2018年の初戦、敵地での国王杯セルタ戦に臨むバルセロナ
バルセロニスタの皆さま、明けましておめでとうございます。2018年もどうぞよろしくお願いします。
さて本日1月4日、FCバルセロナは新年初戦となる国王杯1/8ファイナル第1戦をプレーします。相手はファン・カルロス・ウンスエ率いる、リーガ第14節でカンプノウから勝点1を持ち帰ったセルタ・デ・ビーゴ。お楽しみは9月から戦線離脱していたウスマン・デンベレが招集リストに復帰したことです。
攻撃陣が少なく、中盤が豊富
バライードス遠征の招集メンバーにデンベレが入った一方で、エルネスト・バルベルデ監督はレオ・メッシとルイス・スアレス、さらにアンドレス・イニエスタにもまた休日を与えました。
わずか2日前にバルセロナへと戻った南米組がこの試合を休むことは予想どおりでしたが(マスチェラーノは招集を受けた)、イニエスタまで外したのは少々意外。
彼ら以外ではデウロフェウ、バライードスが思い出の場所であるラフィーニャ、それにアルダ・トゥランが監督判断で招集外、パコ・アルカセルも負傷中なので、攻撃はデニス・スアレスやアレイシ・ビダル、バルサBのカルラス・アラニャーとホセ・アルナイスらが担当することになります。
ウスマン・デンベレは通常であれば後半からの出場でしょう。前日会見のバルベルデは「少しずつ出場時間を与えていく必要がある。彼は落ち着きをもって適応していかねばならない」と述べています。
招集リストは以下のとおり。中盤の選手が多いです。
テル・ステーゲン、シレセン、セメド、ピケ、ラキティッチ、ブスケツ、デニス・スアレス、マスチェラーノ、パウリーニョ、ジョルディ・アルバ、ディニェ、セルジ・ロベルト、アンドレ・ゴメス、アレイシ・ビダル、ベルマーレン、(バルサB)アラニャー、アルナイス
過去2回は4失点の苦手スタジアム
こうしてみると、アルカセルの怪我をあらためて痛く感じます。
バルセロナは4-4-2で試合をコントロールしつつ、アウェーゴールの手土産をいくつか持ち帰れば上等、多少困った結果であってもカンプノウでの第2戦で勝負を決めようという目論見でしょうか。
(このバライードスでの90分間を、サンティアゴ・ベルナベウでの前半に見立てるような)
なにせバルサはバライードスを苦手としていて、過去2回の訪問では4-1、4-3とこっぴどく点を奪われて負けています。
しかしバルベルデ体制となってソリッドさを身につけたチームなので、また違った展開になると期待したい。
セルタは時間帯によって激しいプレスをかけてくると予想しますので、その嵐を凌ぎ(シレセンさん、頼みます)国王杯で2得点のホセ・アルナイスが英雄となってくれれば嬉しいですが、さて。
このニュースのまとめ
- ・メッシ、スアレス、イニエスタが招集外
- ・デンベレが招集されたが、先発起用の可能性は低い
- ・アルナイスにかかる期待
- ・バライードスでは無理をせず、カンプノウ勝負か
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