試合の後は必ず、自分のプレーを振り返っていると明かすカピタン
先日、バルサと“終身契約”を交わしたアンドレス・イニエスタは誰もが認める才能の持ち主ですが、フットボルエリートとして10年以上トップに君臨し続けるためには、才能だけでは不十分です。契約更新を記念して放送されたバルサTVのインタビューでイニエスタが語ったその言葉は、彼がいまもエリートであり続けるその理由を示しています。
本質は21年間変わっていない
12歳でラ・マシアの門をくぐってから21年、色白だったアンドレス少年は当時夢にも見なかった高みへと到達しました。しかし人としての本質は変わらない、とバルサの8番はいいます。「僕はいつも同じだよ。ここへきた21年前と変わってないと思ってる。学校のグラウンドでやっていたことを覚えてるけど、それは今と変わらない。向上するために成長する必要はあるにせよ、人としての本質に変化はなかったんだ」
「自分は明確な考えを持った人間」で、「ここへきた初日からバルサで成功することが僕の唯一のミッションだった」と説明するイニエスタ。「なにがなんでもバルサでプレーしたかった」、「その確信と自信が報われた」という彼が世界トップ選手となった要因の一つは、今も失われていない飽くなき探究心にあるでしょう。
新しいことは常に存在している
「自分が参加したアクションやエラー、上手くやっていることなどを観察するために、試合が終わった後、それを見直すのが習慣になってるんだ」
「通常、試合の後ですぐに寝たりはしないから、その時間を利用することで試合を振り返りやすくてね。自分のプレーを見るのは好きだよ」
「おそらく、少し見るだけでも次の試合ではそれが残っていて、やらかしたエラーは次はしなくなる」「引退するまでは学び続けられる、それは僕のなかでハッキリしていることの一つだね」
そしてイニエスタは「全てを知ったように思える瞬間であっても、実際はそうじゃなく、新しいことは常に存在している」と考えるがゆえに、今成長している若者たちにも常に学ぶ姿勢が重要だ、と述べています。それは四十路に入った中年でも同じ。日々勉強です・・・。
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