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【マッチレポート】ラ・リーガ第15節 アトレティコ 0-1 バルサ

LaLiga | jornada 15

ワンダ・メトロポリターノでのタフな試合に競り勝つ。
勝負を決めた終盤のカウンター、メッシの決定力。

FCバルセロナがワンダ・メトロポリターノでアトレティコに0-1で競り勝ち、ラ・リーガでの首位を維持した。タフな勝負を決めたのは、完璧なカウンターを仕上げたレオ・メッシ。聖テル・ステーゲンのパラドンもチームを救っている。

試合のポイント

更新中:激しい雨の中での試合。ハイプレスを仕掛け、エリア内へとボールを入れてくるアトレティコを相手に、序盤のバルサは敵陣へと前進することができなかった。幸いクロスボールはセントラルたちが処理していったが、7分にはあわやジュニオルのOGの場面も(ポストが弾く)。19分にはエルモソの至近距離弾をテル・ステーゲンがパラドン。25分にはアルトゥールが、32分にはラキティッチが危険な場所でボールを奪われピンチになる。テル・ステーゲンからのボールを狙われていた。



●バルサの初シュートは26分のラキティッチ。アトレティはその時点で7本くらい放っている。27分頃、バルベルデはアルトゥールデ・ヨングの両インテリオールにポジション入替えを指示。セルジ・ロベルトメッシとの息はフレンキーの方が合っており、セルジの攻め上がりでバルサはアトレティコを押し込めた。以後は拮抗した展開がしばし続き、40分にはモラタの叩きつけるヘッド弾をテル・ステーゲンが右手で阻止。42分にはピケが負けじと叩きつけるヘッドを放つも、こちらはバーに弾かれた。試合は0-0でハーフタイムへ。

●雨は依然として強く降り続いた。後半に入るとアトレティコの勢いは落ち、彼らの陣内でプレーが行われる時間が増えた。時々自陣へと引き込みつつ、チャンスがあればカウンター。63分にはセルジ・ロベルトのギャロップからルイス・スアレスが、69分にはメッシのファール覚悟のタックルでも止まらない速攻から、グリーズマンが決定機を手にしている(ボレーが高く浮いた)。指笛を鳴らすワンダの観客に動じることなく、よく動いていたフランス人クラック。

●後半のシメオネ組の得点機は72分の波状攻撃くらいだった。あとはバルサのペース。そしてこのままスコアレスドローかとも思えた終盤、やはりというかレオ・メッシが勝負を決める。ルイス・スアレスとの壁パスを交えてアトレティコ守備陣を振り切り、最後は正確な左足シュートをゴール左端へ。さすがのGKオブラクもこれは止められなかった。他を超越するわれらのD10S。
バルサはその1点を守り切り貴重な勝点3を獲得、今節も首位で終えている。

トピックス

メッシ、ワンダも攻略:なんといっても主役はレオ・メッシ。0-0引き分けになるかと思えた試合の86分、ドリブル後のルイス・スアレスとの壁パスから、左足シュートをゴール左端に沈めた。ワンダ・メトロポリターノでの得点はこれが初めてで、現プリメーラ・ディビシオンの全20スタジアムを制覇達成。対アトレティコは30得点目。
さらにこのゴールはレオ・メッシのプロ通算700得点目となる(614がバルサ、86がアルゼンチン代表)。

聖テル・ステーゲン再び:この試合もマルクアンドレ・テル・ステーゲンの活躍が光った。まずは20分、マリオ・エルモソによる至近距離ダイレクト弾を奇跡的に止めると、40分のCKではモラタのヘッド弾を右手で弾く脅威のパラドン。アトレティコの先制を許さず、終盤のメッシ決勝ゴールへとつなげた。

●試合後のピッチサイドインタビューにてセルジ・ロベルト「こういったスタジアムにリーガはあるから、勝つのがとても重要なんだ」「アトレティコが圧してくるのは分かっていた。最初の20分は困難だったよ。彼らのプレスで僕らはたくさんボールを失った。後半は僕らがコントロールし、得点機もあったね」
テル・ステーゲンがゴールライン上で2つのゴールを取り除き、メッシが試合を決めたけれど、手に入れた3ポイントはチーム全体のハードワークによるものだ」

ピケ、ヒザにダメージ:78分、セルジ・ロベルトのバックパスが弱くなり、ボールを競ったビトロとの接触で左ヒザにダメージを負ったジェラール・ピケ。ピッチサイドでの治療後、一度はプレーを再開したものの、すぐにサムエル・ウンティティと交代した。ビトロには2枚目のカードが出されて然るべきだった。
坊主頭となって大一番に臨んだジェリはアトレティコのクロスをことごとくクリアし、相手の激しいプレスを判断良く前方へと送る好パフォーマンス。

●試合後のラキティッチ:「できるだけベストな形でフットボールを楽しみたいんだ。僕にはまだ与えられるものが多くあるから」「プレーをしたいから、今の状況は理解できない。もしプレーできるなら、バルサ以上の場所はないよ。毎日を楽しみたい。ここで可能なら、それが最高だね

リーガで対バルサ16試合勝利なし:バルサを天敵としているシメオネのアトレティコ。ラ・リーガでの対バルサでは16試合連続で勝利なしとなった(5分11敗)。今回は勝てるチャンスがあっがが、最後はメッシに決められ敗北。
ただしチャンピオンズでは2014年と2016年に勝利しており、後者はグリーズマンの2得点でバルサを撃破(2-0)しルーチョチームのの欧州連覇の夢を打砕いている。




Atletico Madrid FC Barcelona
0 1
2 de Diciembre 2019 – Domingo 21:00 h
Wanda Metropolitano
:64,226
Goles
  Messi (86)
Titular
Oblak 【9】Ter Stegen
Trippier 【7】Sergi Roberto
Felipe 【7】Piqué
Hermoso 【6】Lenglet
Saúl 【4】Junior
Correa 【5】Rakitic
Thomas 【5】Arthur
Herrera 【7】De Jong
Koke 【9】Messi
Joao Félix 【6】Girezmann
Morata 【7】Suárez
Cambios
Joao Félix→
Vitolo (66)
Arthur→
【5】Arturo Vidal (73)
Correa→
Lemar (73)
Piqué→
【5】Umtiti (83)
Herrera→
Lodi (87)
 
Entrenadores
Diego SImeone 【5】Ernesto Valverde
Arbitro
Mateu Lahoz (valenciano)
Tarjetas
Thomas (8) Junior (18)
Correa (21) Piqué (32)
Vitolo (69) Rakitic (51)
Felipe (73) Lenglet (65)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 0 0

Goles

1 1 0
11 6 17 (2)

Tiros a puerta

13 (5) 7 6
3 1 4

Ocasiones de Gol

4 3 1
5 4 9

Corners

5 1 4
0 2 2

Fueras de juegos

1 1 0
    324

pases

683    
35% 33% 34% Posesion del Balon 66% 67% 65%
6 6 12

Faltas

11 7 4
2 2 4

Tarjetas Amarillas

4 2 2
0 0 0

Tarjetas Rojas

0 0 0
Formación

セメド、デンベレ、アルバが負傷欠場。セルヒオ・ブスケツが出場停止。トディボが監督判断で招集外。
ネト、ワゲ、アラニャー、ビダル、ウンティティ、カルラス・ペレス、ファティがベンチスタート。

セルヒオ・ブスケツが出場停止につき、ラキティッチがピボーテで先発出場。ラキさんはこれで2試合連続出場となる(起用法変更?)。インテリオールは最初アルトゥール右、デ・ヨング左だったが、前半途中から左右変更。メッシ、セルジとの連携が上手く行くようになった。
メッシは最初は右に位置し、中央に切れ込んでいた。後半は中央寄りに。

交代は2人。まずはアルトゥールに替えてアルトゥロ・ビダルを入れ中盤に強度追加(73分)。
2人目は負傷交代となり、左ヒザを打ったピケを下げてウンティティを送り込んだ(83分)。

Titular Final
 

2019年12月02日(月)、アトレティコ戦翌日のバルセロナスポーツ紙。MD、SPORTともに「黄金のゴール」の見出しで、バロンデオロを受賞するであろうメッシを称えている。

MD「黄金のゴール」

  • 黄金のゴール
  • → 86分にゴール正面から放たれたメッシの左足シュートが、メトロポリターノでバルサに勝利をもたらした
  • → 今日パリで自身6度目となるバロンデオロを受け取るであろうレオと、猫のように敏しょうなテル・ステーゲンが、良いプレーをしたアトレティを制圧したキープレーヤー
  • エスパニョール 2-4 オサスナ
    ペリコたち、潰れる

SPORT「黄金のゴール」

  • 黄金のゴール
  • → 試合終了4分前にメッシが決勝点を手にし、また一節バルサの首位を維持させた
  • → その前には奇跡的なストップによってチームを救ったテル・ステーゲン
  • バルサ/パリでの式典
    レオは今日 自身6度目のバロンデオロを受賞するだろう

 

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