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【マッチレポート】チャンピオンズ第3節 バルサ 1-0 ディナモ・キエフ

任務(勝利)は果たした。

前半のピケ弾が決勝ゴールに。
生き残りに必要な勝ち点3をどうにか確保。

FCバルセロナがディナモ・デ・キエフに1-0で辛勝し、チャンピオンズでの希望を次につないだ。決勝点となったのは前半のピケ弾。守備的なキエフを枠内シュート0に抑えたものの、とどめを刺すことができずに苦労を強いられたバルサだった。グループEはバイエルンが3戦全勝で首位を走り、2位ベンフィカが勝点4、我らのバルサが勝点3、キエフが1となっている。

試合 覚え書き (雑)

●バレンシア戦で結果を出したデストの右エストレーモを再び採用したクーマンルークをターゲットとしての、ジョルディ・アルバからのセンタリングがバルサの主な攻撃方法となった。ただボールはルークよりもデストまで行く場面が多く、長身デランテロの持ち味を活かせない。ルークの見せ場は二度ほど。18分のメンフィスのFKに頭で合わせた場面は僅かに枠を捉えず、21分の決定的シュートはGK Bushchanの好守で得点とならない。そしてこれがCLにおける200分ぶりの枠内シュートだったそうな。



●クロス放り込み作戦がついに成功したのは36分の得点シーンだ。こちらも上げたのはアルバだったが、位置はやや低いゾーンから。CKの流れでエリア内に残っていたピケが体勢を崩しながらも上手に右足インサイドで合わせ(デランテロ顔負け)、ネットを揺らしている。クロスに合わせる要員はもうピケか(怪我から復帰すれば)アラウホでいいんじゃないかと思う。

●先制点が決まる直前にアップを指示していたアンス・ファティを、クーマンは後半頭から使ってきた。ミンゲサルークに代えて、アンスコウチーニョデストはこれでラテラルに位置を下げる。左が好きな選手が集まったな。アイドルアンスの登場とは裏腹に、バルサのプレーは特に盛り上がることなく終わる。もしも事故ったらCLは終了だぞ、、との熱量は感じられず。無事勝ててよかったね、冷めた料理みたいだったのは相手に合わせたからだよね?という試合だった。もしくは日曜日のマドリー戦が頭の片隅に。

トピックス

●グループEで3戦全勝のバイエルンが首位通過するのは堅いとして、問題はいかに2位に滑り込むか。次節バルサがキエフでも勝ち、ベンフィカがアリアンツでバイエルンに勝てなければ、バルサは2位となって第5節のベンフィカ戦@カンプノウを迎えられる。希望はある。




Champions League | Jornada 3
20 de Octubre 2021 – miercoles 18:45 h
Camp Nou
:45,968
FC Barcelona Dinamo Kiev
1 0
Goles
Piqué (36)
Titular
Ter Stegen【】 Bushchan
Mingueza【】 Kedziora
Piqué【】 Zabarny
Lenglet【】 Syrota
Jordi Alba【】 Mykolenko
Busquets (c)【】 Sydorchuk
Frenkie【】 Shaparenko
Gavi【】 Tsygankov
Dest【】 Buyalskiy
Luuk【】 De Pena
Memphis【】 Supryaha
Cambios
Coutinho【】
Mingueza (46)
Garmash
Supryaha (61)
Ansu Fati【】
Luuk (46)
Vitinho
De Pena (61)
Sergi Roberto【】
Gavi (69)
Tymchyk
Kedziora (78)
Kun Aguero【】
Memphis (75)
Karavaev
Tsygankov (85)
Eric Ramirez
Buyalskiy (85)
Entrenadores
Ronald Koeman【】 Mircea Lucescu
Arbitro
Clément Turpin (francés)
Tarjetas
Frenkie (90)
名前の次の数字はSPORT評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 0 1

Goles

0 0 0
8 3 11 (3)

Tiros a puerta

3 (0) 1 2

Ocasiones de Gol

8 3 11

Corners

0 0 0
1 1 2

Fueras de juegos

2 1 1
382 347 729

pases

437 234 203
63% 55% 59% Posesion del Balon 41% 45% 37%
perdidas de balon
recuperaciones de balon
8 10 18

Faltas

7 3 4
0 1 1

Tarjetas Amarillas

0 0 0
0 0 0

Tarjetas Rojas

0 0 0
Formación
アラウホ、デンベレ、ブライスウェイト、ぺドリが負傷中。エリクが出場停止。
ネト、リキ・プッチ、アンス、デミル、コウチーニョ、アグエロ、セルジ・ロベルト、ウンティティ、イニャキ・ペーニャ、ニコ、バルデがベンチスタート。週末のバレンシア戦のイレブンを踏襲しつつ、いくつかのポジションで入れ替え。右ラテラルにミンゲサ、左セントラルは出場停止のエリクに代わってラングレ、前線にはルークが入った。
右エストレーモには引き続きデストを起用。
中央のルークに目掛けてジョルディ・アルバからのクロスを送りこむ戦法が取られた。

クロス作戦があまり上手くいかなかったことでクーマンは後半最初から2人を交代して局面の打開を図った。ミンゲサとルークに代えてアンス・ファティとコウチーニョがピッチへ。これに伴いデストがラテラルに移動している。
続く交代は69分、ガビに代えてのセルジ・ロベルト。
4人目にして最後の交代は75分のことで、メンフィスが任務終了となってアグエロが登場している。

Titular Final

2021年10月21日(木)、ディナモ・キエフ戦翌日のバルセロナスポーツ紙です。

MD「彼らは生きている」

  • 「(彼らは)生きている」
  • 前半のピケによる唯一の得点がバルサにチャンピオンズにおける穏やかな初勝利をもたらした
  • アンス2027
    バルサが若きクラックの契約更新を正式発表。契約解除金は10億ユーロとなる

SPORT「生き残り、そしてマドリー戦へ!」

  • 生き残り、そしてマドリー戦へ!
  • → チャンピオンズでの初勝利を加え、バルサを窮地から引き出す上で決定的だったピケの得点
  • → ここ最近の2試合に勝った後、クーマンチームはクラシコでの勝利で完全な一週間とすることを期待する
  • 契約更新!
    バルサが(アンスとの)契約が2027年までになったことを発表

コメント

  1. サイ より:

    やはり、他のビッククラブに比べるとバルサのトリデンテはクオリティーが低いですね。他のビッククラブではスタメンは絶対無理だろな選手はいるし、取り敢えずスピードがあるから本来のポジションが違う間に合わせの選手もいる。これでは上位では勝てませんね。シャビの記事でアンスファティは絶対必要で9番と右ウィンガーを変えたいとありました。9番はハーランド辺りが希望とのことですが回りが金の亡者なので怖いです。怪物ムココでいいと思います。右ウィンガーは今のバルサには誰もいないとのことなので2.3年待てば快速の怪物ラミンヤマルが来るのでそれまではスピードがある本職のウィンガーでいいと思いますけどね。中盤はタレントが揃ってるのであとは世界で戦える若くて高さがあるCBが欲しいですね。

  2. トム より:

    何とかかんとか勝ちまして、まあそれが全てという試合でした。

    ルークへのクロス戦法は、細かい崩しが必要なくなるのでまあまあ有りかと思いましたが、肝心のルークのヘディングが全く枠に飛ばないので何とも。
    デストが仕掛けすぎてデパイにボールが入らないのも微妙でした。

    後半頭からルークを下げて、アンスとコウチ登場。
    多かったクロスが全く無くなり、デパイからの崩しも復活し、そこそこチャンスを作りましたが、決めきれない。
    75分でお待ちかねのアグエロが登場しましたが、唯一まともに崩せるデパイに代えてしまったので崩しが機能せず、ほとんどボールが入りませんでした。

    今季はデパイが全ての鍵を握っている感じで、デパイ無しではまともな崩しができません。
    デンベレが入ればまた違った崩しはできるでしょうが、デンベレの崩しは狭い場所で細かく繋ぐような崩しではなく、サイドで数人振り払ってクロスかシュートに持ち込むような物なので、守備を固められるときつい。
    コウチも同様に中での崩しは難しく、外からのミドルが主武器です。
    なので中で細かく崩せるのは、デパイだけ。
    そうなるとやはりクロスが主武器となるのですが、ルークの決定力不足が如何ともし難い。
    ここにハーランドでもいたら、全く違うのかもしれませんがね。

    今はとにかくデパイに頼るしかありません。
    メッシがメインの崩しの時は、もう一枚左からの崩しが欲しいと思ってましたが、左からの崩しが来たと思いきや肝心のメッシがいなくなるという…。
    上手く行かない物です。