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バルサB監督セルジ・バルジュアン解任・・・ 後任はラファ・マルケスか

FCバルセロナがBチーム監督の解任を発表
後任には名セントラルだったあのOBが就くと予想されている

マテウ・アレマニーが取り組んでいる構想外選手の新天地探しは思うように進みませんが、、、移籍先を見つける必要のない職員たちとの別れは順調です。バルサB監督だったセルジ・バルジュアンがわずか1シーズンで解任。後任にはライカー&ペップ時代にセントラルとして活躍したマルケスが任命されるだろうと報じられています。

3部リーグ9位

FCバルセロナが昨日6月28日、セルジ・バルジュアンの解任を公式発表しました。

バルジュアンがバルサB監督に任命されたのは昨年夏です。
それまでの3年間 Bチームを指揮し若手選手たちの信頼も厚かったガルシア・ピミエンタ(2020/21シーズンはセグンダBで2位)を切っての任命につき、驚いたのを思い出します。それだけ政治的な色が感じられましたから。
ピミエンタが惜しくも成せなかった2部昇格を目標とした、バルジュアン号の船出でした。

しかし、今季からプリメーラ・ディビシオンRFEFとして新装開店した3部リーグ・グループ2での成績は16勝9分13敗の9位と振るわず。降格圏に足を突っ込む17位から一瞬とはいえ5位まで浮上し、昇格プレーオフ出場争いに絡んだ4月あたりがハイライトでありました。

成績不振による解任のように見えますが、実際のところは、当初からある程度予定されていた人事かもしれません。
ラポルタは昨年から、セルジ・バルジュアンの後任と報じられるラファ・マルケスをBチームの指揮官として考えていた節がある。しかし当時はラファと折り合いがつかず、会長選挙時から陣営の一員でありホセ・ラモン・アレサンコの助手としてフットボル・バセ(育成部門)で働いていたセルジ・バルジュアンに白羽の矢がたったようです。

ということでセルジはフットボル部門の裏方背広組に戻ることもまた発表されています。1年間お疲れ様でした。

ロナルド・クーマンが更迭された際は、チャビ新監督の到来を待つ間、プリメール・エキポ(第一チーム)の臨時監督も担当。

後任の最有力ラファ・マルケス

前述したように、バルジュアンの後任としてフットボル部門の第二チーム(来季からはバルサ・アトレティクと改名)を率いると予想されているのは、あのラファ・マルケス(43)です。

2003年に第一次ラポルタ理事会の二人目の獲得選手となった元メキシコ代表選手で、バルサでは二度のチャンピオンズ優勝に貢献(2005/06、2008/09)。サリーダに長けたエレガントなセントラルでありました。ピケ登場以前はプジョルの相方でしたよね。
2018年に現役引退し、テレビのコメンタリスタとなった後、昨年からRSDアルカラというクラブ(スペイン3部)で下部チームを率いているようです。
派手好きなラポルタらしい人選というか。

かつてのチームメイトだったチャビとはお互いを知り合っているので、選手の行き来などは円滑に運ぶでしょう。テクニコとしては未知数で、メキシカンである彼のフットボル哲学がバルサにどうフィットするのか、ピミエンタ路線を遮断してまで賭ける価値があるのか気になるところではありますが、挑戦するからには成功を願います。まずは正式発表待ちです。

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