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トッテナムが冬にアラニャーを欲しいらしい

ポチェッティーノはアレニャーをバルサB時代からチェックしている
バルサは門を閉ざさないが、完全移籍は望まない

トッテナム・ホットスパーがカルラス・アラニャー (21) の動向に目を光らせているそうです。そう伝えたのは10月22日のMD紙。バルベルデに招集外にされ続けているカンテラーノを、冬に退団するかもしれないエリクセンの後釜にしたいというんですね。

開幕戦の45分以降、まったく出番がない状況

2019/20シーズンの序盤、カルラス・アラニャーは心穏やかでない時を過ごしています。
アスレティック・クルブとのラ・リーガ開幕戦では先発起用されたものの、ハーフタイムで交代となり、以降は第6節(対ビジャレアル)と第7節(対ヘタフェ)でベンチに入っただけで残りは全部招集外かベンチ外。ハードな天日干しでカラカラに乾いていそうです。

若くて知名度も将来性もある選手が試合に出られずにいるとなれば、関心を強めるクラブが出るのは自然の流れ。夏にも獲得を試みていたトッテナムが、アラニャーの動向に注目しているとMDはいいます。

トッテナムといえば、クリスティアン・エリクセン(来夏で契約終了)が冬のマーケットで移籍するかもと報じられていますが、あちらの監督マウリシオ・ポチェッティーノはアラニャーを高く評価していて(バルサBの頃からチェックしているという)、デンマーク人の後釜になれると考えているらしいんですね。

ポチェッティーノは夏にも何度かアラニャーと連絡を取ったそうですが、バルサでの成功を最優先とするカンテラーノを説得することは出来なかったと。
嬉しいよ、カルラス・アラニャー。でもそんなカンテラーノのクラブ愛も、いつまでも移籍を拒むものではありません。プロフェッショナルは試合に出てなんぼなので。

バルベルデはアラニャーを評価する

ベンチにも入れてもらえないアラニャーですが、エルネスト・バルベルデは彼のことを評価しているとMDは説明します。夏のマーケットでベティスから良いオファーが届いた際、(ラキティッチの退団を考慮して)クラブにストップをかけたのはチングリなのだと。

MD曰く、バルベルデはトレーニングにおけるアラニャーの姿勢やプロ精神を非常に評価しています。しかし試合で使うか、となると、インテリオールには優先して使いたい選手たちがいるのでアラニャーまで出番が回ってこないという話で・・・

起用法から見る今の序列は、フレンキー・デ・ヨングアルトゥールブスケツが先発、アルトゥロ・ビダルラキティッチが頼れる交代メンバー、セルジ・ロベルトも状況に応じて優先的に使うという様子です。

それでも長いシーズン、中盤が人手不足になる状況もきっとおそらく訪れるでしょう。アラニャーはその時を信じて黙々と牙を研いでいるに違いないです。
しかし冬まで現状に変化がなく、そこにエリクセンの後任が指定席となったトッテナムからの列車が届く時、彼はどう考えるだろうか。“恋人候補”はほかにもいるので、今季はバルサでの挑戦を優先するかな。

トッテナムは完全移籍を希望

ちなみにトッテナムはエリクセンの後釜を探しているわけなので、獲得するなら完全移籍を。
バルサは将来性ある若者を手放したくないので期限付き移籍を望んでいる模様です。
カルラス・アラニャーの契約解除金は、7,500万ユーロなり。

このニュースのまとめ

  • ・アラニャーの今季の試合出場はリーガ開幕戦の45分のみ
  • ・その後は試合に出ることはおろか、ベンチに入ったのも2回だけ
  • ・バルベルデはアラニャーを評価するものの、優先度の高い選手がいるので使われない
  • ・トッテナム(ポチェッティーノ)がエリクセンの後釜としてアラニャーを注視

 

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