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アビダル×メッシ間の緊張、バルトメウの仲介で和らぐ

アビダル発言で起こった火事を消すべく、バルトメウが動いた
スポーツ面で直面する課題は多く、内部クライシスに取られている時間はない

バルベルデ解任の責任は選手たちにあったかのようにSPORT紙で言ったエリック・アビダル発言に対し、レオ・メッシが厳しい返事をしたことでバルサ周辺に生じていた緊張は、ジュゼップ・マリア・バルトメウ会長の仲介によって沈静化に向かっています。去就の注目されたアビダルは、今後もセクレタリオ・テクニコ(強化技術部長)を続投です。

メッシへの理解を示す

事の発端はSPORTのインタビューにおいてバルベルデ解任について訊ねられたエリック・アビダルが、「多くの選手たちは(監督に)満足していなかったし、ハードワークしていない選手もいた」と述べたことです。
これに対してレオ・メッシがすかさずインスタグラムを通じて「フロントの責任者たちも彼らの責任を引き受けるべきだ」「選手の話をする時は、名前を挙げるべきだった」と返事。
周囲は「アビダル対メッシ・・・」と息を呑み(ちょっと誇張)次の展開を見つめました。

アビダルが選手を使ってクラブ擁護し、メッシが反応、揺れるクラブ
FCバルセロナの強化技術部長(セクレタリオ・テクニコ)エリック・アビダルの発言が発端となり、バルサが揺れています。SPORTインタビューのなかでバルベルデ解任の決断について説明したアビさんに対し、レオ・メッシが即座にインスタグラムで手厳しい返事を出したのです。

そこで動いたのは、バルサ会長のジュゼップ・マリア・バルトメウです。

会長は昨日、カタルーニャ界名士の一人として欧州議会の会議に出席するべくブリュッセル(ベルギー)にいました。しかしながらクラブがぐらぐら揺れているとの連絡を受け、まずは当事者の両名に電話をかけます。エリック・アビダルは騒動が発生してすぐ(4日夜)、レオ・メッシには翌日(昨日)の朝イチっぽいです。

会長はカピタンが強化技術部長の発言を不快に感じたことに理解を示した。メッシも特に事を荒立てようと思ってないでしょうし、バルトに考えを伝えたことで、この件は終了となった模様です。

アビダルとの2時間の面談

一方でアビダルに対しては、同様に電話で発言の理由などを訊ね、その日の面談を約束しています。

バルトメウはその後の予定をなんとかやり繰りしてブリュッセル出張を切り上げ、午後にバルセロナへと戻ると、クラブCEOのオスカル・グラウとともにアビさんと話し合い。三者による話し合いは、2時間にも及んだそうです。

一部では、この場でアビダルの解任もしくはアビダルによる辞任があるのではないか・・・とも言われていましたが、そういったこともありませんでした。エリック・アビダルは二人の上司から注意を受けたにせよ、セクレタリオ・テクニコを続投です。

早急に幕引き

この騒動では、クラブの団結を強調して、早急に決着させることが唯一の出口した。ですからアビダルへの信頼を示したバルトメウの対処は正解でしょう。バルサが抱えている根本問題はここでアビダルを解任しても解決さないのだから、今は上っ面でも解決したふうにするべし・・・(不発弾はくすぶるが)。

追記:そしてアビダルの首を切ると、メッシが強大な力を持っている印象を与える。それはメッシの望むところではない。

今日はコパでの生き残りを賭けた準々決勝もあります。
アビダル×メッシ騒動に注意がいってしまい、注意が薄れがちですが、サンマメスという難関でアスレティックに勝たなければコパとはアディオスです。
ほかにもデンベレ離脱を受けてのデランテロを補強できるかどうかの問題もありと、内部クライシスで揉めてる場合じゃないんですよね。

良い試合をしてタイトルにまた一歩近づくことが、ごたごたを忘れる最良の方法なので、選手たちも簡単ではないですがファイトであります。

バルトメウはまた、この日はアスレティック戦の前日会見が控えているキケ・セティエンの元にも電話をかけ、メッシとアビダルの件について状況説明している。

 

コメント

  1. t より:

    メッシとテアが小競り合いしたって話もありましたね!そんなに大事ではなく記事にはなってないのかなあ バルサ崩壊はやめてくれよー

  2. アメドリ より:

    メッシはバルサそのもの。
    これは揺るがない真実。

    アビダルとか、、、言うても調子に乗るなと言いたいし、外野も、D10Sとかなんとか言いつつ、バルサの調子悪くなると歩くなとか守備がとか、、、そんなんもいい加減にして欲しい。

    別にメッシ中心でいいじゃん。
    なぜみんな理解しないかな。
    補強選手だって、今、ネイマールしかメッシに合わせられる選手いないのに、、、