日程的にも、戦力的にも、温存できる状態ができた
ジェラール・ピケにようやく、休息を与えられる時が訪れました。
2月4日のリーガ第22節 RCDエスパニョール戦にて右ヒザを痛めたピケを、監督もできるなら回復に専念させたかったでしょう。しかし重要な試合が続いたことで温存もできず、ここまでだましだまし起用。彼も期待に応えてきました。
今週末のジローナ戦は、そんなジェリを休ませられる試合。
来週木曜のラス・パルマス遠征も、医療部から完治診断を受けたトーマス・ベルマーレンとヘタフェ戦でまずまずのパフォーマンスだったジェリー・ミナを信頼して、ピケは回復にあててほしいです。
ここ10試合では803分間プレー
1月はサムエル・ウンティティの負傷により、2月はマスチェラーノの退団とベルマーレンの負傷により、ジェラール・ピケはフル稼働が続いていました。
2月23日付MD紙によると今季のピケはメッシ、スアレスに次いで出場時間が多く、ここ10試合では実に803分間プレーもしているらしく。
ただでさえ多いのに、ジェラール・モレノの仕返しタックルによって伸ばされた右ヒザの靱帯が完治してない状態でこの数字は、さすがに心配になります。
バレンシア(コパ)、エイバル(リーガ)、チェルシー(チャンピオンズ)と3つのコンペティションで難しく重要な試合が続いたので、バルベルデが頼ったのもピケ本人が出たがったのも分かるのですが。
アトレティコ戦、チェルシー戦に良い状態で
そして迎える今週末のジローナ戦と、来週のラス・パルマス遠征。
どちらも油断大敵の試合とはいえ、思い切ってピケを休ませてほしいところです。
(ピケの友人、楽天の三木谷社長もカンプノウ観戦するらしいので、ハーフタイムにパルコで歓談も良いでしょう・・・)
来週はラス・パルマス戦からわずか中2日でアトレティコとの頂上対決がありますし(中3日にしなかったLFP!)ピケにはシメオネ組との闘いに良いコンディションで臨んでもらいましょう。
もしこの2試合を休めば、ピケは11日間の回復期間を手にすることができます。
アトレティコ戦に頑張ってもらえば、その次の面倒なペリコとのスーペルコパ・カタルーニャと、最下位マラガ戦も休ませられる。
そうすれば3月14日のチェルシー戦までの5試合でピケはアトレティコ戦のみの出場となり、ジェリー・ミナの適応も進んで一石二鳥です(都合良く考えます)。
ピケは昨日のグループトレーニングを欠席し、ジムでの調整にとどめていますし、彼以外のセントラルたちは起用可能な状態にある。バルベルデの決断次第とはいえ、ここは温存じゃないですかね。
このニュースのまとめ
- ・年始からフル稼働だったジェラール・ピケ
- ・2月4日のエスパニョール戦では右ヒザを痛めている
- ・アトレティコ戦とチェルシー戦以外は休んでも好いんじゃない?
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