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コパ決勝は4月18日(金)か?

来週火曜、連盟と両クラブで話し合って決める。

FCバルセロナとレアル・マドリーとの間で争われることとなった、2013/14シーズンの国王杯。当初の予定では4月19日(土)が決勝戦の開催日とされていましたが、これがクラシコになったことで、スペインフットボル連盟は日程の前倒しを検討。1日早い18日(金)開催がより有力となっています。何故変更されるかといえば、その翌週に控えているチャンピオンズ準決勝イダへの準備期間をより長くするためです。バルサとマドリーがチャンピオンズ準決勝へと至るためにはまだ2つの関門を突破しなければなりませんが、順調に事が運んだ場合、19日では確かにキツいです。

ポイントはチャンピオンズ準決勝

夏にムンディアルがある今年は、元々カレンダーの空きが多くないということになっています。例年であれば5月に行われるコパ決勝が4月に組み込まれたのも、そのためでしょう。バルサのカレンダーを見ると、5月7日(水)や4月16日(水)あたりも空いているのですが、これらは今回の選択肢には入ってようです。栄えあるコパの決勝は出来るかぎり週末に、ということでしょうか。コパ決勝に伴い日程変更となる両チームのリーガ第34節(バルサ対アスレチック・クラブ、バジャドリー対レアル・マドリー)が、5月7日に移動するようです。

当初予定である4月19日(土)の問題点は、バルサとマドリーがチャンピオンズ準決勝に進んだ場合、準備期間がわずか2-3日しかなくなることです。ただでさえ消耗するクラシコですから、コパ決勝の後はエネルギー残量がだいぶ減っているでしょう。リーガクラシコがチャンピオンズ準決勝2試合の間に入り、疲れ果てた2011/12シーズンのようになりかねません。

聖木曜日?聖金曜日?

そこで連盟(RFEF)はコパ決勝の開催日を1-2日前倒しにすることを検討しています。17日(木)か18日(金)に試合を行うことで、チャンピオンズへよりエネルギーを回復して望むことが出来る。それで特に問題ないじゃない、とこちらでは思ってしまうのですが、木金案はスペインにおいてまた別の問題を発生させます。それはこの週がキリスト教にとって重要な意味を持つイースター週間(セマナ・サンタ)であり、聖木曜日と聖金曜日はスペインの祝日。メディアも新聞を売るキオスクも、ここは休日となるからです(カタルーニャ地方は聖木曜は祝日ではない)。

RFEFのホルヘ・ペレス・アリアス書記長は13日、木金開催の可能性についてこう語っています。「聖木曜もまた良い選択肢です。レアル・マドリーやバルセロナがチャンピオンズ準決勝へと勝ち進んだ場合、私たちはそうなることを願っていますが、彼らは準備の時間をより多く持てますからね。聖金曜日には不都合な点があります。それはこの日が休日のため、報道陣も休みとなり、翌日にファイナルの記事がないことも起こりえるからです。それはフットボルにとっても、ファンにとっても良いことではありません」「聖木曜日の開催は、聖週間のバケーションに与える影響がより少ないという利点もあります」

なんだかRFEとしては木曜が良さそうなコメントですが、いずれにせよ、RFEFとバルサとマドリーは来週火曜に話し合いを行い、正式な日程と試合会場を確定させます。ファンがイースター休暇の予定を早く立てられるよう、すみやかに解決していくようです。

会場はメスタージャが濃厚

試合会場については、今回はすんなりと決まりそうです。前回のコパ決勝クラシコ(2011)の際は「ベルナベウ希望!(by バルセロニスタ)」「ベルナベウは工事があるからダメ!(by マドリー)」とすったもんだがありましたが、こちらはメスタージャで問題なさそう。観戦チケットは2011年と同じく、両クラブに2万枚ずつ割り当てられる模様です。

 

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