ややこしいゲストもいるだけに、席割りはとってもデリケート。
結婚披露宴なるものをホストとして行われた方はご承知でしょうが、招待客の席割りというのは神経を使う作業です。それが有名人のように、数百人を招待するとなったら・・・ 今回、アンドレス・イニエスタとアンナ・オルティスさんの祝宴には、570人のゲストが出席していたそうです。そしてバルセロニズモには言うまでもなく、ややこしい人間関係がある。ドンがどんなふうに座席を割り振ったのか、興味があるじゃないですか。SPORT紙にそれに関する記事がありましたので、紹介しましょう。
イニエスタが招待したゲストの中で、最もデリケートなのはやはりサンドロ・ロセイとジョアン・ラポルタのご両人でしょう。ふたりが同じ場に居合わせれば、否が応にも周囲の関心は集まってしまう。とりわけ取材を許可されたメディアは放っておきません。そこでアンドレスは彼らが遠く離れたテーブルとなるよう設定。ふたりは無事(?)一度も接触することなく、この夜を終えたそうです。もちろんよりメインとなるのはクラブの現会長。サンドロの周りにはバルトメウ副会長やスビ、議員たち、そして彼らのご夫人たちが固まり、イニエスタ夫妻もここに着席しています。
古城での結婚式には出席せず、夜の祝宴から参加したペップ・グアルディオラはクリスティナ夫人や弟のペレ、イニエスタの代理人、親友のマネル・エスティアルテらと同じテーブルで静かに食事。存在感を消し去っていたようです。
最も華やかであったろう選手たちのテーブルは、セスク、チャビ、プジョル、ピケ、ブスケツ、ペドロ、バルデスといったスペイン人同僚テーブルと、メッシやミリート、エトー、ジョルケラといった席割りとなりました。
一方、出席するといわれていたけれども欠席だった著名人たちは、スペイン代表の現監督デルボスケ、前監督ルイス・アラゴネス爺、ティト・ビラノバ、ミュージシャンのエストパ兄弟など。そういえばカシージャスとサラ・カルボネロの姿もありませんでした。
ちなみに・・・ 夜の10時を過ぎてからスタートしたこの祝宴。食前酒を楽しんだ後、お食事が登場したのが23時頃ですから、文化の違いに驚くばかり。パーティはドンの兄弟たちによるアンナさんとの馴れ初め話や、日本で言うところのお笑い芸人(?)であるゴヨ・ヒメネスによるひとり漫談(一番盛り上がったらしい)などが行われた後、ダンスタイムをもって終了となったそうです。この後は二次会にも突入したと言いますが、選手たちは祝宴終了とともに解散。一方で最後の招待客がホテルへと戻ったのは、朝7時半頃でありましたとさ。
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