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【マッチレポート】ラ・リーガ第19節 バルサ 2-1 レアル・ソシエダ

首位ラ・レアルを下し、優勝戦線に加わる。

CKから先制を許すも、前半中にアルバとデ・ヨングの得点で逆転。
ゲーム終盤はレアル・ソシエダの攻勢に苦しんだが守り切って勝利。

FCバルセロナがラ・リーガ首位レアル・ソシエダに2-1で勝利。CKの流れからウィリアン・ジョセに先制を許すも、すぐさまジョルディ・アルバが追い付くと、前半終了前のデ・ヨング弾で逆転した。優勝争いに残るためには勝つ必要があった重要な試合で内容を伴う結果を残せたのは大きい。フットボールに上昇の兆しが見られることから、次の試合にも勝って流れを掴み取りたいところだ。

試合のポイント

今季ベストか:これはクーマンバルサにとって、ここまでで最高の出来ではないかと思えた前半だった。特性上、前に出てくるチームとは相性が良いが、この夜のバルセロナは躍動感があり闘争心も感じられた。気合のメッシに、ペドリを始めとする若者たちが引っ張られる。非常に動きがあったことが好印象で、ハイプレスも良く効いていた。デ・ヨングの攻撃参加は相手DFたちの意表を突く。最適解が見えてきたか(以前も言った気がするが)。



バルサ攻勢、しかし先制はラ・レアル:前半のボール保持対決はクーマンチームに軍配が上がった。プレッシングが効き、相手陣内でボールを回収できたことでゲームを支配しエリア内に効果的に侵入できる。9分にはデストのセンタリングに合わせたペドリの惜しいヘッド弾。25分あたりまではバルサがかなり優勢だった。がしかし、久々に楽しく観戦するバルサファンに冷や水を浴びせたのがラ・レアルの先制点だ。27分、CKからの流れでウィリアン・ジョセにネットを揺らされ0-1。ポルトゥに上手く抜け出されたのが痛かった。

すかさず同点:ゲームを支配しながらも、1つのセットプレーから先制点を奪われる不公平な展開に、バルサ選手たちは奮起した。同点弾はわずか4分後のことだ。相手陣内でのボール回収を起点にメッシがドリブルで持ち込み、なんだかんだがあってジョルディ・アルバの右足弾が火を噴く。ボールを奪ってからの展開が速かったし、ゴール後の選手たちに一体感があったのも良かった。右でもあんなのが打てるんやなぁ。

つないで崩して逆転弾:その後もバルサの攻勢は続いた。35分、ミンゲサが速い戻りで危機回避。36分にはプレッシングによるボール奪取からグリーズマンが抜け出し、1対1からクロスバー直撃弾。グリジさんの決定力がもうちょっとだけでも上がればと願う。そこからもパスをつないで崩し、ブライスウェイトに1対1の場面が訪れたりと、だいぶ“バルサらしい”フットボールが戻ってきていた。そして43分、デ・ヨングによる待望の逆転弾。これも相手エリア周辺で長くパスをつないだ結果の得点だったのが良い。

集中力を切らさずリードを守る:後半はレアル・ソシエダがギアを上げ、ボール支配率で6割を超えたのだが(前半はバルサが6割強)今回はバルセロナの守備が破綻を見せなかった。マドリーの復調に刺激されたか、ここ最近の報道(チームの雰囲気が悪い説)に反発したか、意欲・インテンシティ高くラ・レアルの攻めを受ける選手たち。73分、全力ダッシュでゴール前まで戻り、身を挺してボールを止めたペドリのプレー(後にポストと衝突)は拍手を送りたい。受け身の展開は苦しいので、3点目を決めてゆとりを持てるように期待しよう。84分には聖テル・ステーゲン気迫の連続セーブ。最後まで集中力を切らさず、スコアを守ったバルサが貴重な勝点3を確保した。

トピックス

●バルサの控え選手たちが他チームに比べて大人しい、というニュースがあるなか、スタンドから抗議の声を上げるアンス・ファティの姿を見られたのは嬉しいじゃないですか。





La Liga | Jornada 19
16 de Diciembre 2020 – miercoles 21:00 h
Camp Nou
:—
FC Barcelona Real Sociedad
2 1
Goles
  Willian José (27)
Jordi Alba (31)  
De Jong (43)  
Titular
Ter Stegen【7】 Remiro
Dest【6】 Gorosabel
Araujo【7】 Le Normand
Mingueza【6】 Zubeldia
Jordi Alba【7】 Monreal
Busquets【6】 Zubimendi
De Jong【8】 Merino
Pedri【8】 Januzaj
Messi (c)【7】 Portu
Griezmann【6】 Guevara
Braithwaite【6】 Willian José
Cambios
Griezmann→
Trincao【6】(66)
Januzaj→
Barrenetxea (56)
Busquets→
Aleñá【6】(67)
Guevara→
Navarro (56)
Pedri→
Pjanic【5】(74)
Portu→
Isak (64)
Mingueza→
Lenglet【5】(79)
Le Normand→
Sagnan (85)
Entrenadores
Ronald Koeman【6】 Imanol Alguacil
Arbitro
Sánchez Martínez (murciano)
Tarjetas
Busquets (41) Januzaj (20)
Trincao (88) Barrenetxea (58)
Koeman (89) Le Normand (80)
Aleñá (90+3)  
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
2 0 2

Golesredcard

1 0 1
10 4 14 (4)

Tiros a puertaredcard

12 (5) 9 3
4 2 6

Ocasiones de Golredcard

2 1 1
1 1 2

Cornersredcard

3 2 1
2 2 4

Fueras de juegosredcard

4 1 2
    506

pasesredcard

439    
66.3% 38.6% 53.3% Posesion del Balon 46.7% 61.4% 33.7%
    124 perdidas de balon 135    
    58 recuperaciones de balon 52    
7 11 18

Faltasredcard

14 8 6
1 2 3

Tarjetas Amarillasredcard

3 2 1
0 0 0

Tarjetas Rojasredcard

0 0 0
Formación

ピケ、デンベレ、セルジ・ロベルト、アンス・ファティが負傷中。ジュニオルが私事で招集外。
ネト、イニャキ・ペーニャ、アラニャー、ピアニッチ、リキ・プッチ、コウチーニョ、ペドリ、トリンカオ、マテウス、ウンティティ、コンラッドがベンチスタート。

セントラルはアラウホとミンゲサの若手コンビ。週末のレバンテ戦から引き続き、デ・ヨングはいくぶん前目にポジションを取った。ブライスウェイトは今回は左でプレー。メッシは自由に動いて中盤をサポート。守備面ではペドリがメッシの分まで大いに走った。

1点をリードしながらも押されていた後半66分、最初の交代カードを切る。グリーズマンとブスケツが任務終了となり、トリンカオとアラニャーがピッチに入った。それに伴い、デ・ヨングが中盤の底へ。
続いての交代は74分、ペドリ(守備時にポストに激突)に代えてピアニッチ。ドブレピボーテでアラニャーがメディアプンタ役。
最後は79分、ミンゲサに代えてのラングレ。

Titular Final
先発時 終了時
 

2020年12月17日(木)、レアル・ソシエダ戦翌日のバルセロナスポーツ紙。

MD「バルサ捕まえる」

  • バルサ捕まえる
  • → クーマンチームがシーズン最高のフットボールでラ・レアルを鎮圧、5位に浮上し首位から6ポイント差とする
  • → 期待を抱かせる45分間にアルバとデ・ヨングで逆転、その後はバスクチームの突進に耐えた
  • バルサ会長選挙/リュイス・フェルナンデス・アラ
    「メッシはバルサの財産。変化をリードするために残ってほしい」
  • レアル・マドリー
    バルデベバスは審判を威圧し続ける:ウイリアムスへのPK

SPORT「リーガはある!」

  • リーガはある!
  • → バルサが生き返り、ジョルディ・アルバとで・ヨングのゴールで首位を倒して優勝戦線に復帰した
  • → バルサの前半のプレーは非常に良かったが、シュート精度を欠き、終盤は苦しんだ
  • 女子チャンピオンズリーグ/バルサ 4-1 PSV
    1/8 final 進出を証明する新たなゴレアーダ
  • バスケットボール/バルサ 87-74 KHIMKI
    すばらしきミロティッチが勝利をけん引

コメント

  1. silver より:

    ミンゲサとアラウホの若手セントラルがコンビを組むのは見てて楽しいですね!

  2. フランチェスココココ より:

    前節も含め、ピケはガヤのためにわざわざスタンド観戦してるような気がします
    セルジロベルトも加勢してほしいけどそういうキャラじゃないか…

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