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ジェラール・ピケ「ネイマールが戻れるよう、僕らは契約書を修正した」

家出王子の復帰のために会長に契約修正を申し出たとセントラル
中期的にもバルサ会長になることを考えていないという

ジェラール・ピケがラジオ局 SER の番組 El Larguero に出演。彼の会社COSMOSが企画し、11月18日からマドリーで開催されるテニス・デビス杯について話したついでに、FCバルセロナに関するよもやま話もしています。うち、聴取者を一番驚かせたのが、ネイマール呼び戻し作戦に関する裏話です。

「フットボールではどんなことだって起こりえるからね。僕らは彼に、お前は金の牢獄に入って行くぞって言ってた」
僕らはバルトメウ(会長)に、ファイナンシャルフェアプレー (FFP) に合わせてネイマールと契約するために給与支払いを遅らせるって提案し、そうしたよ。僕らは契約内容をレタッチ(修正)した。給与を下げることに加えて、方式を模索したんだ」
「クラブは良さそうだって言ってたけど、それから別の問題があった」

それにしても重鎮たちはどれくらい自腹を切ったのか。美しき友情・・・ でも正直ひきます。友人たちにそうもさせるネイマールにも。
(追記)少し前、“ロッカールームの権力”に関する報道に不快感を示していたピケですが、自ら選手にそういう“力”があることを明らかにしてますね。

メディアに選手をおとしめる情報を流すクラブ理事がいる、とピケが苦言|ロッカールームの権力報道
FCバルセロナの第3カピタン、ジェラール・ピケがヘタフェ戦終了後のミックスゾーンにて、バルセロニスタの団結を求めるメッセージを発しました。目標達成へと向かうために一致団結を求めるのは珍しくないですが、今回のそれは少し毛色が違う。クラブ内部に波風を立てようとする人々がいる、とセントラルがほのめかしているからです。

ちなみにSPORT紙は9月上旬の時点で「選手たちがネイマール獲得を可能とするために自腹を切る準備があった」と報じていて、今回のピケの発言を受け、どうだ私たちは正しかったろうと胸を張っています。

会長選挙への出馬は当分ない

もうひとつ、メディアの見出しになっているのが将来のバルサ会長選挙出馬についてです。
ピケはバルサの会長が夢だとは認める。でもそれはずっと先の話だといいます。

短期的には自分が会長になると思ってないよ。中期的にもね。COSMOS(社)のことで僕はいっぱいだし、そういうことなんで今はやりたくないんだ。やるからにはすごく上手くやりたいタイプなので、会長になるためには多くのことを変えないといけないだろう。監督になる自分を想像してなくて、僕の情熱はこのクラブにあるんだけど、100%集中しないといけないから今は無理だ」

COSMOSとバルサ会長は両立できないというピケ。じゃあ選手をしながらテニス大会に一生懸命になってるのは如何なものか、との批判には次のようにコメントしています。そして選手時代を楽しんでいくと。

「フットボールに100%集中してないといけない人もいるけど、僕はそうじゃない。仕事と自由時間を分ける人間なんだ」

「僕はいまを満喫してるよ。一年一年進んで行くさ。未来のことを考えるのはクレイジーなこと。チームで重要な存在じゃなくなった日、道を譲ることになるだろう。僕の契約は2022年、僕が35歳の時に終わるよ」

エル・クラシコは延期するべきでなかった

そして最後に12月へと延期されたエル・クラシコについて、ピケはその必要はなかったとの見解を示します。

延期する必要はなかったよ。僕の記憶では、スペインのスタジアムでなにか暴力が発生したことは一度もなかった。問題ではなかったことを大きくしただけさ。12月18日に今週末と同じことが起こらないって、誰が保証するの?すごく似た状況になるだろうね」

「最終的に僕らは対応していくし、プレーもするけれど、最良の解決じゃないと思う。エル・クラシコを水曜日にプレーするのはベストじゃないよ。ラ・リーガとクラブは困難に立ち向かう必要がある。警備はショーを約束するためにあるんだ」

 

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