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【マッチレポート】ラ・リーガ第30節 セビージャ 0-0 バルサ

セビージャで急停車のバルサ号、主導権を譲り渡す

前半は特に内容で上回っていたバルサだが、決定機は作れず。
もしマドリーが勝てば、残り8試合で首位が交代する。

リーガ再開から2連勝、首位を守ってきたFCバルセロナがセビージャでつまずいた。前の2試合よりも良い印象を与えるフットボールをしながら、統制の取れたセビージャの守りを崩しきるには至らず、0-0のエンパテ。攻め手不足を感じさせた。後に控えるマドリーが勝てば勝点で並ばれ、直接対決の結果から首位を奪われることになる。

試合のポイント

バルサがボール支配:ゲームは両チームのハイプレス合戦で始まった。そんななかでボール保持に成功したのが、アウェイチームのバルサだ。セティエンチームは相手陣内でボールをつなぎ、忍耐強くスペースを探した。テル・ステーゲンが第3のセントラルとなり組み立てを補助。練習してきたビルドアップが徐々に実を結んでいるか。21分には決まったかと思ったメッシ絶妙のFKを、クンデが頭で防御。レオがボールを蹴るや、後方に走ってのクリアで、メッシ対策にいろいろやってくる。



流れを変えた給水ブレイク:明らかなゴールチャンスは作れないものの、時間の問題にも思えた前半。この試合も30分の給水ブレイクを機に流れが変化している。ロペテギの懸命なる指示を聞き(メッシへの対応など)、プレー再開後はセビージャがボールを支配。バルサは自陣に押し込まれた。ハーフタイム直前、珍しくメッシが怒り、両陣営もみくちゃに。

セビージャの攻勢:後半はセビージャの優勢で始まっている。54分にはオカンポスの、57分にもムニールのシュートをテル・ステーゲンがセーブ。劣勢をくつがえすべく、キケ・セティエンブライスウェイトに代えてアルトゥールを送り出し、陣形を4-4-2へと変更している。ボールはこれで落ち着いたが・・・ バルサの攻めにダイナミズムは生まれず、ただパスをつなぐ展開に陥った。

スアレス理不尽ならず:苦労せず守るセビージャをバルサは攻めきれないまま、時間は過ぎていった。後半の給水ブレイクもバルサに流れをもたらさず。88分には最大のチャンスが訪れるも、ジョルディ・アルバのセンタリングに合わせたスアレスのシュートは惜しくもクロスバーを上を越えた。対するセビージャも90分に決定機を手にしたが、白坊主レギロンのシュートはテル・ステーゲンが処理している。

自力優勝の権利を手放す:そんなこんなで試合は、どちらのチームにとっても不完全燃焼なる0-0で終了。バルサにとって4試合連続無失点は良いニュースだが、それ以上に、マドリーに首位を奪われ自力でリーグ優勝できなくなりそうなのが重たい。

トピックス

更新中




La Liga | Jornada 30
19 de Junio 2020 – viernes 22:00 h
Sánchez Pizjuán
:—
Sevilla FC FC Barcelona
0 0
Goles
   
Titular
Vaclík 【8】Ter Stegen
Jesús Navas 【6】Semedo
Diego Carlos 【7】Piqué
Koundé 【7】Lenglet
Reguilón 【7】Jordi Alba
Fernando 【6】Busquets
Jordán 【6】Arturo Vidal
Óliver 【6】Rakitic
Munir 【7】Messi (c)
Ocampos 【5】Braithwaite
De Jong 【6】Suárez
Cambios
Oliver→
Ever Banega (46)
Braithwaite→
【6】Arthur (63)
Munir→
Suso (59)
Arturo Vidal→
【5】Griezmann (79)
De Jong→
En-Nesyri (69)
Rakitic→
【sc】Riqui Puig (88)
Jordan→
Gudelj (69)
 
Ocampos→
Vázquez (84)
 
Entrenadores
Julen Lopetegui 【5】Qique Setién
Arbitro
José Luis González González (castilla-leonés)
Tarjetas
Reguilón (26) Piqué (39)
Fernando (49) Busquets (49)
Ever Banega (62)  
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 0 0

Goles

0 0 0
2 6 8 (4)

Tiros a puerta

10 (4) 7 3
1 2 3

Ocasiones de Gol

2 1 1
2 0 2

Corners

9 7 2
2 0 2

Fueras de juegos

1 1 0
    389

pases

721    
38% 34% 36% Posesion del Balon 64% 66% 62%
7 10 17

Faltas

8 3 5
1 2 3

Tarjetas Amarillas

2 1 1
0 0 0

Tarjetas Rojas

0 0 0
Formación

デンベレ、セルジ・ロベルト、デ・ヨングが負傷欠場。ウンティティが出場停止。
ネト、アルトゥール、グリーズマン、ジュニオル、イニャキ、リキ・プッチ、コリャド、アンス・ファティ、アラウホ、セベリオ、チュミ、モンチュがベンチスタート。

セルジ・ロベルト負傷に伴いセメドが先発に復帰。中盤ではラキティッチが起用された。
前線ではルイス・スアレスが怪我明けの初先発。グリーズマンは控えスタートとなりブライスウェイトが選ばれている。アルバがオカンポスとマッチアップ。右方面を深くえぐる攻め手がほしい。

交代は3人のみとなった。
1人目は63分、ブライスウェイトに代えてアルトゥールが入り、システムは4-4-2に変更。
2人目は79分、アルトゥロ・ビダルを下げてグリーズマン投入で再び4-3-3。
最後は88分、ラキティッチに代えてのリキ・プッチ。

Titular Final
 

2020年6月20日(土)、セビージャ戦翌日のバルセロナスポーツ紙。MD、SPORTともに「ブレーキ」との表現。今節で首位陥落の可能性高く、ピケの警句が大きく取り上げられています。

 

MD「急ブレーキ」

  • 急ブレーキ
  • → バルサがピスファンで引き分け、首位の座をマドリーの射程範囲とした。彼らが明日アノエタで勝てば首位交代
  • ピケの警告
    「自分たち次第ではないので、このリーガを優勝するのは難しくなるだろう」
  • マジョルカ 1-1 レガネス・グラナダ 0-1 ビジャレアル
    3ヶ月ぶりとなるワンダでの試合

SPORT「ブレーキかかる」

  • ブレーキかかる
  • → リーガ再開から2勝後、バルサが非常に統制の取れたセビージャを前に立ち往生
  • → バルセロナは支配をしたものの、明らかなゴールチャンスはなく、今節でマドリーに捕まるかもしれない
  • ピケ断言「このリーガを優勝するのはかなり難しくなるだろう」
  • ■契約更新ボーナスでクラブが裁判に勝利
    ネイマールはバルサに670万ユーロを返さねばならない

 

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