スポンサーリンク

【マッチレポート】ラ・リーガ第35節 ベティス 1-2 バルサ

土壇場の勝利でチャンピオンズ圏内を確保。

追加タイムの劇的アルバ弾が貴重な勝点3をもたらした。
ピッチに立つやアンスがすぐさま先制するも、バルトラが同点に。

試合 覚え書き (雑)

●このベニト・ビジャマリンでの勝利により、数字的に今季の4位以上が確定したバルセロナ。シーズンの最低目標であるチャンピオンズ出場権はこれで達成された。チャビチームに勝点3をもたらしたのは、試合終了目前94分に飛び出したジョルディ・アルバのスーパーボレー弾。アルベスのクロスを直接ネットへと突き刺す爽快なゴールだった。試合内容はパッとせずとも、苦しんで勝つことで成長を期待したい。



●長期離脱から復帰して2試合目、ピッチに立って1分後の先制ゴール。アンス・ファティはやはり特別な星の下に生まれた選手だ。決してヒットしたわけでもないシュートが、前方を塞いでいた3人のDFのひとり(バルトラ)に当たって不思議とゴールに入ってしまう。ゴールの申し子というんでしょうか。バルセロニスタの希望だ。

●劇的決勝弾のジョルディ・アルバ「勝ち出したのが遅かったことが残念だね。シーズン序盤に勝ち点を取りこぼしすぎたよ。僕らは改善した、でも遅かった」「今季はより安定していたマドリーがラ・リーガを制した。彼らはカンペオンに相応しいよ。来季の僕らはあらゆる目標のために戦っていくし、ラ・リーガ優勝も可能だろう。そのためのチームとスタッフは備わっているんだ」

アンス弾で先制するも、バルトラ弾で同点にされた直後の交代でガビに代えてリキ・プッチに賭けることを選んだチャビ監督。重要局面での起用はリキへの信頼度が上がったことを推察させ、選手もキビキビしたプレーで要求に応えていた。ボールを失う場面もあったが、全体としてはまずまずのプレーぶりだった。セルヒオが出場停止となり、中盤が駒不足となる次節セルタ戦でも出番は訪れるか?

●ベティスの育成組織出身のガビが、バルサのレギュラーとなってベニト・ビジャマリンに“里帰り”。いつも通りのガッツあるプレーを故郷のファンたちに見せていた。

●選手入場の際、国王杯優勝のベティスを称えパシージョで迎えたチャビチーム。その列にはマテウ・ラオス主審も混じっていた。

●今節の土壇場での勝利によりチャンピオンズ出場権を確保しただけでなく、2位にも近づいたバルサ。競争相手であるセビージャがビジャレアルに引き分けたことが追い風となり(勝点差4に拡大)、残り3節で勝点を5つ積み上げれば2位が決まる模様だ(セビージャが残り全勝の場合)。




LaLiga | Jornada 35
7 de Mayo 2022 – sabado 21:00 h
Benito Villamarín:46,132
Real Betis FC Barcelona
1 2
Goles
Ansu Fati (76)
Bartra (79)
Jordi Alba (90+4)
Titular
Bravo 【6】Neto
Sabaly 【5】Alves
Pezzella 【6】Araujo
Bartra 【5】Eric
Álex Moreno 【6】Jordi Alba
Guido 【5】Busquets (c)
Guardado 【6】Gavi
Canales 【4】Frenkie
Juanmi 【4】Dembélé
Fekir 【5】Memphis
Borja Iglesias 【4】Ferran
Cambio
Rui Silva
Bravo (17)
【6】Aubameyang
Memphis (66)
Rodri
Juanmi (78)
【6】Adama
Dembélé (74)
William
Guardado (79)
【7】Ansu Fati
Ferran (75)
【5】Riqui
Gavi (80)
Entrenadores
Manuel Pellegrini Xavi Hernández
Arbitro
Mateu Lahoz (valenciano)
Tarjetas
Busquets (64)
Bartra (72)
Alves (78)
名前の次の数字はSPORT評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1

Goles

2 2 0
6 8 14 (5)

Tiros a puerta

11 (5) 8 3
1 3 4

Ocasiones de Gol

5 3 2
2 2 4

Corners

8 3 5
1 0 1

Fueras de juegos

5 3 2
375

pases

496
45.7% 38.2% 42.3% Posesion del Balon 57.7% 61.8% 54.3%
116 perdidas de balon 113
45 recuperaciones de balon 57
5 11 16

Faltas

18 11 7
0 1 1

Tarjetas Amarillas

2 2 0
0 0 0

Tarjetas Rojas

0 0 0
Formación
デスト、ピケ、ニコ、ぺドリ、セルジ・ロベルトが負傷中。テル・ステーゲンは体調不良。
リキ・プッチ、アンス、アダマ、ブライスウェイト、ラングレ、ルーク、ミンゲサ、ウンティティ、オーバメヤン、アルナウ・テナスがベンチスタート。

体調不良で欠場のテル・ステーゲンに代わって、ネトが先発出場。
前線では以前少し試されたフェランの9番が再び採用された(存在感を出せず)。
ピケ不在によりサリーダに苦労。中盤でボールを保持できない場面も多く見られた。
メンフィスが内側に入り空いたレーンにジョルディが駆け上がる。

0-0のまま進んでいた66分、1人目の交代。メンフィスに代えてオーバメヤンが送り出された。フェランは左サイドへ移動。
続いて74分、2人同時の選手交代。引き続き前線が入れ替えられ、デンベレとフェランがベンチに下がってアダマとアンスが登場した。アンスはその1分後に見事ネットを揺らす。
4人目にして最後の交代は中盤で、ガビに代えてのリキ。

Titular Final

2022年5月08日(日)、ベティス戦翌日のバルセロナスポーツ紙です。

MD「チャンピオンズのスーパーボレー」

  • チャンピオンズのスーパーボレー
  • → 94分のジョルディ・アルバのミサイル弾がバルサをチャンピオンズ出場権をもたらす
  • → アンスがベンチから出るや0-1とし、その3分後にバルトラがヘッド弾で同点に

SPORT「チャンピオンズ!」

  • チャンピオンズ!
  • → バルサが今季の最低限の目標を達成し、チャンピオンズ2022/23への出場を確定させた
  • → ピッチに入った直後のアンス弾とジョルディ・アルバのゴラッソにより、苦戦を強いたベティスに打ち勝ったバルサ

コメント

  1. 3S3 より:

    アンスは持ってますね。
    怪我なく健康第一で来年の爆発を個人的に期待してます。

  2. より:

    内容的には負けても仕方なかったですね。
    アンスーの復帰後ファーストゴールは良かったです。
    またしてもミスが目立ちましたが、久々にリキが見れたのも個人的によかった。

    なんとなく08-09シーズンのクラシコを軽く見返してみましたが、当時に比べて圧倒的に個の力が足りてないのかなと思いました。
    ディフェンスの1人や2人なら、躱し、いなし、翻弄できる選手が多くいたことを改めて思い出しました。
    輝きだしたヤングカンテラーノ達が彼らの域に達するには最低でも3年~5年はかかるでしょうが、
    5年後10年後にレジェンズの再来、あるいは超える選手達を見ているのだろうと思うと毎試合楽しみになります。
    流石にメッシの再来は望みようもないと思いますが・・はたして。
    シャビの長期政権と彼らの成長が合わされば、黄金期の再生も期待できるのでは。