Champions League | 1/8 final, ida
試合は支配し、シュートの雨を降らせたが、目標とした得点は奪えず。
  ゴール前での精度を欠いた。
リヨンへ乗り込んでのチャンピオンズ1/8 final 第一幕は、無得点の引き分け。バルセロナは24本ものシュートを打ち込みながら、ゴール前での効率悪く(枠内5本)目標としたアウェー得点を奪えなかった。勝負は開かれた状態でカンプノウでの第二幕へ。
試合の流れ
●序盤は打ち合い:過去数試合に比べると、パフォーマンスのイメージは良くなった。バルサ選手たちは集中力高くゲームに入り、すぐさまボールを支配。リヨンの組み立てを窒息させ、次々とゴール前へと迫った。一方のリヨンは速攻から好機を演出。7分にはテリエのミサイルシュートをテル・ステーゲンがセーブして事なきを得た。
●最後の崩しがいまひとつ:バルサの攻めは、ほぼ全てレオ・メッシを経由して行われた。左エストレーモのウスマン・デンベレの速さも大きな武器に。プレッシングが機能し、相手陣内深くでボールを奪い取れたのは大きい。カウンターを受けに回った後も、スペースがあったので容易にシュートまで。しかし・・・ 最後の崩しでアイディアがいまひとつで、これは決まったというシュート状況はほとんどなかった。
●後半も基本的な展開に変化はなかった。バルセロナがボールを保持し、リヨンはボールを持つと縦へと急ぐ。前半に比べると、無失点に価値のあるリヨンがスペースを潰すようになっていたのが変化点。バルサは引き続きラストパスの切れ味が悪く、GKロペスを慌てさせる場面は少なかった。
●状況に変化なし:局面を打開するためのバルベルデの交代策、デンベレに替えてのコウチーニョ起用はそう悪い手でもなく、左サイドはバルサの攻撃拠点となった。しかし最後の一手が足りない問題は解決されず。選手たちのゴールを狙う姿勢に不足はなく、あらゆる攻めを試みてはいたのだが、ゴールは遠かった。アルトゥール不在によってメッシが組み立てから仕上げまでを担っていた(頼りすぎた)ことが、この要因か。
●決着はカンプノウへ:24本ものシュートを放ちながらも、1点も決められなかったのは残念。そのほとんどが枠を外したことと、幾つかあった決定機(ルイス・スアレスやセルヒオ・ブスケツ)をGKロペスの好守などで阻まれたことで無得点に終わった。決着は3月13日のカンプノウ対決へと持ち越し。
トピックス
●欧州での宿題:チャンピオンズのトーナメントラウンドの、アウェー戦で勝てないバルセロナ。2015/16シーズンの1/8 final イダにてアーセナルに0-2で勝って以来、敵地で勝ちがない。
●スアレスは今回も無得点:特にルイス・スアレスの欧州ゴール干上がりは深刻で、チャンピオンズのアウェー戦では16試合、25時間(1,507分間)ゴールをあげられていない。最後のゴールは2015年9月16日のローマ戦(1-1)。チャンピオンズはカンプノウでも苦労していて、同大会では過去16試合でわずか1ゴールのみとなっている。
●スアレスのゴール干上がりはリーガにも及んでおり、現在、公式戦5試合(451分間)ノーゴール中。
●前例は安心・・・?:敵地でのイダ(第1戦)を0-0。これは非常に怖いスコアではあるが、チャンピオンズで過去に2度あった前例では、バルサはいずれも勝ち抜けに成功している。2005/06準々決勝の対ベンフィカはカンプノウにて2-0勝利。2011/12準々決勝の対ミランはカンプノウで3-1。
●セメドがリーチ:最近上り調子で、このリヨン戦でも良いプレーを見せたネルソン・セメド。彼はチャンピオンズでのカード累積が2枚となっており、次の試合で警告を受ければ、もし準々決勝へ勝ち進んでも出場停止となる。
●セルジ・ロベルト出血:アルトゥール欠場を補うべく、右インテリオールとして先発出場したセルジ・ロベルト。気の利いたポジショニングでプレッシングに貢献したほか、後半の60分には相手選手の肘打ちによって口内を切り、大出血で主役となった。血濡れたパンツを替えたほどの出血量と。
  応急処置後は、口にガーゼを入れてプレーし、81分にアルトゥロ・ビダルと交代。腹が立っていたのか、交代の直前にボールを観客席に蹴り込んでイエローカード。
●今回もテル・ステーゲンに救われた:キックオフから9分、テリエの強烈なミドルシュートを左手一本で弾き、先制されるピンチを救ったテル・ステーゲン。ボールはその後、クロスバーを叩いた。守護神は6分にもAouarのシュートを横っ飛びで弾き出していた。
| Olympique Lyonnais | FC Barcelona | 
| 0 | 0 | 
| 19 de Febrero 2019 – Martes 21:00 h  OL Stadium :  | 
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| Goles | |
| Titular | |
| Lopes | 【7】Ter Stegen | 
| Dubois | 【6】Semedo | 
| Marcelo | 【7】Piqué | 
| Denayer | 【6】Lenglet | 
| Mendy | 【7】Jordi Alba | 
| Mdombele | 【7】Busquets | 
| Aouar | 【6】Sergi Roberto | 
| Traoré | 【6】Rakitic | 
| Depay | 【7】Messi (c) | 
| Terrier | 【6】Dembélé | 
| Dembélé | 【5】Suárez | 
| Cambios | |
| Traoré→ Tousart (69) | Dembélé→【5】Coutinho (67) | 
| Terrier→ Cornet (76) | Sergi Roberto→【5】Arturo Vidal (81) | 
| Ndombele→ Cheikh (84) | |
| Entrenadores | |
| Bruno Génésio | 【5】Ernesto Valverde | 
| Arbitro | |
| Cüneyt Çakir (turco) | |
| Tarjetas | |
| Aouar (3) | Sergi Roberto (80) | 
| Dubois (33) | Semedo (88) | 
| 名前の次の数字は評価点:平均点【5】 | |
| Estadisticas | ||||||
| 1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
| 0 | 0 | 0 | 
 Goles  | 
0 | 0 | 0 | 
| 4 | 1 | 5 (2) | 
 Tiros a puerta  | 
24 (5) | 11 | 13 | 
| 2 | 1 | 3 | 
 Ocasiones de Gol  | 
5 | 3 | 2 | 
| 2 | 0 | 2 | 
 Corners  | 
5 | 2 | 3 | 
| 0 | 0 | 0 | 
 Fueras de juegos  | 
1 | 1 | 0 | 
| 246 | 177 | 423 | 
 pases  | 
700 | 401 | 299 | 
| 46% | 41% | Posesion del Balon | 59% | 54% | ||
| 7 | 6 | 13 | 
 Faltas  | 
11 | 6 | 5 | 
| 2 | 0 | 2 | 
 Tarjetas Amarillas  | 
2 | 2 | 0 | 
| 0 | 0 | 0 | 
 Tarjetas Rojas  | 
0 | 0 | 0 | 
| Formación | |
| 
 アルトゥール、ラフィーニャ、シレセン、ベルマーレンが負傷欠場。 ほぼバルベルデの鉄板イレブン。唯一の疑問点、アルトゥール欠場の穴埋め策はセルジ・ロベルトの中盤起用だった。復帰したばかりのウンティティはベンチ。 選手交代は二人のみ。  | 
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| Titular | Final | 
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