Liga Española | jornada 23
聖テル・ステーゲンがアスレティックの好機をことごとく阻止。
バルサは前半冴えず、後半に盛り返したが、得点機はほぼ作れなかった。
“大聖堂”サンマメスでより勝利に相応しい試合をしたのは、アスレティックだった。バルセロナが勝点を持ち帰れたのは、テル・ステーゲンがパラドンを連発したおかげ。統制の取れたバスクチームの守備をバルサは崩せず、0-0で納得するのが精一杯だった。
試合の流れ
●負けずに済んだ:バルサらしいバルサが見られたのは後半序盤のある時間帯のみで、それ以外はアスレティックのペース。特に前半25分までと終了前はアスレティックが決定機を作り出し、テル・ステーゲンの好守によって失点を逃れたバルサだった。ドイツ人守護神、様様の試合。
●パラドン:立ち上がりはわりと落ち着いていたゲームで最初に得点機を作ったのはアスレティックだ(10分、ユーリの右ポストをかすめるシュート)。そこからは大聖堂サンマメスの後押しを受けてハイペースな試合を仕掛けるアスレティックに、バルセロナが付いていけない。17分にはスサエタのロスカを横っ飛びステーゲンが左手でセーブ。これはもう決まったと思った。
●押されっぱなし:ラ・リーガの1月MVPとなったイニャキ・ウイリアムスを使ったダイレクトでスピードある攻撃は、バルサも頭を悩ませた。25分にはラウール・ガルシアのチレーナ(オーバーヘッド)がテル・ステーゲンを強襲。バルベルデチームがようやく見せ場を作ったのは27分のメッシによるクロスバーに弾かれたミドルシュートで、D10Sのひらめきにおんぶ、そんな様子だった。
●後半に入り、バルサの反撃:それがアラ不思議。後半に入ると試合は一転してバルセロナのペースとなる。前半はつながらなかったパスがつながり、バルサがボールを支配。プレーは主にアスレティック陣内で繰り広げられていった。この快適な時間は約20分間ほど続いた。62分にガリタノ監督はスサエタに替えてムニアインを投入。1分後、バルベルデはアルトゥロ・ビダルに替えてアラニャーを送り出した。
●流れは再びアスレティックへ:試合が再びアスレティック寄りに傾いていったのは、65分のカウンター(サン・ホセのミドルがわずかに逸れた)からだ。攻撃はすれども崩しきれない、決定機には至らないバルサに対して(中央突破にこだわりすぎ)、アスレティックはカウンターで好機を演出。ムニアインが存在感を出していた。怪我から復帰のデンベレも、決定的な仕事はできず。
●またもやテル・ステーゲン:ゲーム終盤は再び、ボールが両陣営を忙しなく行き交う展開となり、それは明らかにアスレティックに利していた。82分にはウイリアムスの至近距離シュートをテル・ステーゲンが右手でブロック。ものすごい動体視力と反射神経だ。マルクのおかげでバルサはサンマメスでの敗北を免れた。鉄壁のテル・ステーゲン。
トピックス
●バルサ停滞、マドリー接近:2位から6ポイント差の首位は変わらず・・・ しかし追っ手はマドリーダービーに勝った白組へと入れ替わった。ここ2試合続けて引き分けているバルサに対し、5連勝のマドリーが4ポイントを縮めた。
●
Athletic Club | FC Barcelona |
0 | 0 |
10 de Febrero 2019 – Domingo 20:45 h San Mames :47,557 |
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Goles | |
Titular | |
Herrerín | 【8】Ter Stegen |
De Marcos | 【6】Sergi Roberto |
Yeray | 【7】Piqué |
Iñigo Martínez | 【7】Lenglet |
Balenziaga | 【6】Semedo |
Beñat | 【6】Busquets |
Dani García | 【6】Rakitic |
Susaeta | 【5】Arturo Vidal |
Raúl García | 【6】Messi (c) |
Yuri | 【5】Coutinho |
Iñaki Williams | 【5】Suárez |
Cambios | |
Beñat→ San José (56) | Arturo Vidal→【6】Aleñá (63) |
Susaeta→ Muniain (62) | Coutinho→【5】Dembélé (75) |
Iñaki Williams→ Kenan Kodro (90) | Lenglet→【5】Vermaelen (88) |
Entrenadores | |
Gaizka Garitano | 【5】Ernesto Valverde |
Arbitro | |
Del Cerro Grande (madrileño) | |
Tarjetas | |
Dani García (52) | Lenglet (72) |
De Marcos (68) | Busquets (78) |
Yeray (90+1) | |
De Marcos (90+1DA) | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
0 | 0 | 0 |
Goles |
0 | 0 | 0 |
7 | 6 | 13 (5) |
Tiros a puerta |
10 (2) | 6 | 4 |
3 | 2 | 5 |
Ocasiones de Gol |
1 | 0 | 1 |
5 | 1 | 6 |
Corners |
4 | 0 | 4 |
1 | 1 | 2 |
Fueras de juegos |
3 | 1 | 2 |
333 |
pases |
694 | ||||
33% | Posesion del Balon | 67% | ||||
8 | 15 | 23 |
Faltas |
10 | 5 | 5 |
1 | 1 | 2 |
Tarjetas Amarillas |
2 | 2 | 0 |
0 | 1 | 1 |
Tarjetas Rojas |
0 | 0 | 0 |
Formación | |
アルトゥール、ラフィーニャ、シレセン、ウンティティが負傷欠場。アルバが出場停止。 最大の注目ポイントは出場停止ジョルディ・アルバの穴をどう埋めるかで、バルベルデはセメドの左起用を選択した。負傷したアルトゥールのところには、アルトゥロ。 一人目の交代は、アルトゥロ・ビダルから出番が増えてきたアラニャーへ。 |
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Titular | Final |
コメント
久々の無失点がこの試合で助かりました。
とはいえクラシコの前後で勢いではマドリーに完全に逆転されてしまい嫌な展開です。
有望な若手の活躍で来シーズンへの期待は高まりますが、
逆に今シーズンはその準備段階で終わってしまいそうなのが不安です。