セビージャで急停車のバルサ号、主導権を譲り渡す
前半は特に内容で上回っていたバルサだが、決定機は作れず。
もしマドリーが勝てば、残り8試合で首位が交代する。
リーガ再開から2連勝、首位を守ってきたFCバルセロナがセビージャでつまずいた。前の2試合よりも良い印象を与えるフットボールをしながら、統制の取れたセビージャの守りを崩しきるには至らず、0-0のエンパテ。攻め手不足を感じさせた。後に控えるマドリーが勝てば勝点で並ばれ、直接対決の結果から首位を奪われることになる。
試合のポイント
●バルサがボール支配:ゲームは両チームのハイプレス合戦で始まった。そんななかでボール保持に成功したのが、アウェイチームのバルサだ。セティエンチームは相手陣内でボールをつなぎ、忍耐強くスペースを探した。テル・ステーゲンが第3のセントラルとなり組み立てを補助。練習してきたビルドアップが徐々に実を結んでいるか。21分には決まったかと思ったメッシ絶妙のFKを、クンデが頭で防御。レオがボールを蹴るや、後方に走ってのクリアで、メッシ対策にいろいろやってくる。
●流れを変えた給水ブレイク:明らかなゴールチャンスは作れないものの、時間の問題にも思えた前半。この試合も30分の給水ブレイクを機に流れが変化している。ロペテギの懸命なる指示を聞き(メッシへの対応など)、プレー再開後はセビージャがボールを支配。バルサは自陣に押し込まれた。ハーフタイム直前、珍しくメッシが怒り、両陣営もみくちゃに。
●セビージャの攻勢:後半はセビージャの優勢で始まっている。54分にはオカンポスの、57分にもムニールのシュートをテル・ステーゲンがセーブ。劣勢をくつがえすべく、キケ・セティエンはブライスウェイトに代えてアルトゥールを送り出し、陣形を4-4-2へと変更している。ボールはこれで落ち着いたが・・・ バルサの攻めにダイナミズムは生まれず、ただパスをつなぐ展開に陥った。
●スアレス理不尽ならず:苦労せず守るセビージャをバルサは攻めきれないまま、時間は過ぎていった。後半の給水ブレイクもバルサに流れをもたらさず。88分には最大のチャンスが訪れるも、ジョルディ・アルバのセンタリングに合わせたスアレスのシュートは惜しくもクロスバーを上を越えた。対するセビージャも90分に決定機を手にしたが、白坊主レギロンのシュートはテル・ステーゲンが処理している。
●自力優勝の権利を手放す:そんなこんなで試合は、どちらのチームにとっても不完全燃焼なる0-0で終了。バルサにとって4試合連続無失点は良いニュースだが、それ以上に、マドリーに首位を奪われ自力でリーグ優勝できなくなりそうなのが重たい。
トピックス
●更新中:
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La Liga | Jornada 30 | |
19 de Junio 2020 – viernes 22:00 h Sánchez Pizjuán:— |
|
Sevilla FC | FC Barcelona |
0 | 0 |
Goles | |
Titular | |
Vaclík | 【8】Ter Stegen |
Jesús Navas | 【6】Semedo |
Diego Carlos | 【7】Piqué |
Koundé | 【7】Lenglet |
Reguilón | 【7】Jordi Alba |
Fernando | 【6】Busquets |
Jordán | 【6】Arturo Vidal |
Óliver | 【6】Rakitic |
Munir | 【7】Messi (c) |
Ocampos | 【5】Braithwaite |
De Jong | 【6】Suárez |
Cambios | |
Oliver→ Ever Banega (46) |
Braithwaite→ 【6】Arthur (63) |
Munir→ Suso (59) |
Arturo Vidal→ 【5】Griezmann (79) |
De Jong→ En-Nesyri (69) |
Rakitic→ 【sc】Riqui Puig (88) |
Jordan→ Gudelj (69) |
|
Ocampos→ Vázquez (84) |
|
Entrenadores | |
Julen Lopetegui | 【5】Qique Setién |
Arbitro | |
José Luis González González (castilla-leonés) | |
Tarjetas | |
Reguilón (26) | Piqué (39) |
Fernando (49) | Busquets (49) |
Ever Banega (62) | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
0 | 0 | 0 |
Goles |
0 | 0 | 0 |
2 | 6 | 8 (4) |
Tiros a puerta |
10 (4) | 7 | 3 |
1 | 2 | 3 |
Ocasiones de Gol |
2 | 1 | 1 |
2 | 0 | 2 |
Corners |
9 | 7 | 2 |
2 | 0 | 2 |
Fueras de juegos |
1 | 1 | 0 |
389 |
pases |
721 | ||||
38% | 34% | 36% | Posesion del Balon | 64% | 66% | 62% |
7 | 10 | 17 |
Faltas |
8 | 3 | 5 |
1 | 2 | 3 |
Tarjetas Amarillas |
2 | 1 | 1 |
0 | 0 | 0 |
Tarjetas Rojas |
0 | 0 | 0 |
Formación | |
デンベレ、セルジ・ロベルト、デ・ヨングが負傷欠場。ウンティティが出場停止。 セルジ・ロベルト負傷に伴いセメドが先発に復帰。中盤ではラキティッチが起用された。 交代は3人のみとなった。 |
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Titular | Final |
2020年6月20日(土)、セビージャ戦翌日のバルセロナスポーツ紙。MD、SPORTともに「ブレーキ」との表現。今節で首位陥落の可能性高く、ピケの警句が大きく取り上げられています。
MD「急ブレーキ」
- ■急ブレーキ
- → バルサがピスファンで引き分け、首位の座をマドリーの射程範囲とした。彼らが明日アノエタで勝てば首位交代
- ピケの警告
「自分たち次第ではないので、このリーガを優勝するのは難しくなるだろう」 - ■マジョルカ 1-1 レガネス・グラナダ 0-1 ビジャレアル
3ヶ月ぶりとなるワンダでの試合
SPORT「ブレーキかかる」
- ■ブレーキかかる
- → リーガ再開から2勝後、バルサが非常に統制の取れたセビージャを前に立ち往生
- → バルセロナは支配をしたものの、明らかなゴールチャンスはなく、今節でマドリーに捕まるかもしれない
- ■ピケ断言「このリーガを優勝するのはかなり難しくなるだろう」
- ■契約更新ボーナスでクラブが裁判に勝利
ネイマールはバルサに670万ユーロを返さねばならない
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