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【マッチレポート】ラ・リーガ第30節 マドリー 2-1 バルサ

こういう試合に勝てませんな・・・。

前半の出来が好ましくなく、2点を追いかける展開に。
後半 ミンゲサ弾で1点返し、終了目前のイライシュ弾がバー直撃。

FCバルセロナの進撃、バルデベバスにて止まる。ラ・リーガ優勝争いに大きな影響を及ぼすであろう2位3位対決はベンゼマクロースがネットを揺らしたマドリーの勝利に終わり、ここで優勝に近づくというバルサの目標は叶わなかった。バルサは前半の内容が悪く、2失点。後半に入り盛り返し、ミンゲサ弾で1点差としたが、あと1点が遠かった。最後のイライシュ弾が決まっていれば・・・ ブライスウェイトへのPKをスルーした判定も物議を醸している。

試合のポイント

●:試合を通じてのバルセロナのボール保持率は約7割。ボールを持つ、という目標は達成できたが、主導権を持って試合を進めたのはビニシウスの速さを有効活用するマドリーだった。プレス回避からのトランジションが巧みで、危険なスピード勝負が二度・三度。一方でバルサは攻めの要所であるジョルディ・アルババルベルデのマークによって封じられ、サイドから崩すこともライン裏を取ることもできず攻めが停滞していた。



●マドリーの先制点は、バルベルデのダイナミックな推進からだ。アルバへのパスを横取りすると、そのままブスケツ横のスペースへ入り、中央と見せて右サイドのルカス・バスケスへ展開。センタリングに合わせてダッシュするベンゼマアラウホも追いすがったが、シュートが上手すぎて聖テル・ステーゲンも攻略された(13分)。その15分後の失点はさらに痛かった。こちらはビニシウスのドリブル突破を止めようとして与えたFKからで、クロースのシュートが背中を向けてしまったデストに当りコースが変わってゴールイン。30分と経たずして、2点ビハインドは重い。

●34分のポストを叩いたバルベルデのシュート、これが決まっていればトドメになっていただろうが、その跳ね返りを打ったバスケスのシュートを含めて3点目とならなかったのは幸いだった。アルバを封じるだけでなく、攻めでも効いていたバルベルデ。ハーフタイム前から雨脚は強まり、後半はほぼ嵐。

クーマンはハーフタイム中に動き、デストに代えてグリーズマンを入れることで反撃を狙った。最終ラインは4バックとなり、使えていなかった左のレーンをグリジアルバで突く狙い。デンベレは中央から右サイドに回った。守備ではアラウホミンゲサがマドリーを封じる。右ラテラルとなったミンゲサは攻めでも持ち味を発揮し、60分には追撃弾も決めている。ついにアルバが必殺のセンタリングを送り、グリーズマンがスルーしたところを、中央にきていたミンゲサが直接合わせたのだ。難しいシュートを良く合わせた。あっぱれ。残り時間はまだ30分ある。バルサにエンジンがかかる。マドリーは守りへ。

トピックス

更新待ち

 




La Liga | Jornada 30
10 de Abril 2021 – sabado 21:00 h
Estadio Alfredo Di Stéfano
:—
Real Madrid FC Barcelona
2 1
Goles
Benzema (13)  
Kroos (28)  
  Mingueza (60)
Titular
Courtois 【】Ter Stegen
Lucas Vásquez 【】Mingueza
Militao 【】Araujo
Nacho 【】Lenglet
Mendy 【】Dest
Casemiro 【】Jordi Alba
Kroos 【】Busquets
Modric 【】De Jong
Valverde 【】Pedri
Vinicius 【】Messi (c)
Benzema 【】Dembélé
Cambios
Lucas Vazquez→
Odriozola (43)
Dest→
【】Griezmann (46)
Valverde→
Asensio (61)
Busquets→
【】Sergi Roberto (64)
Kroos→
Isco (72)
Araujo→
【】Ilaix (72)
Vinicius jr.→
Marcelo (72)
Dembélé→
【】Braithwaite (81)
Benzema→
Mariano (72)
Pedri→
【】Trincao (81)
Entrenadores
Zinedine Zidane 【】Ronald Koeman
Arbitro
Gil Manzano (extremeño)
Tarjetas
Nacho (69) Pedri (23)
Casemiro (89) Araujo (26)
Casemiro (90DA) Jordi Alba (84)
  Koeman (85)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
2 0 2

Golesredcard

1 1 0
8 6 14 (3)

Tiros a puertaredcard

18 (4) 12 6
3 2 5

Ocasiones de Golredcard

4 3 1
2 3 5

Cornersredcard

6 3 3
0 0 0

Fueras de juegosredcard

1 1 0
    316

pasesredcard

707    
31.2% 31.3% 31.2% Posesion del Balon 68.8% 68.7% 68.8%
57 55 112 perdidas de balon 123 53 70
37 27 64 recuperaciones de balon 55 23 32
9 7 16

Faltasredcard

10 1 9
0 1 1

Tarjetas Amarillasredcard

4 2 2
0 1 1

Tarjetas Rojasredcard

0 0 0
Formación

ネト、コウチーニョ、アンス・ファティが負傷中。マテウスが監督判断で招集外。
イニャキ、アルナウ、ピケ(復帰)、グリーズマン、ピアニッチ、ブライスウェイト、リキ・プッチ、トリンカオ、セルジ・ロベルト(復帰)、ウンティティ、ジュニオル、イライシュがベンチスタート。

アラウホが復帰後の初先発となり、デ・ヨングが中盤に上がった。
ジョルディ・アルバの監視役にバルベルデを当てられ、左サイドの攻撃が機能せず。守備では逆サイドの対ビニシウスで分が悪かった。

パッとしなかった前半。クーマンはハーフタイムで動き、デニスに代えてグリーズマンを投入。システムは4バックに変化している。
60分に1点を返した後、64分に2人目の交代。ブスケツが任務終了となり怪我明けのセルジ・ロベルトが送り出された。デ・ヨングがピボーテに移動。
続いてはアラウホに代えてのイライシュ・モリバ。
最後は81分、デンベレとペドリに代えてブライスウェイトとトリンカオが入る。ほぼミンゲサとラングレの2バックとなっていた。

Titular Final
先発時 終了時
 

2021年4月11日(日)、レアル・マドリー戦翌日のバルセロナスポーツ紙。最後のプレーでシュートがクロスバーに当たり、呆然とするイライシュ・モリバが表紙となっています。

MD「なんてクロスバー!」

  • なんてクロスバー!
  • → ベンゼマとクロースが28分で2-0にした出来の悪い前半、バルサはバルデベバスで倒れる
  • → ハーフタイム後にミンゲサの得点で反撃し、最後の瞬間にイライシュがクロスバーを叩いた
  • レアル・マドリーが暫定首位
    1位 マドリー 66/2位 アトレティコ 66(1試合少ない)/3位 バルサ 65

SPORT「クロスバー!」

  • クロスバー!
  • バルサは最後の瞬間に引き分けにできたが、イライシュのシュートをクロスバーが阻んだ
  • チームが水準になかった前半、すでにメッシが一度枠を叩いていた
  • ミンゲサが点差を縮め、終盤にはブライスウェイトへのPKを巡って論争もあった
  • ■クーマン「信じられない。ペナルティキックは明らかだった」
  • ラ・リーガ/ベティス対アトレティコ
    アトレティコ、首位奪還を目指す

コメント

  1. レト より:

    やはりジダン・マドリーには勝てませんでした。
    万全のチーム状態でなかったにも関わらず手堅く抑え込まれたのですから相変わらずこのチーム相手には勝ち筋が見えません。
    後半の勢いは今後に仄かな期待を持たせるものでしたが、これでジダンが退任したら勝ち逃げされますね。

    新生バルサは着実に成長を遂げているとはいえ、ビッグマッチが楽しみになるレベルにはまだまだ程遠いようです。

  2. ぼこ より:

    前半のアタマにメッシがやたら浮いてたときは、すぐ点入るんじゃないかと思ったけど、すぐ吸収されちまいましたね。なんだかんだで修正力があるんだよな〜、ジダンチーム。選手が賢いのかもしんないけど。
    とはいえベストチーム同士の対決ではなかった。過渡期が重なったのもそうだし、観客もいないしな…リーグシチュエーションはめちゃ燃えだったんだけど。

  3. トム より:

    どうにも得点力不足でした。
    デンベレトップは、スピードでライン下げさせるのは良いのだけど、エリア内での得点力はそれほど無い。シュートパワーはあるのですけどね。
    どうしても、ここにファティがいれば、スアレスがいれば…と思ってしまいます。
    右のデストが全然駄目で、左のアルバからしか攻めるルートが見えず、後ろも不安定で、厳しいプレスで問題点が浮き彫りになった感じ。
    マドリが守りに入った後半4-3-3後も状況は変わらず、ミスに助けられた部分が多かった。
    勢いがある若手と言っても、新加入選手やデビュー間もない若手が多く、熟成したマドリに上手く絡め取られた感じでした。
    まだバルサには熟成の時間と前線の戦力、特に前線でメッシと合わせられて点も取れる、頼りになるFWが必要です。
    それと、デストに見切りを付けるのはまだ早いかもですが、どうも大一番での弱メンタルが見え隠れしているような気がします。シュート怖がって後ろ向いてしまったのは痛恨でした。

    直前に替わった怪しい審判が、機器トラブルに長い時間使っての短すぎるロスタイムやら、謎のFKやら、PK取らないやらもありました。
    しかしシーズン終盤になってマドリ有利の判定がやたら増えるのは、いつもの事です。
    苛立ちは感じますが、これを乗り越えないとならないのが、バルサの宿命と思います。
    クーマンが予備線を張ってた通り、これで終わりではありません。
    先を見据えて、再び一歩一歩前進して行ってほしい。
    セルジもピケも帰って来るのですから。

  4. 4GATS より:

    デンベレはやはりCFの選手ではないですね。ウイングをする時とはクオリティがかなり落ちます。シュート精度、動き方、ポストプレー等CFに必要な能力が乏しすぎる、、、。結果論ですが、今のメンバーならCF先発はグリジーでよかったように思う。現メンツでのミステルのやりくりが大変なのは重々承知ですが、今夏のCF補強は必須でしょうね。

    右サイドバックには復帰したセルジを起用するのが大事な試合では最適解かと思います。やはりカンテラ出身だけあって、気の利いたポジショニングやパス回しができ、スムーズにいきます。正直バルサの右サイドバックは攻撃する上で最重要ポジションといっても過言ではないと思う。メッシとの連携やフォローの面も含め。アウベス時代が懐かしい。
    数年前に現マンCのジョアン・カンセロを取ろうとしたハズなのに、入団しなかった理由を誰か教えてください〜
    最高のアウベスの後釜だったと思うが、、、。
    ウイングに大金はたくより、右サイドバックに大金投じた方がよっぽどチームが強くなると考えているのは僕だけでしょうか??

    最後にモリバのバー直撃、惜しかった!
    次に期待してます!

    バモス!バルサ!!

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