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5ポイント差♪

 

上手い滑り出しとなっているティトバルサ。

先週に引き続き、この月曜日もクレにとっては清々しい朝となりました。バルサがパンプローナで逆転勝ちを収め、リーガ開幕2連勝を飾った一方で、ヘタフェに敗れたマドリーの勝点はまだ1つのみ。やっほほいのほい♪と思わず笑みがこぼれる状況です。はしゃぐのはまだ時期尚早とは分かっているものの、白組さんがこの調子で炎上してくれることを期待せずにはいられない今日この頃。ベルナベウでスーペルコパを掲げ、さらにムードを悪くして差し上げたいところであります。

パンプローナではあわや勝点を落としかけたバルサですので、エラそうなことはいえません。しかしながら、こちらがきっちりと”王者のリアクション”によって逆転勝利を収めた反面、マドリーが2試合で2ゴールしかあげられず、勝点1に留まっているのは愉快爽快。ライバルのしかめっ面を喜ぶのは健全なファン精神でしょうし、この5ポイント差はしっかりと活用させていただくしかありません。実際、これはまったく期待してなかったことですから。

メディア情報によれば、昨シーズンのマドリーはバルサ相手に5ポイント差をつけるのに、14節を必要としています。このときペップチームは同じくヘタフェに敗れ、モウチームに6ポイント差をつけられました。これは千載一遇とまではいかないにせよ、活用しなければならないチャンスですし、水曜のスーペルコパはその良い機会となります。ベルナベウのファンからプレッシャーを受けているモウチームを、これぞバルサです、というプレーで叩く。それが上手く出来れば、さらに良い感じのシーズン序盤となりましょう。勝手にクライシスに陥ってくれるかもしれません。

 

ローテーション

ティト・ビラノバ率いるバルサはこの2012/13シーズンを、公式戦3連勝で始めました。好い結果の出ているチームなのですが、運営面でひとまず感じたことは、ティトが上手に選手をやりくりしているなという点です。

ここまでの公式戦3試合で、フル出場している選手は3人しかいません。守護神バルデス、鉄板アルベス、チームの核のひとりで丈夫なブスケツ、そしていつも出たいメッシ。その他は10選手が、プレー時間を分け合ってまして、スーペルコパが挟まって15日間で5試合をプレーするというタフなこの8月戦線を、上手に乗り切ろうというテクニコの配慮が感じられます。

あとはビジャのリズムが上がり、ソングがフィットし、チアゴが元気に戻ってくれば、さらに出番配分は進みそう。やり繰りが上手に機能すれば、グアルディオラ時代よりも良いコンディションによるチーム運営がなされていくかもしれません。ティトチームの、お手並み拝見!

 

ティト・ビラノバのコメント

さてそんな”コンパクトなチームをやりくり派”のビラノバさん、リーガ第2節にして退場デビューをしています。69分にブスケツがニノにボールを奪われ、危うく2失点目を喫しそうになった際、線審に”アレ、どう見てもファールでしょ”と意見したことがムニス・フェルナンデス主審を始めとする審判団のお気に召さず、ベンチから出て行くように命じられたのであります。その件についてティトは、試合後の会見でこう説明をしました。

「線審に対して、あれは明らかにブスケツへのファールだったと言ったんだ。すると彼は私に抗議はするなと言ってきた。私は彼に対して、あれはファールだったと言っただけで、抗議はしていない。退場はちょっと厳しすぎると思うよ。私は度を越したことはなにひとつ言ってないんやからね。これでこの審判がどういう基準を持っているか、プリメーラの監督は誰もが知ったことと思う」

案外と言いますね、ティト^^。その他のコメントについては、次のような感じとなっています。

■選手起用について
「セスクに代えてペドロを入れたことで、私たちはデランテロ4人となった。あとはイニエスタがちょっと疲れていたので、チャビを入れたんだ。ローテーション?休養を与えるという意図はないよ。まだシーズンは始まったばかりだからね。チームにはたくさんの選手がいるし、彼らはみんな信頼のおける選手たちだ。仕事の時間は分け合わなければならない。先発メンバーはその時の状態や、これからのことを考えながら決めている」

■メッシについて
「私たちはいつも彼が10点の試合をすることを期待するけれど、ベストでないときも彼はゴールを決めてくれる」

■セスクについて
「とても好いプレシーズンを送っていたと思う。昨シーズンに入団したときよりは、ずっと良くなっていると私は見ているんだ。彼は高い成果を出している。でもこのスタジアムでは、なにもかもが難しいからね。セスクが悪かったとは思わない。彼はクオリティがとても高い選手だし、チームに多くを与えてくれると確信してるよ」

■オサスナについて
「オサスナは私たちの思っていたとおりだった。メンディリバルのチームにはいつも苦しめられるんだ。彼らはセカンドボールにとても強いチーム。最も厳しいアウェイ戦のひとつだよ。私たちは昨シーズンはここで敗れ、今季は勝った。なにかが良くなっていたんだろう」「ピッチ状態は良かったけれど、日差しと乾燥した空気が難しかった。シーズンは始まったばかり。連戦には苦労するものだ」

■反省点と褒める点
「私たちのプレーはとても良いというほどではなかったし、ライバルにチャンスを与えすぎていた。とはいえ、このスタジアムでは簡単なことなんてなにもないんだと繰り返したい。このような試合で逆転するためには、精神的に強く、野心的でなければならない」

■”決定力”について
「チームには得点力のある選手が多くいる。けれどもピッチが乾いていたことで、例えばイニエスタはチャンスで失敗してしまう。ボールが高く跳ねてしまうんだ」

 

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