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【マッチレポート】チャンピオンズ第2節 ユベントス 0-2 バルサ

価値あるトリノ攻略。

一体感のあるフットボールでユベントスを上回り、トリノで初勝利。
デンベレ弾で軌道に乗り、終盤アンスが引き起こしたPKでとどめを刺した。

FCバルセロナが歴史的な勝利をものにした。ユベントスの本拠地を攻略したのはこれが初。グループで有利な立場に立つと共に、エル・クラシコ敗北で沈んだ気分を上げる大きな白星となるだろう。試合は全般的にバルサが支配。モラタに3度ネットを揺らされたが、全てオフサイドで大きなピンチは至らなかった(3度目は際どかった)。デンベレが価値ある先制点、ペドリも輝く。攻撃陣のシュート精度がもう少し上がれば。

試合のポイント

アクセル全開で:バルサが未だかつて勝ったことがない、トリノでの試合。塩っぱい試合で負けたエル・クラシコ直後。注目された試合への入り方は上々だった。キックオフと同時にユベントス陣内へと押し入り、1分たたずしてメッシが最初のシュート。2分にはピアニッチのミドルとグリーズマンのポスト直撃弾が飛び出している。意気込みを感じる出足。以後はボールが両陣地を忙しなく行き来する展開となる。



デンベレの先制点:そして14分、バルサは先制に成功する。メッシの長いパスを受けたデンベレが、シュートフェイントからの右足シュート。これが相手選手に当たったことで、ちょうど良い放物線となってユベントスゴールへと吸い込まれるのだ。これにユベントスは直ちに反応した・・・ が、モラタのゴール(16分)は明らかなオフサイドで無効。バルサは22分のメッシの決定的シュートがわずかに枠を外れ、35分の速攻からの連続攻撃をデンベレグリジが仕留め損なうなど、0-2の好機を活かせなかったのが勿体ない。ピボーテへの寄せが緩かったことで、バルサはPエリアまで比較的楽にボールを運べていた。

モラタ弾が3度目の取り消し:後半のバルサは前半とは異なり、ボール保持から入っている。敵陣で問題なくパスをつなぎ、決定機手前のチャンスを作っていたクーマンチーム。だが55分、ユベントスは1本のロングパスからバルサ守備網を崩した。左右に振られ、最後は中央のモラタが仕留めて同点・・・かに見えたが、VARのチェックが入ってオフサイドの判定。モラタは前半16分、29分にもオフサイドで得点を取り消されており、1試合に3度はなかなか珍しい。3度目は気の毒。

支配はするが、仕留められない:バルサは試合をコントロールしていたものの、1点リードだけでは非常に心許ない。勝負を終わらせるチャンスは何度もあったのに、判断を誤ったり、シュートが少しズレたりとゴールネットを揺らせない。60分あたりには惜しい場面を連続して作りながら、決まらないのが信じられないくらいだった。75分にもグリーズマン弾がポスト横を通過・・・ 惜しいんですよ、惜しい。ペドリはもうファールでなければ止められないレベル。末恐ろしい17歳だ。

デミラル退場:82分にはユベントスの若手DFデミラルが2枚目のイエローカードで退場(ドリブルを仕掛けてピアニッチを蹴った)。バルセロナのパス展開にはさらに余裕が出た。そして追加タイム、エリア内でパスを受けたアンス・ファティベルナルデスキが浴びせ倒してしまい、PKの笛。これをメッシが決め、ようやくのとどめの一撃としている。

トピックス

●主役の一人だったのはエル・クラシコに続いての先発起用となったペドリ・ロドリゲス。マドリー戦ではあまり持ち味を出せていなかったが、この試合では才能のきらめきを見せつけ、欧州を驚かせている。




Champions League | Jornada 2
28 de Octubre 2020 – miercoles 21:00 h
Juventus Stadium
:—
Juventus FC Barcelona
0 2
Goles
  Dembélé (14)
  Messi (90+pk)
Titular
Szcesny 【6】Neto
Demiral 【7】Sergi Roberto
Bonucci 【7】Araujo
Danilo 【7】Lenglet
Cuadrado 【7】Jordi Alba
Bentancur 【7】Pjanic
Rabiot 【7】De Jong
Kulusevski 【7】Dembélé
Chiesa 【8】Pedri
Dybala 【7】Griezmann
Morata 【8】Messi (c)
Cambios
Kukusevski→
McKennie (75)
Araujo→
【7】Busquets (46)
Bentancur→
Arthur (83)
Dembélé→
【7】Ansu Fati (66)
Rabiot→
Bernardeschi (83)
Griezmann→
【sc】Funior Firpo (89)
  Pedri→
【sc】Braithwaite (90+2)
Entrenadores
Andrea Pirlo 【7】Ronald Koeman
Arbitro
Danny Makkelie (holandes)
Tarjetas
Kukusevski (45+) Sergi Roberto (60)
Demiral (70)  
Cuadrado (74)  
Rabiot (79)  
Demiral (85DA)  
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 0 0

Goles

2 1 1
2 7 9 (0)

Tiros a puerta

13 (4) 6 7
0 2 2

Ocasiones de Gol

5 3 2
0 1 1

Corners

4 2 2
2 1 3

Fueras de juegos

0 0 0
283 246 529

pases

728 352 376
48% 48% 48% Posesion del Balon 52% 52% 52%
6 13 19

Faltas

16 9 7
1 2 3

Tarjetas Amarillas

1 1 0
0 1 1

Tarjetas Rojas

0 0 0
Formación

テル・ステーゲン、コウチーニョ、ウンティティが負傷中。ピケが出場停止。
イニャキ、アルナウ、デスト、ブスケツ、アラニャー、ブライスウェイト、リキ・プッチ、トリンカオ、アンス・ファティ、ジュニオルがベンチスタート。

デンベレが右、ペドリが左の4-2-3-1。ボール非保持時はメッシとグリーズマンが2トップの4-4-2へ。敵陣でのハイプレスはかけず、相手攻撃の遅延を試みつつ撤退してブロック形成。
右ラテラルはセルジ・ロベルトが選ばれた。ピボーテはブスケツがベンチで古巣対決ピアニッチが先発。

1人目の交代は負傷によるもので、ハーフタイム明けにアラウホに代えてブスケツ。デ・ヨングが緊急的にセントラルを務めた(2人しかセントラルがいない)。
2人目は66分、デンベレからアンス・ファティへ。
3人目・4人目は終了間際で、グリーズマンに代えてジュニオル・フィルポとペドリに代えてのブライスウェイト。ジュニオルはアルバの前に入っている。

Titular Final
 

2020年10月29日(木)、ユベントス戦翌日のバルセロナスポーツ紙。

MD「トリナッソ」

  • トリナッソ(※トリノでの好ゲーム、みたいな)
  • → バルサがジンクスを破り、ユベントスのホームで初勝利。得点はデンベレとメッシのPK
  • → ペドリがすばらしいリサイタル。デ・ヨングはアラウホ負傷によりセントラルとなった。そしてモラタの3得点がオフサイドで無効に
  • 代理役員会は今日、メンバー8人で発足へ
  • チャンピオンズ/セビージャ 1-0 レンヌ
    ルーク・デ・ヨングがセビージャに値千金の3ポイントをもたらす
  • レアル・マドリー
    チームメイトたちがビニシウスにうんざり

SPORT「堂々たる」

  • 堂々たる
  • 歴史的勝利
    デンベレとメッシの得点で、バルサがトリノでユベントス相手に初勝利
  • ヨーロッパへのメッセージ
    クーマンチームが輝く試合をし、チャンピオンズリーグで力を示した
  • バルサ/形を成している代理役員会
    カルラス・トゥスケツが指揮を執る
    今日、今後下していく決断の説明へ
  • チャンピオンズ/セビージャ 1-0 レンヌ
    デ・ヨングがセビージャに勝利をもたらした

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