スポーツ連盟ユニオン(UFEC)とSPORT紙主催によるカタルーニャ・スポーツフェスタが催されました。
そこで2018年度の最優秀男子選手賞を受け取ったのが、FCバルセロナ不動の左ラテラル、ジョルディ・アルバ(29)。なにげに、アルバが個人賞を受賞し主役になるのは珍しいですよね。
言わずもがなの、比類なき左サイドを疾走するロケット。
世界最高選手レオ・メッシと抜群の相性を示し、スポーツ面で他選手に真似のできない貢献をするだけでなく、陽気で人懐っこい性格によってロッカールームの潤滑油にもなっている重要選手です。
クラブからはそのアルバを祝福するべく、ジュゼップ・マリア・バルトメウ会長を筆頭とする理事会メンバー、ペップ・セグラ、エリック・アビダル、ラモン・プラナスらスポーツ部門の幹部、さらにはオスカル・グラウCEOら執行部役員たちも駆けつけています。
バルサでの引退、へ向けて契約交渉中
アルバはトロフィーを受け取るべく壇上に登った際、バルサ残留について訊ねられると、バルトメウに向けて「会長、僕はなんて言おうか?」と言って笑いを取った後、次のようにコメントをしています。
「バルサは僕の人生のクラブだからね。ここには子どもの頃に8年間いて、一度去ることになって、またわが家へと戻ってきた。僕はここに、世界最高のクラブに家族と一緒にいる。もちろんバルサで引退したいよ」
ありがたい、カンテラーノならではのお言葉。
バルサはこういうカンテラーノのクラブ愛に甘えていると感じられる節があるので、他の助っ人選手たちにするようにしっかりと心をつなぐ努力をしなければなりません。
FCバルセロナとジョルディ・アルバは現在、来季で終了してしまう契約を延長するべく交渉中です。暗礁に乗り上げているような危険な雰囲気はないにせよ、ずいぶん前から話題になっているわりに合意にも達していない。そろそろ決着してほしい頃です。
https://blau-grana.com/180529_alba.html
このニュースのまとめ
- ・年間最優秀カタルーニャ人選手を受賞したジョルディ・アルバ
- ・トロフィー授与式典が盛大に催された
- ・バルサ残留について「ここで引退したい」と語ったラテラル
- ・2020年6月までの契約を延長するためクラブと交渉中
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