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2015年4月11日(土) 2-2:痛たたのエンパテ

  • ■サンチェス・ピスファンで行われたリーガ第31節のセビージャFC対FCバルセロナは、メッシとネイマールのゴールでバルサが2点をリードしながらも、セビージャが2点を返して2-2のドロー。エイバルを破ったマドリーが首位バルサとの勝点を2へと縮めた
  • ネイマールJrが6試合ぶりとなる得点。フリーキックによる得点で、今季のリーガ18点目(通算27点)。SPORTによると、バルサでネイがフリーキックを決めたのは初めてらしい。
  • ネイマールはこの日は出来が良く、1ゴール1アシストとキレのあるプレーを見せていたものの、中盤の人数を増やしたいと考えるルイス・エンリケ監督は73分で彼をチャビと交代。ベンチに引き上げる際に不満げだったとメディアはつっつく。
  • ■前半の30分過ぎまでの内容は非常に良かった。ここ数試合は中盤を省略するプレーが多かったが、セビージャ戦ではティキタカが復活。セビージャの圧力を巧みにかわしていた。それが38分のバネガのロングシュートによる得点後はコントロールを失い、まるで別のチームに。ネイマールをチャビと交代させる策も機能せず、84分にガメイロに2-2とされてからも打つ手なく試合終了。
  • ■バルセロナが2点リードから勝点を落としたのは2013年1月19日のレアル・ソシエダ戦(@アノエタ。3-2負け)以来。 [SPORT]
  • 試合後のあれこれ
  • ■同点ゴールへとつながるエラーを犯したジェラール・ピケが試合後、ツイッターにてファンに謝る。「今日の事を残念に思うけど、(リーガは)僕らが勝つと僕は確信してるよ
  • イバン・ラキティッチは終了のホイッスルが鳴った後、愛するセビージャのファンにユニフォームやスパイクをプレゼントしたりのサービス。試合後はチームと離れてセビージャに残り、夫人とともに古巣の町を楽しんだ様子。
  • ■元セビージャのダニ・アルベスもセビージャで一泊。どういう理由か不明ながらジョルディ・アルバも。
  • ■なんでもハビエル・マスチェラーノが右手に包帯(テーピング?)を巻いていたらしく、実はマドリー戦で指の骨を折っていたことが判明。保護することで問題なくプレー可能とのことで幸いだが、“なぜバルサ医療部はこれを秘密にしているのか?”というその姿勢が問題視されている。 [SPORT]
  • 選手たちのコメント
  • セルヒオ・ブスケツ
  • ■「有利なスコアでコントロールをしたかったし、僕らはそうすることに慣れてはいるけれど、相手もまたプレーをしてるからね。僕らのエラーによって試合が逃げてしまった」「エラーはチーム全体の責任だよ。ひとりの選手じゃなくてね。僕らは全員でプレーをし、3ポイントを得られなかった。もっと難しい試合が残されてるんだ。それ以上蒸し返す必要はないよ
  • アンドレス・イニエスタ
  • ■「エンパテをドラマティックにする必要はないし、すべてをネガティブに見ることもないよ。チームは勝つために良い試合をしたんだ」「試合は0-2となって僕らに有利に運んだけど、セビージャもハーフタイム前に試合に入り、1-2となったことで大きな活力を手にしたね。1-3にすることで落ち着いて勝てただろうけど、それが出来なかった
  • イバン・ラキティッチ
  • ■「チームは少し傷つき、そして自分たち自身に腹を立ててるよ。前半は僕らがコントロールしていたし、僕らは驚くような仕事をしてたんだ。まだ先は長いし、これまでのように行かないとね」「1点返したことでセビージャは勢い付き、ファンの圧力が上がった。それで彼らは心地良く試合を進められたね。僕らは試合にとどめを刺さなければならなかった
  • 試合前のあれこれ
  • ■遠征メンバー18名と理事たちから成るバルサ一行は午前10時半にプラット空港を出発。セビージャには12時頃に到着した。アンダルシア到着後はホテルへと向かい、試合へ向けたコンセントレーション。